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最終更新時刻: 2025/05/30 10:06:57

−スレッド一覧 (最新 20 件) −

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[1:2] 多種多様なモノクロ現像液 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2025/05/30(Fri) 10:00 No.22080  
この他にも、シュテックラー二浴式やピロカテコール(昔パイロと呼ばれて写真館などが使っていた)ものなどいろいろです。
検索すればほとんどの現像液が出てきますが、70年以上も現像をやってきた私からすると、いろいろな記述の中で、たった一つ抜けている部分があるような気がします。
それはフィルムが変わったということです。昔の厚い塗布幕、そして粒状の荒いフィルムと現在の薄膜微粒子(又は、粒状の揃った)フィルムとでは現像方法も薬品の使用方法も違ってきたという感じがします。

世界的な銀の暴騰以来、技術力のあるメーカのフィルムは目を見張るような進歩(退化?)をしました。

早い話が、現在のフィルムは昔ほど現像液の影響を受けない感じです。つまり、かなりいい加減でも現像できてしまうということです。
学術的な分析を言い出せばあれこれあるのでしょうが、実際に現像してフィルムとなった場合目で見た差異は区別がつきにくいと思います。
ましてや、スキャナーで取り込んでモニターで見る限り修正の幅も広く昔なら失敗と思えるフィルムもほとんど問題なく使える状態となります。

要するに、あまり細かいことを気にせず自分なりの現像方法で実行あるのみだと思います。現在のフィルムは充分それに耐える性能だと思います。



[2] Re: 多種多様なモノクロ現像液 通太郎爺さん - 2025/05/30(Fri) 10:06 No.22081  

昔の風味を残していたエフケも消えました。ヨーロッパの小さなメーカーの4x5インチ版には今もその風味が残っているようで技術的に大判フィルムへの塗布方法があまり変わっていないものと思われます。
昔の現像液が生きる場所?かもしれません。



 
[2:1] ビタミンC現像液 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2025/05/29(Thu) 21:17 No.22079  
少し変わったものとしてビタミンCを使った現像液があります。原液は保存性がよく1年ほどでも何ともなかった経験があります。
作った原液を50倍に薄めて使うので一度作ると使うときに薄めるだけで便利です。

TEA(トリエタノールアミン) 100t
フェニドン  0.25g
アスコルビン酸  10g

TEAはネットでも買えますが、ドロリとして扱いは少々厄介です。少し温めて(湯煎するのが安全でしょう)その中にフェニドンとアスコルビン酸を溶かし込みます。
現在ではフェニドンの入手が難しいようなので、これをメトールに変えますメトールだと1g〜2g入れないと効果的ではありません。
アスコルビン酸は大手の薬局で注文すれば取りよせてくれます。

この他にもネットで検索すればモノクロ現像液がいくつも出てきますが、実際にあまり現像をやったことがない方が書いているものもありますのでご自分で確かめるのが肝心です。

多くの処方は古いもので、昔のフィルムには対応していますが現在のフィルムに使うと薬品の無駄が多いです。
自分が常時使うフィルムに合わせて変化させて使うのが賢明かと思います。



 
[3:1] 現像液レシピ 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2025/05/28(Wed) 17:35 No.22078  
同じコダックの現像液にD23があります。
メトール単体の現像液ですが、作るのも簡単なので自家調合の初めとしては良いと思います。
薬の種類が少ないと何となく頼りない感じがしますが、なかなかのものです。
メトール単体で有名なものがミクロファインではないでしょうか。

水 750t(40度ぐらいが扱いやすい)
メトール 8g
亜硫酸ナトリウム 100g

全部の薬品が透明になるまで解けたら水を加えて1000tにして出来上がりです。



 
[4:1] 現像液レシピ 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2025/05/27(Tue) 16:01 No.22077  
現像液について書いてみます。先ずはごく一般的なモノクロフィルム用現像液D76です。

水 750t(40度程度の方が薬が溶けやすい)
  
メトール   2g
Na2SO3(亜硫酸ナトリウム)  100g
ヒドロキノン(ハイドロキノン)  5g
硼砂(ほうしゃ)  2g
水(40度程度の)を加えて1000tとします。

この順番に溶かすとうまくいく。メトールは少し溶けにくいので気長にやること。

昔のフィルムは薬の幕が厚いので20度で10〜20分程度、やりすぎると空などの明るい部分が真っ黒(ネガの場合)になってしまい、焼き付けるときに難渋したものですが、最近のフィルムは薬が薄いため、6〜10分でも十分です。
間違って長めにやってしまっても、ある程度の所で現像が進まないので黒焦げにはなりません。

D76は古い処方なので使い物にならない、という人もいますが、自家調合するなら安定して作りやすい液だと思います。
亜硫酸ナトリウムや硼砂も少々減らしても今のフィルムには対応するようです。

あまり長持ちしないので10日ぐらいをめどに使い切る量を分けて残りを小瓶に密封するとよいと思います。
少々茶色になってもさほどの能力は落ちません。



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[5:3] 写真展参加のお知らせ 投稿者:kazuleo 投稿日:2025/05/23(Fri) 10:15 No.22071   HomePage

ヒストグラム
1748 x 1181 (230 kB)


例年開催の127フィルムカメラで撮影された写真展、「4x4 Photography」vol.9に参加します。最終土日は、かわうそ商店さんのフィルム販売も開催です。
お時間ございましたら是非お立ち寄りください。なお、フィルムプロセッサー「AGO」の展示も行います。
今回は作品候補になるモノクロが無く、カラーポジとカラーネガからのプリント各1枚を出展。なお、どちらも色むらに悩まされていて、本日再々度のプリントで何とか間に合わせたいと少し切羽詰まってます。

会期 : 2025年5月31日(土)〜 8日(日)
時間 : 10時30分〜19時、初日15時〜・最終日16時迄 休廊 : 6月5日(木)
会場 : 東京都新宿区四谷4-20 四谷ひろば地下1階 CCAAアートプラザ 四谷三丁目ランプ坂ギャラリーランプ 1・3



[2] Re: 写真展参加のお知らせ 通太郎爺さん - 2025/05/23(Fri) 10:19 No.22073  

お知らせ有難うございます。
何とかお邪魔できると良いのですが、体調の件もあり、奮励努力してみます。



[3] Re: 写真展参加のお知らせ kazuleo - 2025/05/23(Fri) 22:45 No.22076   HomePage

通太郎さん、もちろん無理はなさらずに。
因みに私の在廊は、5/31、6/1、6/4、6/7-8です。

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