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最終更新時刻: 2024/10/14 10:30:03

−スレッド一覧 (最新 20 件) −

1: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? (6) 2: ILFORD Japan E-6 Kit (7) 3: リバーサル現像に初挑戦するも……。 (4) 4: 力を貸してください (3) 5: ネガカラーフィルム反転現像ISO100 (3) 6: ネガカラーフィルム反転現像ISO400 (7) 7: 9/1までこちらの写真展に参加中 (5) 8: そういえば増感現像の手法は? (6) 9: 第一現像液の自家調合(未完成) (4) 10: 超簡易現像?  (11) 11: 摩訶不思議な発色 (7) 12: 外付けHDDを接続 (2) 13: 名前を変えました。 (7) 14: プリントでポジの楽しみが2倍に! (7) 15: デスクトップからノートパソコンへ (1) 16: フェニドンBが溶けにくい (8) 17: 遊び疲れ (5) 18: 遊び疲れ (3) 19: 127day神保町散歩 (4) 20: デジカメですが・・ (12)

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[21910/21909/21908/21907/21906]  
[1:6] E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? 投稿者:kazuleo 投稿日:2024/10/07(Mon) 21:34 No.21905  
アホな失敗を踏まえ、確認というか相談です。

これまで、E-6の定着液にはスーパー富士フィックスをつかっていました。
なかなかへたらず安定していたので、かなり長く使えていました。
そして、こちらは迅速酸性「硬膜」定着液ですね。お陰で、水洗時間も結構長目にしていました。

カラーネガの場合は、中性またはアルカリ、or 弱酸性の非硬膜をということで、IRFORDのハイパムフィクサーを使用しています。

E-6の定着には、硬膜 or 非硬膜のどちらがよいのでしょうか?
ポジ像をフィルム上に描き出すので硬膜がむいているということになるのだろうか??
皆さん、どうされてます?



[2] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? 通太郎爺さん - 2024/10/08(Tue) 09:23 No.21906  

私は、深い考えもなく、硬膜一種類でやってました。
銀塩の場合は銀がむき出しのまま画像を作っているので酸化防止のためにも硬膜でカバーした方が良いと聞いていましたが、カラーの場合は色素なので、あえて硬膜にする必要はない・・・と言うことのようです。

正確なことは知りません。



[3] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? kazuleo - 2024/10/09(Wed) 22:57 No.21907  

通太郎さん、ありがとうございます。
カラーネガはおっしゃるとおりですねぇ。

E-6はスーパー富士フィックスで安定して良好な結果が得られてきたので、廃版になるまで引き続き使っていこうかな。
あちこち探してみても、答えが見つからなかったということもあり、前回のような失敗をしないよう早めに補充してリベンジします。



[4] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? mglss - 2024/10/13(Sun) 15:58 No.21908  

モノクロネガ、カラーネガ、河野式リバーサル現像共に、すべて酸性非硬膜のSILVERCHROME RapidFixer(以前は中外MyFixerという名前)で問題なくやっています(使用液は分けています)。
酸性が色素に影響するという話を聞いたことがあるので、弱酸性・アルカリ・中性なども試したことがありますが、結果に違いはありませんでした。
ネットを見るといろんな意見があるようですが、個人的には何でもいいのでは?と感じています。
とはいえ、私は自家現像を始めてからまだ6年なので、長期間経過したときの影響は分かりません。



[5] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? 通太郎爺さん - 2024/10/13(Sun) 20:04 No.21909  

>酸性が色素に影響するという・・

私も聞いたことがありますが、カラーで30年以上のネガも目に見えるほどの変わり方はないようです。色素が酸化に弱いなら、空気中常温ですぐに変化してしまうと思います。
そのようなことが無いのは絵の具の色素(顔料?)に近いものが使用されているのではないでしょうか。



[6] Re: E-6の定着液は、硬膜か非硬膜か? kazuleo - 2024/10/14(Mon) 10:30 No.21910  

mglssさん、河野さん

カラーネガの場合は、色素の関係上酸性定着液はNGで、弱酸性or中性orアルカリ性のものを使用ということでしょうね。
硬膜か非硬膜かは特に問わないのかもしれません。

とすると、今や内式となったカラーリバーサルはカラーネガ同様、酸性より弱酸性or中性orアルカリ性の方がよいのかと考えてしまいますが・・・
E-6自家現像初めて私もようやく4年程度なので、硬膜or非硬膜以上に答えが見つけられていません。



[21904/21903/21902/21901/21900]  
[2:7] ILFORD Japan E-6 Kit 投稿者:mglss 投稿日:2024/10/05(Sat) 16:48 No.21898  

ヒストグラム
1000 x 667 (336 kB)


こんにちは。お久しぶりです。
お加減いかがでしょうか。

しばらく撮影はお休みしていたのですが、久しぶりにカメラを持ち出し、自家現像しました。
使ったのはILFORD E-6 Kitです。

既製品なので、あっけないくらい簡単に現像処理が終わりました。
当然ながら結果も上々で、普段ヨドバシに出している現像と比べて発色傾向の違いはあるものの、遜色ありません。

使い勝手はよいものの、気になるのは液の耐用期間です。
マニュアルでは、使用液は短いものは1週間、開封済み保存液も短いものは12週しかもたないとされています。
カラーネガの経験上、実際は使用液もボトル満タンなら1か月以上持つのではないかと思っていますが、その辺は今後の現像で試していくつもりです。

OLYMPUS OM-2, OM 35mm F2.8, MarixColorReversal 100D.
ILFORD E-6 kit.



[2] Re: ILFORD Japan E-6 Kit mglss - 2024/10/05(Sat) 16:50 No.21899  

ヒストグラム
1800 x 400 (151 kB)


一緒に短いカラーチャートのフィルムを現像したので、あげておきます。
左から、MarixReveral, Velvia100(RVP100-463), PROVIA100F(RDP3-096)、です。
左端のMarixReversalだけ別日に撮影したものですが、機材や撮影条件は他と揃えてあります。

PCへの取り込みは、スライドの後ろで光らせている乳白板が適正露出のニュートラルグレーになるよう、カメラの露出・WBを調整し、そこから+3.33EVで撮影しました。



[3] Re: ILFORD Japan E-6 Kit 通太郎爺さん - 2024/10/05(Sat) 21:29 No.21900  

かなり良好な発色ですね。文句なしと言ったところでしょうか。
テテナールのキットしか使ったことは無いのですが、保存がネックなのは同じようですね。
おそらく発色剤のCD-3のせいかと思います。ネガフィルム用のCD-4は長く持ちますがCD-3は溶かしてしまうと短いです。
この部分さえ解決できれば・・と思ったので、自家現像液の場合はCDー3をCD-4と入れ替えて使っていました。
さほどの違いはなかったと思いますが、、、

現像キットまで出てくるとは嬉しいですね。



[4] Re: ILFORD Japan E-6 Kit kazuleo - 2024/10/06(Sun) 22:24 No.21901  

mglssさんもILFORDのE-6kitを試されたのですね。
チャートを見るとどのフィルムでも良好な結果が得られるようですね。

このKitでまつむらかめらさんが使われて、Xでいろいろと作例を投稿されていましたが、やはり同様に良好な発色と鮮鋭な画がえられてました。
手軽な河野式に慣れ親しんでしまったので、薬液数が多いと面倒に感じて未だ手を出さずにいます(笑)



[5] Re: ILFORD Japan E-6 Kit kazuleo - 2024/10/06(Sun) 22:41 No.21902  

ヒストグラム
750 x 1000 (193 kB)


この週末、先週久しぶりに撮影したE100G(08/2010)を河野式自家現像したのですが、いつも通り第一現像で像が出ていたので、定着後水洗に回したところ真っ黒で愕然、一応十分水洗後乾燥してもご覧の通り。
乳剤面側に僅かに像が見える程度でしばらく脳がバグりました・・・

数時間後現像データを残している最中に、まったく阿呆なことをしていたことに気がつきました。なんと、定着をパピトールでやってました(ガーン)
前回古くなったのでスーパー富士フィックスの定着を捨てたため、新たに定着液を作らねばと手を動かしのはよかったものの、なぜパピトールを作ったのかは今も全く不明です。
ネジが外れていたというより、ボケてたのでしょう(涙)

念のため、再度ちゃんとした定着液につけましたが状態は変わらず(当たり前)
E-6でのこの手の失敗は初めてで、この土日は沈みました。。。



[6] Re: ILFORD Japan E-6 Kit 通太郎爺さん - 2024/10/07(Mon) 08:58 No.21903  

笑ってはいけませんね。
何を隠そう、私も現像を水洗促進液のQWでやったことがあります。タンクに注ぐとき何となく泡が出るなァ・・と思いつつ。
こういう時、とかく原因を深読みして、あ〜でもない、こ〜でもないと一晩考え込んだりして・・(バ〜カみたい)

ま、これも楽しい思い出でとは言うものの、フィルムがパーになって財布にも関係しますので痛い思い出になります。



[7] Re: ILFORD Japan E-6 Kit kazuleo - 2024/10/07(Mon) 21:25 No.21904  

通太郎さんでも、そんなけ経験があるのですね!

今回の失敗では、排出した薬液が変な濁り(薄炭)があったので、何かおかしいなぁと思いましたが、すでに後の祭りでしたね。
初めてのことで、このBBSに投稿しようか迷いながら、原因を探っていたらはっと気がつき、普通では考えられないようなミスをしていました。

そして、幻に終わった傑作の数々に思いをはせて沈んできます(爆)



[21897/21896/21895/21894]  
[3:4] リバーサル現像に初挑戦するも……。 投稿者:茜しゅん 投稿日:2024/09/23(Mon) 01:15 No.21894  

ヒストグラム
1800 x 1200 (2,681 kB)


はじめまして。
最近自家現像を始めたひよっ子です。現像についてあれこれ調べているうちにこちらにたどり着きました。

これまでモノクロネガのコーヒー現像、モノクロネガのMQ自家調製現像液での現像、カラーネガをMARIXのC-41キットで現像、とステップアップしてきました。
ゆくゆくはILFORDのリバーサル現像キットを買うつもりではいるものの、一旦手持ちの薬品だけである程度はそれっぽくできないだろうか、と考え以下の通りで現像しました。


フィルム: Velvia 50 期限切れ(何年前か不明、ベロの乳剤面には怪しいシミが……)

前浴: 38℃くらいの水道水、排出液の色がなくなるまで数回撹拌と排出

第一現像: 38℃ 6分 30/30/4
MQ現像液、北原樹一様のサイトを参考に作ったモノクロ用現像液です。
メトール     0.10g
ヒドロキノン   0.10g
亜硫酸ナトリウム 1.00g
炭酸ナトリウム  0.85g
希釈後の使用液  400mL

停止: 38℃ 1分 連続撹拌
1.5wt%のクエン酸水溶液で停止、その後よく水洗。

反転露光: 1〜2分程度、時間計測せず……。
樹脂製リールはフィルムが濡れていると巻き直しにコツがいる、というのを見て横着し、リールから外さないままで露光しました。これが1つ敗因となった模様です。

発色現像: 38℃ 6分 30/30/4
MARIX C-41キット 発色現像液
液の使用は2回目のため、疲労はほぼ無いと考えていいと思います。

停止: 38℃ 1分 連続撹拌
1回目と同様です。

漂白: 38℃ 5分 30/30/4
MARIX C-41キット 漂白液
発色現像液同様、疲労はしていないかと思います。

水洗: 38℃くらい 1分 連続撹拌

定着: 38℃ 5分 30/30/4
スーパーフジフィックスをパッケージ記載通りに希釈し使用。

水洗、ドライウエル: 常温、しっかりと


結果が添付画像の通りです。ワカメのようなものを生み出してしまいました。
水滴の影があるのは間違いなく反転露光時の失敗ですが、緑一色なのは何故……。
こちらのBBSの過去ログを見ましたが、リバーサル現像は第一現像が重要なのですね。
第一現像液にロダンカリもハイポも一切添加していないせいでこんな緑になったのでしょうか……。

いきなり高いフィルムで挑戦するのも怖く、期限切れのあまり状態が良くなさそうなフィルムを使ってしまったので、何が悪かったのか心当たりが多過ぎる結果に。
Lightroomで補正してあげると一応発色は出ており、ネガをクロス現像したような画は取り出せました。



[2] Re: リバーサル現像に初挑戦するも……。 通太郎爺さん - 2024/09/23(Mon) 08:56 No.21895  

しゅんさんいらっしゃい。フィルム撮影および現像、頑張ってください。

グリーンなのは
@ フィルムの劣化、特に冷蔵ないし冷凍保存したものは冷蔵からの出し方が難しく日本の場合は湿度による劣化が防ぎようがありません。常温保存が無難です。
A第一現像液のアルカリが少し弱いのでは?ロダンカリがないと画像のエッジがゆるくなってピントが甘くなります。
Bモノクロやネガカラーの反転と違ってポジカラーの場合は理論的に第二露光は不要です。
CC-41用の現像液そのままではアルカリが弱いので少しアルカリ剤を添加するとよいと思いますC-41はpHが10,2程度ポジ用は12程度必要だと思います。

思い付くことを書きましたが、ほかの方々のご意見も聞かせていただけるとありがたいです。




[3] Re: リバーサル現像に初挑戦するも……。 茜しゅん - 2024/09/23(Mon) 10:50 No.21896  

お返事ありがとうございます。

@真夏の30℃近くなる室内に置いておくのがどうしても怖く、これまで新品も中古品も全て冷蔵庫保管をしていましたが、やはり湿度は仰る通りですよね。
135はケース、120は内袋未開封で24時間くらいで常温に戻して使うようにしてもダメージは避けられないのでしょうか?

Aフェノールフタレインでの目視である程度は確認していたのですが、10は超えていそうだなぁくらいで済ませてしまっていました。次はちゃんとpHメータを買って12くらいに調整してみます。

B言われて思い出しましたが、第二露光はコマ周囲の黒をよりしっかり黒にするため、のような話を見たような記憶がありますね……。今回のような事故を防ぐため、とりあえずポジ現像の成功を達成するまでは第二露光なしでやってみます。

CそうなるとC-41用とは分けて用意しておくのが良さそうですね。幸い今のところ一度の現像で500mL以上を使うことがないので、1L分をpH別の500mLずつで運用してみます。

今日もこれからモノクロ、カラーネガ、カラーポジのフィルムを携えて撮影に行く予定なので(全部撮りきれるかな……)、近日中に再挑戦してみます。
それにしても、こうして失敗らしい失敗を経験すると、普段いかに舗装された道の上を歩いているのかということを実感します。先人たちの積み重ねに感謝ですね。



[4] Re: リバーサル現像に初挑戦するも……。 通太郎爺さん - 2024/09/23(Mon) 21:37 No.21897  

@の件ですが、冷蔵庫の5度からだして10度まで5〜10時間時間程度、10度から20度で5時間、20度から30度で3時間程度と温度管理が出来ればよいのですが冷蔵庫から室温の30度になると最初の10度になる前にフィルムに露がついてダメになります。ブローニーはビニール系の袋で密封されていますので袋に穴がない限りほぼ大丈夫ですが、35mmはだめです。
Bの第二露光ですが、コダックが初期に出した外式カラーポジの場合は第二露光が必要だったらしいのですが、これはフィルムに色素が内蔵されていませんので自家現像はほぼ無理です。しかも、露光の強さや時間などの違いで発色に影響するためコダックの専門ラボでしかできないと聞きました。
フィルムに色素カプラーを入れておく内式になってから第二露光が不要になり安定した発色となりました。

第一現像が終わったら十分に水洗して現像を止めます。こうなこうなれば、明室(太陽光などでもない限り)へ出してもだいじょうぶなのでスポンジンジなどで挟んで水洗しながら膜面を軽くふき取ってやります。第一現像液の影響をなくすためです。
この後、発色液に入れます。

Cのアルカリ度ですが苛性ソーダが効きます。500mmなら0.5g〜1g程度でよいかもしれません。テストしながらやってみてください。 



[21893/21892/21891]  
[4:3] 力を貸してください 投稿者:樽井@北大写真部 投稿日:2024/09/17(Tue) 14:18 No.21891  
はじめまして。北海道大学写真部3年目の樽井と申します。
突然ですが、ここの掲示板の方々のお力をお借りできないでしょうか。

先日、部室の暗室の整理をしておりました所、
Fuji Fine Grain Positive Film 71336
(富士微粒子ポジティブフィルム タイプ71336)
の新品を発見しました。(画像添付)
こちらについて富士フィルムに問い合わせた所、1970年前後に販売されていた映画用35mmモノクロフィルムのようです。
現在は販売終了、現像処理も行っていないそうです。

部長にこの旨を伝えると、私以外に扱えそうな人材がいないという理由で、私物化を許可されました。
このフィルムをせっかくなので少しでも使ってみようと思うのですが、ポジの自家現像の経験がなく、薬品も何を揃えればいいのか分からない次第であります。

こちらのフィルムの自家現像に協力していただけませんでしょうか。
なお、私の自宅にはT−Max,D-76,C-41,ECN-2現像液、諸々の単薬はあります。

・用意すべき薬品
・現像工程



[2] Re: 力を貸してください 通太郎爺さん - 2024/09/17(Tue) 21:32 No.21892  

北海道からはるばるようこそ、、、ですね。
お尋ねの件、このページのモノクロポジで検索すると一応出てきますが、いずれもネガフィルムに関する方法でね。
ヨーロッパのフィルムで実験したものがあったかもしれませんが、捜せば見つかるかもしれません。

基本的には、第一現像、漂白、清浄、第二露光、第二現像、定着だと思いましたが、、
第一現像は一般的なモノクロ現像液、水でストップの後漂白は過マンガン酸カリと硫酸で作ります、清浄液はピロ亜硫酸ナトリウム(めちゃくちゃ臭く鼻にツンと来る)、第二現像は第一現像液をそのまま使っても大丈夫です。あとは普通の定着液です。

私は今、息子のところに来ていますので現像データなどがありません。
とりあえず、レスのナンバー21632,21626などを見ていただけないでしょうか。わからないことなど再度お尋ねください。



[3] Re: 力を貸してください 通太郎爺さん - 2024/09/20(Fri) 06:41 No.21893  

モノクロポジの補足です。21630にもかなり詳しく出ています。
漂白の過マンガン酸カリ液に1gほど追加していますが、液の劣化が早い(一回の使用ごとに減衰する感じです。保存性も使用前で一か月が限度か?)ので使用済みを使う前に添加していました。
廃棄するときは過酸化水素液(市販のオキシフルでもよい)を透明になるまで添加します。

50年ほど前には重クロム酸カリが比較的簡単に入手できたのでこれと硫酸で作りましたが、重クロム酸カリは六価クロムなので現在は使用がはばかられますし入手困難です。この液は強いので数十本の使用でも行けますし10年保存しても平気でした。
数グラムの使用で十本以上の処理ができることを考えるとどちらが環境にやさしいのか疑問ではありますが、、
これもオキシフルで透明なグリーン(原液は橙色)にしてから廃棄していました。

清浄液のピロ亜硫酸ナトリウムの強烈な臭気には嫌気がさしますので効果は弱いのですが亜硫酸ナトリウム液にするか、フジのQW(定着の後に使って水洗を早める液)でもやれます。
以上思いついたことなど書きました。



[21890/21889/21888]  
[5:3] ネガカラーフィルム反転現像ISO100 投稿者:3ピン屋 投稿日:2024/09/09(Mon) 12:39 No.21888   HomePage

ヒストグラム
1024 x 711 (170 kB)


ISO400と違って100は安定してよい結果が出ております。
夕張デコトラミーティング、キヤノンAV-1、FDn28mm
富士フイルムネガカラーフィルム ISO100で9年前期限切れ。
第一現像:コレクトールうなたれ30℃2分10秒
発色現像:BAN1



[2] Re: ネガカラーフィルム反転現像ISO100 3ピン屋 - 2024/09/09(Mon) 12:48 No.21889   HomePage

ヒストグラム
1574 x 1539 (508 kB)


部分の拡大です。高輝度部でも彩度が落ちず色飽和しない、低輝度部でも粒子荒れが無い(彩度は低い)
という特徴があります。全く有名なレンズではありませんがデジの7000万画素に比べて劣ることはない
でしょう。スキャナはPlustek OpticFilm8100、ソフトはVueScanを使い、GIMPで編集しています。

カメラは初代は学生時代に買ったのが壊れて放棄、2代目を1500円で中古で買って使っています。レンズ
はたしか中古で12000円だったか。スキャナも中古、4万円。VueScanは5000円だったか。一度買ったら複
数のPCで使えます。

デジの世界だと高精細の画像を入手するには高い金を払わなければいけないのに対して、フィルム自家
現像の世界ではスキルがものをいう、のが愉快です。



[3] Re: ネガカラーフィルム反転現像ISO100 通太郎爺さん - 2024/09/09(Mon) 21:34 No.21890  

毎回の素晴らしいテクニックに驚いています。やって見ればわかりますが勘所を捕まえるまではかなりの経験が必要です。
失敗もある代わりに成功した時の爽快さもひときわです。

銀塩の表現は雰囲気が命だと思います。電気的に作られた角ばった解像力とは違った表現こそ銀塩の面白さではないでしょうか。

撮るだけならデジカメの方が簡便で尖った画像が出来ますが、化学変化による画像の抽出という面白さは全くありません。
銀塩は被写体を撮ることよりその被写体を化学変化を利用してフィルムに抽出するという摩訶不思議な現像の面白さにあると思っています。
デジカメ(携帯を含む)とは遊びの質が違うのですから、比較はできないと思います。
銀塩の面白さを極めるべく頑張ってください。

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