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最終更新時刻: 2025/09/30 21:45:49

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[96:4] 厄介に見えますが 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/07(Tue) 11:23 No.21625  

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完全に完成とまではいきませんが、ほぼ満足できる状態にまではなりました。
目視での漂白は精度も高く、必要以上でも以下でもなく液の劣化もかなり防げます。

何といっても粒状性が上がるので、今までのネガ現像がフィルム性能の一歩手前でストップしてしまっているのが良く分かります。



[2] Re: 厄介に見えますが 通太郎爺さん - 2023/11/07(Tue) 11:31 No.21626  

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現在のフィルムの性能を最高位置まで高めて引き出してやれば35mmでも優にブローニーを超えそうです。
今回はミニコピーという昔のフィルムを使っていますが当時のこの粒子の技術は当然ながら今に引き継がれています。

minoltaCLE 40mm/2 (fuji HRUミニコピー) papitol(x2stock)30cc+old270cc 20d.6min. 水洗 5回 この後タンクを開けて前回にも使った漂白液(過マンガン酸カリ 2g/250t+硫酸10t・/250tを別々に作って混合500t)に過マンガン酸カリ1g加えた液、目視で空の部分が透明に近く抜けるまでやる約40秒ぐらい。 水洗はピンク色が取れるまでやる。清浄液(フジQWで代用)に入れて幕面全体が白くなるまで洗う。第二露光、両面30秒ほど、第二現像、SPDの古いままに30t入替20度3分 水洗してFix



[3] Re: 厄介に見えますが 通太郎爺さん - 2023/11/07(Tue) 11:41 No.21627  

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画像の感じがブローニーに近づいています。
最初に露光を受けるのは大きい粒子だそうで、そのまま現像すればこの大きい粒子だけで画像(ネガ)が形成されてしまいますが、
この大きい方の粒子を漂白で溶かして洗い流し潜像として残った細かい粒子の方で画像を形成するから微粒子になるのだとの説があります。

理屈は何にせよ、感じとして微粒子だと思います。



[4] Re: 厄介に見えますが 通太郎爺さん - 2023/11/07(Tue) 11:50 No.21628  

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ここまでくると、わずかの手振れや、レンズの性能までが明け透けになるので面白いというか怖いというか、、、

実用をデジタルに譲って完全な趣味の世界に進んだ銀塩野郎としてはこれこそモノクロの本命ではないかとさえ思うようになってきました。(言い過ぎですかね〜〜)



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[97:4] あと一息か・・ 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/06(Mon) 22:14 No.21621  

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かなり良くなりましたが、漂白が単純に時間では決まらないようで、長いと第二現像で溶けるし、短いと銀が残ってしまうしです。



[2] Re: あと一息か・・ 通太郎爺さん - 2023/11/06(Mon) 22:19 No.21622  

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フィルムを半分に切って、漂白だけそれぞれ違うやり方でやりました。かなりうまく行けそうです。

minoltaCLE 40mm/2 (fuji HRUミニコピー) papitol(2倍濃度保存液)30cc+old270cc 20d.7min. 水洗5回ほど
この後タンクを開けて1回使った漂白液(過マンガン酸カリ 2g/250t+硫酸10t・/250tを別々に作って混合500t)に過マンガン酸カリ1g加えた液で漂白、目視で空の部分が透明に近く抜けるまでやる(約1〜2分)。 水洗してピンク色が取れるまでやる。清浄液(フジQWで代用)に入れて幕面全体が白くなるまで洗う。第二露光、両面30秒ほど、第二現像、第一現像液にパピトール30t追加 20度3分



[3] Re: あと一息か・・ 通太郎爺さん - 2023/11/06(Mon) 22:26 No.21623  

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第一現像の後、タンクに水を入れてふたを開けたまま回転させ、中の水を出るがままにします。
水を入れてはこぼして5回ほどやります。これが済んだら蓋を開けて目視で空などの部分がほぼ抜ける状態まで漂白します。
漂白の時に目視できるので確実になりました。

何度も失敗しましたが、コツさえつかめば簡単です。



[4] Re: あと一息か・・ 通太郎爺さん - 2023/11/06(Mon) 22:29 No.21624  

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あと一息でうまく行きそうです。
一日中何度も現像、漂白、を繰り返したので頭が変になりそう・・って、もう充分変ですが・・



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[98:6] モノクロポジの特色 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/05(Sun) 21:16 No.21615  

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何故乳剤が溶けるのか・・・どの工程で溶けるのか・・・一日に何本も現像してはテストです。
もう一息の感じなので続けます。

両面が溶けています。スポンジで拭取って、どの深さ程度まで溶けているのか、残っている部分があるのか、、、
20本程度のブローニーがお陀仏になりました。



[2] Re: モノクロポジの特色 通太郎爺さん - 2023/11/05(Sun) 21:21 No.21616  

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漂白の過マンガン酸カリだけでは溶けませんが、第二現像液で溶け出すようです。
別々に浸せば溶けませんが、この二つの液が絡み合っているような気配です。

ここをクリアーする方法を見つけることが本命でしょう。



[3] Re: モノクロポジの特色 通太郎爺さん - 2023/11/05(Sun) 21:39 No.21617  

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溶けるのを避けるなら漂白液に重クロム酸カリと硫酸を使えばよいのですが(海外製のモノクロ反転用フィルムのメーカーのレシピは殆どこれのようです)重クロム酸カリが、今や手に入りませんし廃液処理も厄介なのでお勧めできません。

暗部が反転していません。漂白の失敗のようです。途中で再度現像したので全体に画像が変です。。

minoltaautocord L (acros100-50)
papitol Re50cc/550(old500t)+KSCN 1g 20-22d. 4min.30sec.
漂白: ニクロム酸カリ+硫酸 22d.2min. (クリーム色)清浄 タンク開けて一気に入れる 3min. (薄黄緑) 
中間現像(タンク蓋閉) Re30cc 3min. 水洗stop後開ける フィルム反転像奇麗に見えるfogなし 第二露光後被る 第二現像後真っ黒でスキャン困難



[4] Re: モノクロポジの特色 通太郎爺さん - 2023/11/05(Sun) 21:47 No.21618  

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お〜!セントエルモの火かぁ!!!

こちらは過マンガン酸カリ漂白ですが、少し弱かったようで第一現像の銀が抜けきっていません。

Rolleicord W xenar 75mm/3.5 (acros 100)
papitol 50cc/500cc(old) +KSCN 1.5cc 20-22d.4min.
過マンガン酸カリ+濃硫酸 22d. 1min. この時点で縦縞模様のムラあり  清浄 H₂O₂ 2min. 露光 30sec. 第二現像Reなし第一現像のまま 4min. 水洗後フジフィックス



[5] Re: モノクロポジの特色 通太郎爺さん - 2023/11/05(Sun) 21:55 No.21619  

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また別の失敗では「こんな風景もあるでよ〜。」



[6] Re: モノクロポジの特色 通太郎爺さん - 2023/11/05(Sun) 21:59 No.21620  

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チョットだけ近づいたか、、、



[21614/21613/21612/21611]  
[99:4] 原因不明?????????????? 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/04(Sat) 21:20 No.21611  

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全ての工程の温度を20度±2度程度にしてみました。
全てOKですが、引き続きやったブローニー版では第二現像が終わったところで両面がヌルヌルして溶けてしまいました。
温度だけでもないようです。

今回新しく変えてみたのは漂白後の清浄液です。富士クイックで商品名は「富士QW」(中身は亜硫酸Naのようです)アルカリだからよかろうと、 この液の中をフィルムの両端をつまんでシーソーのように通しました。
思ったより簡単に白く抜けてきました。

nikonS3 (fomapan100)
SPD(stock)30cc+old270cc 20d.10min. wash
chugaistop(3cc/300cc)30sec. wash
過マンガン酸カリ 1.1g+硫酸5cc/300cc 20d. 1min.30sec. wash
この時、透過光で反転画像あり、フジ水洗促進剤(フジクイック)液中をシーソーで通す 約2分 wash
第二露光・両面1分ずつ 
第二現像(第一液に30t足す、20度3分 もう少し長い方が良いみたい)wash super fuji Fix 3min.



[2] Re: 原因不明?????????????? 通太郎爺さん - 2023/11/04(Sat) 21:24 No.21612  

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これぐらいピントが出てくれるとブローニーはいらないかな〜。な〜んちゃって、甘い考えが出てきます。

画面が溶けるのが過マンガン酸カリに原因がありそうなのですが、この漂白が終わった時点で透過光で見た時、ポジ画像になっていない場合は溶けるような気がします。



[3] Re: 原因不明?????????????? 通太郎爺さん - 2023/11/04(Sat) 21:33 No.21613  

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ガチガチとした粒状でもなく適度なヌメリもあるようなので安物のフィルムが生かせそうな気がします。



[4] Re: 原因不明?????????????? 通太郎爺さん - 2023/11/04(Sat) 21:41 No.21614  

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1500 x 879 (437 kB)


昔の本には、ハイスピードのフィルムは銀塩が厚いので向いていないとあったように思うのですが、意味が良く分かりません。
うろ覚えなので、どの程度の感度を言っているのかも不明ですが、乳剤が変わる以前のレシピなら、今の乳剤なら通用しないとも限りません。
少々期待しているのですが。



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[100:6] 清浄液と言う難物 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/10/31(Tue) 22:17 No.21605  

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小さい画面では判別しにくいので大きいまま貼ってみます。

画面が溶けてしまうのは漂白液の次に使う清浄液が原因のようです。
漂白液として使う過マンガン酸カリの内水洗で洗い流せなかった分を清浄液で洗浄するのですが、かなりしつこく水洗しないと、これがエマルジョンに浸みこんだまま第二露光をして第二現像と進むので第二現像のアルカリに耐え切れず溶け出すようです。

清浄液の代わりに映画用フィルムに使うバッキング液を使ってみたものは、かなりうまく行くようです。

Canon FTb 50mm/1.8 (fomapan100)
papitol(x2濃度stock)30cc+old270cc(KSCN入り) 28d.2min.30sec. wash
過マンガン酸カリ漂白液(過マンガン酸カリ 1g+フジ酢酸50t/300t)を2倍希釈液 45sec. 回転 wash
清浄液代用バッキング液 1min. wash
第二露光 60w相当LED 1min. 第二現像:上の液にstock40cc添加 28d. 4min.



[2] Re: 清浄液と言う難物 通太郎爺さん - 2023/10/31(Tue) 22:22 No.21606  

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3343 x 1999 (1,259 kB)


失礼な言い方かもしれませんがFomapanとは思えないような、ぬめりのある綺麗な粒子です。

バッキング液をわざわざ作るのも面倒なので、手軽な他のもので流用できないか実験してみようと思っています。



[3] Re: 清浄液と言う難物 通太郎爺さん - 2023/10/31(Tue) 22:30 No.21607  

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3335 x 1999 (1,013 kB)


このままの見た目でよいなら、これをプリントすれば長辺が1M以上のプリントになるはずなので、35mmとしては十分ではないでしょうか。

さあ、後は清浄液の代用品と第二現像の前に反転液のような弱酸性の液を使ってみてはどうかとも思っています。
次週公開・乞うご期待、、、、昔の映画館ですね。



[4] Re: 清浄液と言う難物 mglss - 2023/11/02(Thu) 20:31 No.21608  

こんばんは。
モノクロポジの清浄で第二現像中に乳剤が溶けるのは私も経験して、本当に難儀しました。
その時は清浄液を薄めてなんとかなったのですが、硬膜化しても触ると剥がれるのは防げませんでした。
モノクロポジは難しいですが、一番の難関は乳剤が弱くなるところかもしれませんね。
バッキング液が代替の清浄液になるなら使ってみたいです。



[5] Re: 清浄液と言う難物 通太郎爺さん - 2023/11/02(Thu) 21:47 No.21609  

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1200 x 685 (175 kB)


仰せの通り、全く難渋しております。
そんな厄介なこと何故やるの?と言われますが粒状性が驚くほど良くなった画像を見ると、何とか成功させたくなってきます。

今までのネガ現像はインチキだったのかと言いたくなるほどなので、つい頑張ってしまいます。
清浄液を弱めにしたら変なムラが出ました。

昔のノートにヨーロッパ系のフィルムは高温に弱くエマルジョンが溶けるとあったので(誰かから聞いたのだと思いますが)20度を厳守してやって見ようと思います。

そういえば高温処理が常識のリバーサルカラーフィルムはヨーロッパにありませんね〜。
ネガカラーだと1回現像液に通すだけで後は漂白だから良いんでしょうかね。




[6] Re: 清浄液と言う難物 通太郎爺さん - 2023/11/02(Thu) 22:58 No.21610  

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うまく行ったり行かなかったり、なかなか安定しませんが、バッチリ決まった時の粒状性に引きずり込まれます。

最終的には印画紙に直接撮影してダげレオがやったようにポジ画像を得てみたいと思っています。
写真の始まりはネガではなくポジなのですからね〜〜。

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