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最終更新時刻: 2024/11/09 21:10:08

−スレッド一覧 (最新 20 件) −

1: ILFORD Japan E-6 Kit (14) 2: ECN-2自家現像にトライ! (9) 3: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? (8) 4: 増感現像してみました (6) 5: リバーサル現像に初挑戦するも……。 (4) 6: 力を貸してください (3) 7: ネガカラーフィルム反転現像ISO100 (3) 8: ネガカラーフィルム反転現像ISO400 (7) 9: 9/1までこちらの写真展に参加中 (5) 10: そういえば増感現像の手法は? (6) 11: 第一現像液の自家調合(未完成) (4) 12: 超簡易現像?  (11) 13: 摩訶不思議な発色 (7) 14: 外付けHDDを接続 (2) 15: 名前を変えました。 (7) 16: プリントでポジの楽しみが2倍に! (7) 17: デスクトップからノートパソコンへ (1) 18: フェニドンBが溶けにくい (8) 19: 遊び疲れ (5) 20: 遊び疲れ (3)

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[1:14] ILFORD Japan E-6 Kit 投稿者:mglss 投稿日:2024/10/05(Sat) 16:48 No.21898  

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1000 x 667 (336 kB)


こんにちは。お久しぶりです。
お加減いかがでしょうか。

しばらく撮影はお休みしていたのですが、久しぶりにカメラを持ち出し、自家現像しました。
使ったのはILFORD E-6 Kitです。

既製品なので、あっけないくらい簡単に現像処理が終わりました。
当然ながら結果も上々で、普段ヨドバシに出している現像と比べて発色傾向の違いはあるものの、遜色ありません。

使い勝手はよいものの、気になるのは液の耐用期間です。
マニュアルでは、使用液は短いものは1週間、開封済み保存液も短いものは12週しかもたないとされています。
カラーネガの経験上、実際は使用液もボトル満タンなら1か月以上持つのではないかと思っていますが、その辺は今後の現像で試していくつもりです。

OLYMPUS OM-2, OM 35mm F2.8, MarixColorReversal 100D.
ILFORD E-6 kit.



[2] Re: ILFORD Japan E-6 Kit mglss - 2024/10/05(Sat) 16:50 No.21899  

ヒストグラム
1800 x 400 (151 kB)


一緒に短いカラーチャートのフィルムを現像したので、あげておきます。
左から、MarixReveral, Velvia100(RVP100-463), PROVIA100F(RDP3-096)、です。
左端のMarixReversalだけ別日に撮影したものですが、機材や撮影条件は他と揃えてあります。

PCへの取り込みは、スライドの後ろで光らせている乳白板が適正露出のニュートラルグレーになるよう、カメラの露出・WBを調整し、そこから+3.33EVで撮影しました。



[3] Re: ILFORD Japan E-6 Kit 通太郎爺さん - 2024/10/05(Sat) 21:29 No.21900  

かなり良好な発色ですね。文句なしと言ったところでしょうか。
テテナールのキットしか使ったことは無いのですが、保存がネックなのは同じようですね。
おそらく発色剤のCD-3のせいかと思います。ネガフィルム用のCD-4は長く持ちますがCD-3は溶かしてしまうと短いです。
この部分さえ解決できれば・・と思ったので、自家現像液の場合はCDー3をCD-4と入れ替えて使っていました。
さほどの違いはなかったと思いますが、、、

現像キットまで出てくるとは嬉しいですね。



[4] Re: ILFORD Japan E-6 Kit kazuleo - 2024/10/06(Sun) 22:24 No.21901  

mglssさんもILFORDのE-6kitを試されたのですね。
チャートを見るとどのフィルムでも良好な結果が得られるようですね。

このKitでまつむらかめらさんが使われて、Xでいろいろと作例を投稿されていましたが、やはり同様に良好な発色と鮮鋭な画がえられてました。
手軽な河野式に慣れ親しんでしまったので、薬液数が多いと面倒に感じて未だ手を出さずにいます(笑)



[5] Re: ILFORD Japan E-6 Kit kazuleo - 2024/10/06(Sun) 22:41 No.21902  

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750 x 1000 (193 kB)


この週末、先週久しぶりに撮影したE100G(08/2010)を河野式自家現像したのですが、いつも通り第一現像で像が出ていたので、定着後水洗に回したところ真っ黒で愕然、一応十分水洗後乾燥してもご覧の通り。
乳剤面側に僅かに像が見える程度でしばらく脳がバグりました・・・

数時間後現像データを残している最中に、まったく阿呆なことをしていたことに気がつきました。なんと、定着をパピトールでやってました(ガーン)
前回古くなったのでスーパー富士フィックスの定着を捨てたため、新たに定着液を作らねばと手を動かしのはよかったものの、なぜパピトールを作ったのかは今も全く不明です。
ネジが外れていたというより、ボケてたのでしょう(涙)

念のため、再度ちゃんとした定着液につけましたが状態は変わらず(当たり前)
E-6でのこの手の失敗は初めてで、この土日は沈みました。。。



[6] Re: ILFORD Japan E-6 Kit 通太郎爺さん - 2024/10/07(Mon) 08:58 No.21903  

笑ってはいけませんね。
何を隠そう、私も現像を水洗促進液のQWでやったことがあります。タンクに注ぐとき何となく泡が出るなァ・・と思いつつ。
こういう時、とかく原因を深読みして、あ〜でもない、こ〜でもないと一晩考え込んだりして・・(バ〜カみたい)

ま、これも楽しい思い出でとは言うものの、フィルムがパーになって財布にも関係しますので痛い思い出になります。



[7] Re: ILFORD Japan E-6 Kit kazuleo - 2024/10/07(Mon) 21:25 No.21904  

通太郎さんでも、そんなけ経験があるのですね!

今回の失敗では、排出した薬液が変な濁り(薄炭)があったので、何かおかしいなぁと思いましたが、すでに後の祭りでしたね。
初めてのことで、このBBSに投稿しようか迷いながら、原因を探っていたらはっと気がつき、普通では考えられないようなミスをしていました。

そして、幻に終わった傑作の数々に思いをはせて沈んできます(爆)



[8] Re: ILFORD Japan E-6 Kit まつむらかめら - 2024/11/06(Wed) 20:11 No.21924  

ご無沙汰しております。今日も1名ですがリバーサル現像ワークショップを行いました。久しぶりに行って今のところ4名の受講者がおります。
さてイルフォードのE-6キットですが上記の通り保存期間が短いです。しかし液に混ぜる水をミネラルウォーターを煮沸させて作ってみたところ3ヶ月経っても現像可能です。
また、保存液に関してはすぐにパウチにいれることによって1年前の物が使用可能でした。
イルフォードでは水道水に混ぜる、という書き方をしてるので酸素がない水で作れば大丈夫だと思います。保存はそのままのパッケージ入れておく場合の保存期間でパウチなど密閉容器に入れればまず平気だと思います。
アドックスでもE-6キットが出たのですが8本現像で9,500円なので(イルフォードは14,000円で40本)高価なのでイルフォードを長期保存が一番良い感じです。
今後もワークショップを続けていきますのでよろしくお願いいたします。



[9] Re: ILFORD Japan E-6 Kit kazuleo - 2024/11/06(Wed) 20:40 No.21927  

ILFORDは、そんなに保存性が良いのですか!?
私はモノクロ、C-41、E-6、ECN-2のすべてで精製水を使っているので、ILFORDのキットは向いているかも。

ADOXもE-6キット出したようですが、日本で入手できるところはなさそうですね。
一応、Silversaltさんにお願いはしているのですが・・・

自家現像のワークショップ応援しています!



[10] Re: ILFORD Japan E-6 Kit まつむらかめら - 2024/11/06(Wed) 22:44 No.21930  

一応、水道水よりは良いと思ったのと保存瓶がスカスカなのでパウチなどで脱空気が先決だと思い密封しましたが結構元気です。
7液ですが最後はドライウェルなので6液。最悪漂白と定着は今までのBAN2Rとスーパーフジフィクスでも良いとは思われます。第一現像、反転、発色現像だけ守れればよいのかな〜と思ってます。これは次回テストする予定です。



[11] Re: ILFORD Japan E-6 Kit mglss - 2024/11/09(Sat) 19:57 No.21931  

こんばんは。
これはありがたい情報です。
使用液で3か月も持つならかなり保存性が高いですね。
私はとりあえずマニュアル通りに水道水そのままで使用液を作りましたが、次回は混合前に水を熱して溶けている空気を抜いてみます。

保存液については、第一現像液はSILVERCHROMEの経験から私もスパウトパウチで保管しています。
発色現像液はpHが高いのでパウチが破れるのではないかと思い、ボトルのままN2で空気置換して保管しています。
1年保存して大丈夫ならまずパウチで問題ないでしょうね。



[12] Re: ILFORD Japan E-6 Kit mglss - 2024/11/09(Sat) 20:08 No.21932  

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1000 x 671 (181 kB)


>通太郎爺さん

CD-3とCD-4で代用されていたとのことで、早速私もやってみました。

画像はMarixReversalです。
ILFORD E-6を使い、発色現像液のみ「CNL-N1+苛性ソーダ(pH=11.91)」に変更したものです。
仕上がりは前回より1EVほど暗くなったので、PCへの取り込みの際に+1EVしています。

発色傾向は少し色が濃くなっているもののほぼ同じで、一見すると違いはありません。
ただコントラストは明らかに強くなりました。
しかしこの程度の違いなら、発色現像をC-41のものに入れ替えても問題ないように思えます。



[13] Re: ILFORD Japan E-6 Kit mglss - 2024/11/09(Sat) 20:13 No.21933  

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948 x 520 (39 kB)


写っているグレースケールの明るさをグラフにしてみました。
青が前回のILFORD E-6。
赤が今回の発色現像のみ「CNL-N1+苛性ソーダ」にしたものです。
今回の方がコントラストのSカーブが強くなっています。



[14] Re: ILFORD Japan E-6 Kit 通太郎爺さん - 2024/11/09(Sat) 21:10 No.21934  

cd-4と苛性ソーダの方が保存性が良いので使っていました。
苛性ソーダは入れすぎると色が黒っぽくなるので加減が厄介ですが一度分量を覚えればネガ用からの流用ができて便利です。



[21929/21928/21923/21921/21920]  
[2:9] ECN-2自家現像にトライ! 投稿者:kazuleo 投稿日:2024/11/04(Mon) 18:35 No.21916  

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1200 x 900 (196 kB)


先日とある筋から使わなくなったカラーネガフィルムを十数本いただいた中に、シネフィルムのVISION2 200Tを詰めたものが3本あり、これまで手をつけてなかったECN-2の自家現像をしてみようと思い立ちました。

現行のフィルムは、VISION3なので、その一世代前、もちろん期限切れでしょうから、どの程度像がでるのか、初めてのチャレンジなので、どうなるのかは博打です。

レムジェット剥がしと発色現像の薬液処方は、こちらのサイトからお借りしました。
https://grainy.vision/blog/ecn-2-processing

ただし、一部指定の薬剤がなかったため、手持ちのもので代替えをして問題ないかも併せて確認することになりました。

●プレバス
800mlの水
ホウ砂、20g
硫酸ナトリウム、100g ←亜硫酸ナトリウムに置き換え
水酸化ナトリウム、1g
以上を加水して1リットル

亜硫酸ナトリウムの薬剤量が多いので溶解に苦労しました。
レムジェット剥がし後のの1回目の水洗は、写真を撮り忘れたのですがかなりの黒い水でした。2回目の水洗では、こんな程度に。



[2] Re: ECN-2自家現像にトライ! kazuleo - 2024/11/04(Mon) 18:41 No.21917  

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1200 x 900 (256 kB)


発色現像も一部の薬剤を置き返しました。

●発色現像
蒸留水850ml、
亜硫酸ナトリウム、2g
臭化ナトリウム、1.2g ←臭化カリウムに置き換え
CD-3、4g -- 10m分のミックス
無水炭酸ナトリウム、25.6g
重炭酸ナトリウム、2.7g
加水して1リットル

液温は41℃で3分

漂白後にリールをタンクから取り出すと、これまで見たこともない光景が!
フィルムが青い!!
見慣れたオレンジベースではなく、乳剤面の裏側が青くなるんですねぇ。



[3] Re: ECN-2自家現像にトライ! kazuleo - 2024/11/04(Mon) 18:44 No.21918  

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いったん、フィルムをリールから外し、E-6の第一現像後のお掃除の要領でレムジェット剥がしの最終工程として、スポンジでフィルムの裏面を温水の中でこすると、僅かならがスポンジ側に黒く汚れました。



[4] Re: ECN-2自家現像にトライ! kazuleo - 2024/11/04(Mon) 18:47 No.21919  

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900 x 1200 (249 kB)


定着、ドラウェル後にお風呂場につるすと、C-41現像のフィルムに比べベースの色が焦げ茶色というか黒っぽいですね。
とにかく、3本とも像は出ているので、現像はなんとか無事にできたようです。



[5] Re: ECN-2自家現像にトライ! kazuleo - 2024/11/04(Mon) 18:49 No.21920  

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ライトボックスに載せたネガをiPhoneで撮影。
期限切れとはいえ、十分像が出ているので、どのような色傾向なのか、気になります。



[6] Re: ECN-2自家現像にトライ! kazuleo - 2024/11/04(Mon) 18:54 No.21921  

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iPhoeのアプリNEGATIVE PROで簡易に現像してみるとこんな感じ。
色とりどりの選挙ポスターが貼られた壁ですが、それぞれ見たどおりの色がでてそうです。レンズを変えて、35mm、28mm、40mmと3本を撮り分けたので、それぞれの色傾向も確認できそうです。

手持ちには友人から分けてもらったVISION3が数本あるので、薬液が痛まないうちに再度トライしてみます。



[7] Re: ECN-2自家現像にトライ! 通太郎爺さん - 2024/11/04(Mon) 21:01 No.21923  

VISION 2 200T、懐かしいフィルムです。映画用なので400フィートの大きな缶に入っています。カットして使うのに苦労した覚えがあります。
タングステンタイプだったと思うのですが、そのまま日中光で撮ってソフトで補正してました。
裏に塗ってある炭素系の反射防止膜(バッキングコート)はアルカリ系の液なら比較的簡単に溶けて流れますが、期限切れだと残りやすいので、バッキング液を使った後に石鹸を塗ったスポンジで挟んでふき取っていました。

いよいよ「病膏肓に入る」ですね。頑張ってください。




[8] Re: ECN-2自家現像にトライ! kazuleo - 2024/11/06(Wed) 20:49 No.21928  

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通太郎さん

おっしゃるとおり、すでに病膏肓に入ってます。
とはいえ、VISION2もすでにお試しとは、お見それしました。
もう、やっていないことがないのでしょうね。今頃になって、その後を追っかけている若輩者を笑ってやってください。

せっかくECN-2の扉を開けたと思ったら、なんとVISION3の35mmフィルムは、国内での入手の道がたたれてしまいました。
ヤフオクやメルカリで詰め直したVISION3を売りまくった馬鹿野郎たちのせいで、販売中止となってしまいました。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kodak/mpnews24001.html

円安が一考に回復しない為替の状況では、海外からの購入も躊躇してしまいます。
あぁ、ホントに残念・・・



[9] Re: ECN-2自家現像にトライ! 通太郎爺さん - 2024/11/06(Wed) 22:28 No.21929  

かなり以前のことですが、巻きなおしの映画用フィルムを知らずに購入し撮影済みを一般のラボへ持ち込んだバカがいました。ラボは何も知らずに自動現像機に入れたのでバッキングが現像液に溶け出し大損害を被ったそうです。

海外旅行で買ったフィルムを持ち込まれた時、フィルムの裏の真っ黒な色(バッキング)とパーフォレーションの穴の型が映画の撮影機用な事に気を付けるよう親しい写真屋に教えてあげたことがありました。
こういう事情も映画用フィルムを出さなくなった原因の一つかもしれませんね。



[21926/21925/21910/21909/21908]  
[3:8] E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? 投稿者:kazuleo 投稿日:2024/10/07(Mon) 21:34 No.21905  
アホな失敗を踏まえ、確認というか相談です。

これまで、E-6の定着液にはスーパー富士フィックスをつかっていました。
なかなかへたらず安定していたので、かなり長く使えていました。
そして、こちらは迅速酸性「硬膜」定着液ですね。お陰で、水洗時間も結構長目にしていました。

カラーネガの場合は、中性またはアルカリ、or 弱酸性の非硬膜をということで、IRFORDのハイパムフィクサーを使用しています。

E-6の定着には、硬膜 or 非硬膜のどちらがよいのでしょうか?
ポジ像をフィルム上に描き出すので硬膜がむいているということになるのだろうか??
皆さん、どうされてます?



[2] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? 通太郎爺さん - 2024/10/08(Tue) 09:23 No.21906  

私は、深い考えもなく、硬膜一種類でやってました。
銀塩の場合は銀がむき出しのまま画像を作っているので酸化防止のためにも硬膜でカバーした方が良いと聞いていましたが、カラーの場合は色素なので、あえて硬膜にする必要はない・・・と言うことのようです。

正確なことは知りません。



[3] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? kazuleo - 2024/10/09(Wed) 22:57 No.21907  

通太郎さん、ありがとうございます。
カラーネガはおっしゃるとおりですねぇ。

E-6はスーパー富士フィックスで安定して良好な結果が得られてきたので、廃版になるまで引き続き使っていこうかな。
あちこち探してみても、答えが見つからなかったということもあり、前回のような失敗をしないよう早めに補充してリベンジします。



[4] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? mglss - 2024/10/13(Sun) 15:58 No.21908  

モノクロネガ、カラーネガ、河野式リバーサル現像共に、すべて酸性非硬膜のSILVERCHROME RapidFixer(以前は中外MyFixerという名前)で問題なくやっています(使用液は分けています)。
酸性が色素に影響するという話を聞いたことがあるので、弱酸性・アルカリ・中性なども試したことがありますが、結果に違いはありませんでした。
ネットを見るといろんな意見があるようですが、個人的には何でもいいのでは?と感じています。
とはいえ、私は自家現像を始めてからまだ6年なので、長期間経過したときの影響は分かりません。



[5] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? 通太郎爺さん - 2024/10/13(Sun) 20:04 No.21909  

>酸性が色素に影響するという・・

私も聞いたことがありますが、カラーで30年以上のネガも目に見えるほどの変わり方はないようです。色素が酸化に弱いなら、空気中常温ですぐに変化してしまうと思います。
そのようなことが無いのは絵の具の色素(顔料?)に近いものが使用されているのではないでしょうか。



[6] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? kazuleo - 2024/10/14(Mon) 10:30 No.21910  

mglssさん、河野さん

カラーネガの場合は、色素の関係上酸性定着液はNGで、弱酸性or中性orアルカリ性のものを使用ということでしょうね。
硬膜か非硬膜かは特に問わないのかもしれません。

とすると、今や内式となったカラーリバーサルはカラーネガ同様、酸性より弱酸性or中性orアルカリ性の方がよいのかと考えてしまいますが・・・
E-6自家現像初めて私もようやく4年程度なので、硬膜or非硬膜以上に答えが見つけられていません。



[7] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? まつむらかめら - 2024/11/06(Wed) 20:22 No.21925  

先日、東京工芸大学の内藤教授と話す機会があったのですが定着はスーパーフジフィクスを使ってると話したら「定着はアルカリ性がいいよ」との事でした。理由を聞かなかったのが悔やまれますがイルフォードE-6キットは多分アルカリです。その後の水洗が3分なので時間短縮のためかと思います。
また最近のフィルムは固くなってるために非硬膜が主流と言われたことがあります。イルフォードの定着液はほとんどが非硬膜になってるのはそのせいだとか・・・



[8] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? kazuleo - 2024/11/06(Wed) 20:33 No.21926  

まつむらさん

コメントありがとうございます!
EMの内藤さんの展示は先週末、私も拝見しました。
時代は非硬膜、中世orアルカリ性でしょうか。C-41ではRPID FIXERを使っているので、E-6 & ECN-2もスイッチすることにします。



[21922/21915/21914/21913/21912]  
[4:6] 増感現像してみました 投稿者:kazuleo 投稿日:2024/10/27(Sun) 22:41 No.21911  

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429 x 500 (164 kB)


前回、パピトールで定着してしまったリベンジで、E100G(EXp.08/2010)を増感現像してみました。

期限切れということもありますが、普段はISO80で割合ニュートラルな色が出ていたので、今回はISO160(+1段)増感にトライです。

第一現像(SILVER CHROME DEVELOPER)の現像時間を通常6分としているところを、1.35倍の8.1分に延ばしました。

第一現像終わりで、フィルムの状態を確認したところほとんど像らしきものが見えず、また薬液間違えたかとおもったほどでした。ひとまず、行程をすすめ定着、水洗に進めました。ちなみに発色はBANでpH12.7でした。

水洗後のフィルムを見てみると、やはり通常(増感なし)時と比べ、像の出が思わしくなく、乾燥後も通常とはやはり異なる結果となりました。
ライトボックスにおいて、一覧にしたものがこちら。
全体的にMagendaに寄っていることと、ポジらしい鮮やかさには欠けて、哀愁漂う色調に。



[2] Re: 増感現像してみました kazuleo - 2024/10/27(Sun) 22:51 No.21912  

ヒストグラム
1000 x 750 (348 kB)


一部の拡大画像がこちら。
色味が崩れたのが期限切れのためか、増感のせいなのか、あるいは両方か?

第一現像の現像力を高めるなどしないと、現像時間を延ばすだけでは良好な結果が得られないのかもしれません。今一度、期限切れではないポジも使って、さらなる検証をしていきます。



[3] Re: 増感現像してみました 通太郎爺さん - 2024/10/28(Mon) 07:54 No.21913  

お早うございます。
見たところ、典型的な期限切れの発色と思われます。もっと期限切れからが長くなると、茶色というか赤茶けた色だけになってきます。
切れてから10年以上でしょうかね。期限内のフィルムと同時に2本をタンクに入れて現像してみるとその差がわかると思います。

パーフォレーション部分のKODAKの刻印が白く抜けているところを見ると現像そのものはほぼ正常だと思います。



[4] Re: 増感現像してみました kazuleo - 2024/10/28(Mon) 21:00 No.21914  

通太郎さん

早速のコメントありがとうございます!
期限は、2010年8月なので、まるまる14年、一回り以上過ぎていますから致し方なしですかね。
次回、期限切れと期限内を同時に現像してみますね。



[5] Re: 増感現像してみました 通太郎爺さん - 2024/10/31(Thu) 09:23 No.21915  

ヒストグラム
1200 x 721 (235 kB)


同時現像した資料が出てきましたので貼っておきます。上が期限切れから15年経たものです。現像は自家調合のE6、ほぼ規定通りの現像で増感もして居ません。普通ならばフジも同じような発色をするのですが、さすがに色が出ていない感じです。



[6] Re: 増感現像してみました kazuleo - 2024/11/04(Mon) 20:21 No.21922  

15年もの、やはり厳しいですねぇ。
これまで何本か期限切れのポジを現像しましたが、メーカー、銘柄によらず期限切れでも、そこそこ色が出るモノもあれば、全くだめなモノもあり、やはり保存状態なのかと。
昨今のリバーサルフィルムの価格が、半版から1/3程度になってほしいものです。



[21897/21896/21895/21894]  
[5:4] リバーサル現像に初挑戦するも……。 投稿者:茜しゅん 投稿日:2024/09/23(Mon) 01:15 No.21894  

ヒストグラム
1800 x 1200 (2,681 kB)


はじめまして。
最近自家現像を始めたひよっ子です。現像についてあれこれ調べているうちにこちらにたどり着きました。

これまでモノクロネガのコーヒー現像、モノクロネガのMQ自家調製現像液での現像、カラーネガをMARIXのC-41キットで現像、とステップアップしてきました。
ゆくゆくはILFORDのリバーサル現像キットを買うつもりではいるものの、一旦手持ちの薬品だけである程度はそれっぽくできないだろうか、と考え以下の通りで現像しました。


フィルム: Velvia 50 期限切れ(何年前か不明、ベロの乳剤面には怪しいシミが……)

前浴: 38℃くらいの水道水、排出液の色がなくなるまで数回撹拌と排出

第一現像: 38℃ 6分 30/30/4
MQ現像液、北原樹一様のサイトを参考に作ったモノクロ用現像液です。
メトール     0.10g
ヒドロキノン   0.10g
亜硫酸ナトリウム 1.00g
炭酸ナトリウム  0.85g
希釈後の使用液  400mL

停止: 38℃ 1分 連続撹拌
1.5wt%のクエン酸水溶液で停止、その後よく水洗。

反転露光: 1〜2分程度、時間計測せず……。
樹脂製リールはフィルムが濡れていると巻き直しにコツがいる、というのを見て横着し、リールから外さないままで露光しました。これが1つ敗因となった模様です。

発色現像: 38℃ 6分 30/30/4
MARIX C-41キット 発色現像液
液の使用は2回目のため、疲労はほぼ無いと考えていいと思います。

停止: 38℃ 1分 連続撹拌
1回目と同様です。

漂白: 38℃ 5分 30/30/4
MARIX C-41キット 漂白液
発色現像液同様、疲労はしていないかと思います。

水洗: 38℃くらい 1分 連続撹拌

定着: 38℃ 5分 30/30/4
スーパーフジフィックスをパッケージ記載通りに希釈し使用。

水洗、ドライウエル: 常温、しっかりと


結果が添付画像の通りです。ワカメのようなものを生み出してしまいました。
水滴の影があるのは間違いなく反転露光時の失敗ですが、緑一色なのは何故……。
こちらのBBSの過去ログを見ましたが、リバーサル現像は第一現像が重要なのですね。
第一現像液にロダンカリもハイポも一切添加していないせいでこんな緑になったのでしょうか……。

いきなり高いフィルムで挑戦するのも怖く、期限切れのあまり状態が良くなさそうなフィルムを使ってしまったので、何が悪かったのか心当たりが多過ぎる結果に。
Lightroomで補正してあげると一応発色は出ており、ネガをクロス現像したような画は取り出せました。



[2] Re: リバーサル現像に初挑戦するも……。 通太郎爺さん - 2024/09/23(Mon) 08:56 No.21895  

しゅんさんいらっしゃい。フィルム撮影および現像、頑張ってください。

グリーンなのは
@ フィルムの劣化、特に冷蔵ないし冷凍保存したものは冷蔵からの出し方が難しく日本の場合は湿度による劣化が防ぎようがありません。常温保存が無難です。
A第一現像液のアルカリが少し弱いのでは?ロダンカリがないと画像のエッジがゆるくなってピントが甘くなります。
Bモノクロやネガカラーの反転と違ってポジカラーの場合は理論的に第二露光は不要です。
CC-41用の現像液そのままではアルカリが弱いので少しアルカリ剤を添加するとよいと思いますC-41はpHが10,2程度ポジ用は12程度必要だと思います。

思い付くことを書きましたが、ほかの方々のご意見も聞かせていただけるとありがたいです。




[3] Re: リバーサル現像に初挑戦するも……。 茜しゅん - 2024/09/23(Mon) 10:50 No.21896  

お返事ありがとうございます。

@真夏の30℃近くなる室内に置いておくのがどうしても怖く、これまで新品も中古品も全て冷蔵庫保管をしていましたが、やはり湿度は仰る通りですよね。
135はケース、120は内袋未開封で24時間くらいで常温に戻して使うようにしてもダメージは避けられないのでしょうか?

Aフェノールフタレインでの目視である程度は確認していたのですが、10は超えていそうだなぁくらいで済ませてしまっていました。次はちゃんとpHメータを買って12くらいに調整してみます。

B言われて思い出しましたが、第二露光はコマ周囲の黒をよりしっかり黒にするため、のような話を見たような記憶がありますね……。今回のような事故を防ぐため、とりあえずポジ現像の成功を達成するまでは第二露光なしでやってみます。

CそうなるとC-41用とは分けて用意しておくのが良さそうですね。幸い今のところ一度の現像で500mL以上を使うことがないので、1L分をpH別の500mLずつで運用してみます。

今日もこれからモノクロ、カラーネガ、カラーポジのフィルムを携えて撮影に行く予定なので(全部撮りきれるかな……)、近日中に再挑戦してみます。
それにしても、こうして失敗らしい失敗を経験すると、普段いかに舗装された道の上を歩いているのかということを実感します。先人たちの積み重ねに感謝ですね。



[4] Re: リバーサル現像に初挑戦するも……。 通太郎爺さん - 2024/09/23(Mon) 21:37 No.21897  

@の件ですが、冷蔵庫の5度からだして10度まで5〜10時間時間程度、10度から20度で5時間、20度から30度で3時間程度と温度管理が出来ればよいのですが冷蔵庫から室温の30度になると最初の10度になる前にフィルムに露がついてダメになります。ブローニーはビニール系の袋で密封されていますので袋に穴がない限りほぼ大丈夫ですが、35mmはだめです。
Bの第二露光ですが、コダックが初期に出した外式カラーポジの場合は第二露光が必要だったらしいのですが、これはフィルムに色素が内蔵されていませんので自家現像はほぼ無理です。しかも、露光の強さや時間などの違いで発色に影響するためコダックの専門ラボでしかできないと聞きました。
フィルムに色素カプラーを入れておく内式になってから第二露光が不要になり安定した発色となりました。

第一現像が終わったら十分に水洗して現像を止めます。こうなこうなれば、明室(太陽光などでもない限り)へ出してもだいじょうぶなのでスポンジンジなどで挟んで水洗しながら膜面を軽くふき取ってやります。第一現像液の影響をなくすためです。
この後、発色液に入れます。

Cのアルカリ度ですが苛性ソーダが効きます。500mmなら0.5g〜1g程度でよいかもしれません。テストしながらやってみてください。 

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