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[No.22080] 多種多様なモノクロ現像液


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[1:4] 多種多様なモノクロ現像液 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2025/05/30(Fri) 10:00 No.22080  
この他にも、シュテックラー二浴式やピロカテコール(昔パイロと呼ばれて写真館などが使っていた)ものなどいろいろです。
検索すればほとんどの現像液が出てきますが、70年以上も現像をやってきた私からすると、いろいろな記述の中で、たった一つ抜けている部分があるような気がします。
それはフィルムが変わったということです。昔の厚い塗布幕、そして粒状の荒いフィルムと現在の薄膜微粒子(又は、粒状の揃った)フィルムとでは現像方法も薬品の使用方法も違ってきたという感じがします。

世界的な銀の暴騰以来、技術力のあるメーカのフィルムは目を見張るような進歩(退化?)をしました。

早い話が、現在のフィルムは昔ほど現像液の影響を受けない感じです。つまり、かなりいい加減でも現像できてしまうということです。
学術的な分析を言い出せばあれこれあるのでしょうが、実際に現像してフィルムとなった場合目で見た差異は区別がつきにくいと思います。
ましてや、スキャナーで取り込んでモニターで見る限り修正の幅も広く昔なら失敗と思えるフィルムもほとんど問題なく使える状態となります。

要するに、あまり細かいことを気にせず自分なりの現像方法で実行あるのみだと思います。現在のフィルムは充分それに耐える性能だと思います。



[2] Re: 多種多様なモノクロ現像液 通太郎爺さん - 2025/05/30(Fri) 10:06 No.22081  

昔の風味を残していたエフケも消えました。ヨーロッパの小さなメーカーの4x5インチ版には今もその風味が残っているようで技術的に大判フィルムへの塗布方法があまり変わっていないものと思われます。
昔の現像液が生きる場所?かもしれません。



[3] Re: 多種多様なモノクロ現像液 mglss - 2025/06/15(Sun) 14:12 No.22082 NEW!  

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こんにちは
モノクロ現像薬の調合は難しくないようですね。
カラーリバーサルの第一現像では色々と調合して遊びましたが、基本となるモノクロネガはやっていませんでした。
薬品は手元にあるので、D76あたりから挑戦してみたいです。

カラーリバーサルはもう厳しくなりましたが、モノクロやカラーネガは新しい商品が出ていますね。
先日発売されたKENTMERE200はグレーベースが薄くコントラストが高いとのことで、モノクロリバーサルに向いているのでは?と思っています。
MarixのSiltaもオレンジベースがないカラーネガということ面白そうです。

画像は何の変哲もない、XTRA400をORIENTAL CNLで現像したものです。
ネガポジ反転はフリーのRAW現像ソフトのARTを使用しています。
Rawtherapeeからフォークしたソフトで、フリーソフトの中では一番ネガポジ反転がしやすいと思います。



[4] Re: 多種多様なモノクロ現像液 通太郎爺さん - 2025/06/15(Sun) 16:01 No.22084 NEW!  

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お久しぶりです。ぜひ挑戦してみてください。

現代のフィルム?のモノクロのネガ現像は、やって見ると思いのほか簡単で昔のフィルムと違って、かなりいい加減でも出来てしまう感じです。

mglssさんの実力なら、張り合いがないと思われるかもしれません。
ネガを反転するソフトも良く出来たものが多いようですが、やはりフィルムのままポジで見るという魅力も捨てがたいと思います。
ネガカラーのポジ現像も少々難度が高いとも言えますが、銀塩(モノクロ)とカラーのエマルジョンを入れ替えるという点ではポジカラー用に作られたフィルムとやり方が大きく変わるわけではありません。

一番厄介なのがモノクロのポジ現像だと私的には思っています。
昔のフィルムは銀塩の幕が厚く塗られていたので漂白液も今は環境問題から使えない重クロム酸カリでスッキリ行きましたが、今のフィルムは薄く塗られたものが殆どなので難しくなっています。
でも、フィルムマニアとしては、難しくなればなるほど挑戦してみる価値があるような気がします。

Nikon F2 (seagull 100) papitol (new)100cc/250cc+KSCN 1cc(0.5g)でブローニーRVP現像の後の液にnew 30cc 26度2分30秒 ニクロム酸漂白2分30秒 E6風の反転液(上澄みにEDTA2Na 2gを亜硫酸Na液に溶かしたものと混合)300t 3分 第二現像 第一現像液にpapitol 50cc(new)添加で3分 ここでの反転液はあまり意味がなかったようです。

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