| ヒストグラム
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 おはようございます。シュテックラーは新しい実験ですね。参考になります。ネガカラーフィルムの場合は、銀塩が可能な限り少なくしてあるらしく、第一現像である程度の変化をした後はびくとも動かない感じです。
 
 少ないだけにネガポジ現像の第一では、温度や時間には敏感というかナーバスな反応を示します。
 光に感応した銀塩はカラーカプラーに対して、受けた光の信号を伝えるだけの役割しか持っておらず、自ら画像を形成するだけの力は無いに等しいようです。
 
 ネガカラーをモノクロ現像してみるとわかりますがRGB各層の夫々に別れて受けた信号のまま現像されるので、ヌメ〜ッとした眠い画面となります。
 光の強弱だけを正確にとらえているモノクロフィルムの画面とは明らかな違いがあります。
 
 ネガカラーの場合、ふき取り時の露光は各層の受けた信号をさらに強調させてやる意味があると思います。
 やりすぎると全部が同じ強さになってしまい、撮影時の色の差がはっきりしなくなって画像が汚れるようです。
 
 昼より夜のほうがうまくいくのは、幅の少ない人口の光で、フィルムの一番上にあるシアンの層が吹っ飛んでも目立たないからだと思います。
 
 何しろ新しい分野なので各種の実験は貴重です。ありがとうございました。
 
 canon FT canon FL50mm/1.8 (富士記録用-100)
 papitol Re 40cc/300cc+KSCN 0.5g 23度5分30秒
 水洗後拭取り(60w相当LED30-1m 約2分)
 発色Re40t/300t 30度6分 EDTA 5分 S.Fujifix 3分
 
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