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[591:13] アルカリか温度か 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/03/27(Fri) 22:34 No.18430  

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ほぼまともな発色の時もあるのですが、第一現像の温度は38度以上でないとまずいようです。
発色もpHが高い方がよく、一般のネガ用では9.5〜10程度ですがポジ用では12ぐらいあるので苛性ソーダや炭酸カリウムなどで補強する必要があると思います。

この例の場合はpHが12弱あるのでOKだったのではないかと思います。

Leica M6 rokkor 40mm/2.8 & 28mm/2.8 (velvia100)
papitol 250cc(指定濃度)+KSCN 0.5g 38度6分30秒
発色:中外ネガ用 Re 50cc 全300t 35度6分



[2] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/27(Fri) 22:38 No.18431  

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これでも発色はいまいちなので、さらにpHを上げる必要があると思います。



[3] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/27(Fri) 22:40 No.18432  

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曇りのせいもありますが、もう少し何とかしたいものです。



[4] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/27(Fri) 22:42 No.18433  

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とにかくベルビアは難しい。



[5] Re: アルカリか温度か まつむらかめら - 2020/03/28(Sat) 21:48 No.18434  

私は河野式簡易リバーサル現像Uでうまく行っています。
発色現像液のBAN1Rにより処理があってるのかと。その反面エクタクロームで結構失敗続きでした^^;
発色現像の苛性ソーダ1L/1.6gはPHメーターで12.3になることを確認したのでその重さで行っております。



[6] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/28(Sat) 22:00 No.18435  

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まつむらかめらさん今晩は。
ベルビアのマゼンタ転びは発色液の性質に負うところが大きいようです。BAN-1Rが合っているのかもしれません。
あれこれのアルカリ剤をガンガン入れてpH12.6程度でやってみましたがマゼンタは抜けません。
アルカリのせいではないと思います。

うまくいかないのがベルビアだけなので発色液を普通に戻して再度挑戦してみます。

super semiIKONTA (velvia)
papitol(new)150cc→300t(指定濃度) 38-40度 5分(少し多い)
拭取り、2分程度。 
中外AB 300t+NaOH 3g+リン酸三Na 8g+炭酸カリウム 4g+亜硫酸Na 6g+EDTA2Na 1g +水酸化Ka 3g+CD4 3gpH12.6  33度5分



[7] Re: アルカリか温度か mglss - 2020/03/29(Sun) 11:07 No.18436  

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おはようございます。
リールのままの第二露光で光色を変える実験をしました。
色温度はいつも使っている5500Kと、温調の4000Kです。
光源は撮影用の定常光を乳白板で拡散させました。

結果はほとんど違いが出ませんでした。
GIMPでグレーカードのRGB値を取得すると、4000Kの方がごく僅かに赤が弱く、青が強いようです(計測誤差かもしれません)。
しかしRGB値を見なければ分からないレベルなので、実質は影響がないと思います。
白色LEDなら光色はそれほど気にしなくても良さそうです。

ちょっと気になるのは、空の高輝度の部分が少しマゼンタになっている点です。
他のコマでもたまに空がマゼンタになることがあります。
空以外の高輝度部は白のままです。

写真は上げていませんが、5500Kで3分露光の実験もしました。
これも仕上がりがわずかに暗くなっただけで、5500K、1分とほとんど違いはありませんでした。
ただしカラーバランスは赤と青に比べ、緑の低下が強くなりました。
第二露光が強くなるとマゼンタ寄りになるのかもしれません。

minolta AL-E, PROVIA 100F.
第一現像: Papitol[1+2](stock100+水200=300) ロダンカリ10%=4.0ml 38℃ 6.5min.(少しオーバー)
第二露光: EV≒7.5 白タライ水中でリールごと5500K 1min, 4000K 1min. 照明に対して円形の面を見せ、まんべんなく光が当たるように動かし続ける。半分の時間で裏返す。裏返す際はフィルム面が直接露光しないようにする。
発色現像: CNL-N1RN[1+2](A6+B3+C3+W188=200) 苛性ソーダ10%≒1.5ml pH=10.90? 38℃ 3.5min. 回転現像.
漂白: CNL-N2R 約35℃ 6min.
定着: MyFixer 約35℃ 4min.

グレーカードRGB(0..100)中央部平均
5500K RGB=72.9,66.1,65.9.
4000K RGB=72.2,66.4,66.2



[8] Re: アルカリか温度か mglss - 2020/03/29(Sun) 11:34 No.18437  

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更にPROVIA 100Fをフィルム1本現像してみました。
発色現像で苛性ソーダをボトッと入れすぎてしまい、緑が強くなりました。
第二露光ムラはなさそうで、スライドとしては使えますが、曇天の写真なのに青っぽくないのが妙です。
他のコマも同じ傾向で、全体に黄色が強いようです。

minolta AL-E, PROVIA 100F.
第一現像: Papitol[1+2](stock100+水200=300) ロダンカリ10%=4.0ml 38℃ 6min.
第二露光: 前回同じ.
発色現像: CNL-N1RN[1+2](A6+B3+C3+W188=200) 苛性ソーダ10%≒1.7ml pH=? 38℃ 3.5min. 回転現像.
漂白、定着: 前回同じ



[9] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/29(Sun) 13:38 No.18438  

貴重な実験をありがとうございます。
あまり長時間でさえなければ安心して拭取り作業をして大丈夫ということが分かり、気分が楽になりました。

青くならないのはpHが低いのかもしれません。
でも、逆にこのほうがそれらしくて奇麗ではないでしょうか。

E-6の処方で発色現像液を作るとpHは12.5ぐらいなので1L作るときNaOHを6g入れてリン酸三Naは20g、炭酸K10g、その他亜硫酸Naなども入れますのでかなりのアルカリ剤だと思います。

ポジの場合はNaOHだけでやろうとすると画像が黒っぽくなるような気がしますが、この実験のような結果なら、十分実用の範囲内だと思います。

貴重な実験、感謝します。



[10] Re: アルカリか温度か まつむらかめら - 2020/03/29(Sun) 18:41 No.18439  

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私は蛍光灯下でステンレスリールなので一度ほどいて巻く、というのを短時間で行っています。多分1分無いですね。 なるほど3分とかでも大丈夫なのですね。第一現像後の水洗は私はカブるのが怖いので常温の水道水を使用しています。今ですと15℃近辺になってます。それでタンクの中の水が5回変わる程度行っております。
今回はプロビア100で通常処理で夜景を撮ってみました。流石に街灯の緑が強いのでスキャン後に緑を抜きました。桜のピンクが戻りましたね〜この程度の後処理は許容範囲と考えてます。



[11] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/29(Sun) 19:13 No.18440  

今晩は。まつむらかめらさんの夜景はそれなりの色ではないでしょうか。雰囲気があって良いですね。
ブローニーでしょうか。

常温の水道水・・・私もやってみます。ムラが出るのが怖くて35度内外でやっていました。
急激なストップの効果があるのかもしれませんね。

ステンレスのリールはフィルムの取り外しが楽なので、拭取りをやるときはステンレスにしています。



[12] Re: アルカリか温度か まつむらかめら - 2020/03/29(Sun) 20:27 No.18441  

はい、ブローニーです。ハッセルのCF120マクロ/4です。
フジの場合135も120も4×5も各フィルム同じ補正で行ける気はしてます(RDPV、RVP)
しかしコダックは135と120が全く違っているのでまだ135はデータが出ていません



[13] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/29(Sun) 20:40 No.18442  

ハッセルは一度、借りて使いこなせなくて懲りたので持っていませんが、慣れれば素晴らしいカメラなことは間違いないようです。

フジはベルビアのマゼンタ転びで往生しています。以前の(10年ほど前)うまくいったデータとは違うような気がします。
補正すると一発で綺麗になるのも不思議なのですが、ソフトがよくなった効果が大きいようです。
昔のような投影機でスライドを見ることもなくデジタルのプロジェクターなので全く問題はないのですが・・・何となくシャクなので・・・



[18422/18421/18420/18419/18418]  
[592:7] 河野式ダイレクトポジ現像のU 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/03/20(Fri) 22:32 No.18416  

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途中の拭き取りや第二露光なしでも反転しますので、簡略式ならこの方が便利です。
リバーサルの自家現像を始めた頃からコダックの仕様書のどこにも反転露光のことは書いてないので不思議でした。
反転浴の説明にも、ここで反転するとは書いてありません。

何のことはない第二露光も反転現像も不必要なのです。

しかし何度やっても第一現像の後、茶色いムラが出るので拭き取り方式でこれを取り除いていました。

原因は現像タンクのようです。
右側の背の低い一本用タンクでは水洗の水がフィルムの中を回り切れず、第一現像の一部が残るのでは・・・
と気付いたので二本用の下部にフィルムを巻いたリールを入れ、もう一個の空リールを上から入れて、
水洗の水は半分ぐらい入れて上下にゆするとうまくいくことがわかりました。

要はタンクの中で強い水流を作ってやるということです。



[2] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 22:38 No.18417  

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少しシアンに傾いたようですがスキャンに際してパーフォレーションの穴からの光も拾うので実際のフィルムはもう少しましな色です。

Minolta CLE rokkor 40mm/2 (Provia100F) papitol (new)100cc+(old)200cc(ウナたれ)+KSCN 0.5g 38度4分30秒
水洗 3分 に6回水を取り替え(第二露光。反転浴などなし)
C.D. 中外AB液(new)100cc+(old)200cc+NaOH 3g+炭酸K 3g+CD4 1.2g pH10.5 36度5分



[3] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 22:42 No.18418  

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タンクのふたを開けることなくリバーサル現像ができるので作業的にもかなり楽だし、画像も安定するようです。
基本に戻っただけのことなのでしょう。



[4] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 22:54 No.18419  

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リバーサルの敷居を高くしていたのは第一現像後に第二露光が必要・・とどこかの大学の写真部がWEBに載せたのが始まりのような気がします。
全くのウソと思って間違いありません。

第二露光の代わりに薬品で露光状態にするのが反転浴だと書いてあるのも見たことがありますが、これもいい加減な情報です。
実際に自分で現像したのかどうかも疑わしいです。

反転液を作って、モノクロの第二露光の代わりに反転させようとしてやってみましたが効果は限定的で、うまくいきません。
薬品で、カブリを出すのではなく還元作用を利用して膜面を洗い流しているような感じです。



[5] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 23:00 No.18420  

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やってみた限りでは第一現像→水洗(かなりしつこく)→発色現像→水洗→(この辺でタンクを開けても大丈夫)漂白→水洗→定着 でOKです。

第二露光も何もしなくてもリバーサル現像は可能です。
あとはオプションで自己流でよいと思います。



[6] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU まつむらかめら - 2020/03/22(Sun) 20:10 No.18421  

本日小平にあるカメラのヤマヤさんで出張カラーリバーサルフィルムの現像ワークショップを行ってきました。
参加者5名様、高校生も交じる若いワークショップでした。
河野式ポジ現像そのままで若干RDPVがG寄りに傾きやすいことからロダンカリを若干多め1L/1.6gで発色現像では苛性ソーダ少なめ1L/0.8gで行いました。
また2次露光は役割としてベースの黒を〆るために行いました。5回ほど水を入れ替えした後、蛍光灯なし窓からの間接光のみでステンリールなので一旦ほどいてさっと見ただけ(この瞬間参加者はおーネガだーと驚く)です。
アガリは自宅の蛍光灯下で見るのとほとんど差のないものが上がりました。
フジに関しては上記の方向でまず問題はないのでひとまずはこれで行うつもりでおります。
コダックはちょっとこだわりたいのでもう少しなんとかしてみたいですね〜
以上今日の報告でした。
今日のツイッターです。
https://twitter.com/classicalcamera/status/1241628018243538944



[7] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/22(Sun) 21:49 No.18422  

同好者を広げていただいて感謝に堪えません。

>高校生も交じる・・

頼もしいですね。

>この瞬間参加者はおーネガだーと

現場の雰囲気が伝わるようでうれしいです。感謝 感謝!

1997年切れのフィルムとは貴重な実験ですね。ブローニーは包装が完ぺきに近いので5年ぐらいでもなんとかなりますが、35mmはダメなことがほとんどです。
反転の練習にはなりますが色をあてにはできません。

第一現像が終わった時点で開けてみるのは楽しいですね。結果に変わりがないのなら開けてみる方法がおすすめでしょう。
タンクの違いとか、フィルムの長さによっても開ける開けないを選んでやればよいと思います。
ハードルは低いほど愛好者も増えると思いますが、バリエーションが二、三あるのも選択肢が増えてよいと思います。

>RDPVがG寄りに

発色液(BAN-1R)の補充液のアルカリが強いのでしょうか、苛性ソーダなしでもいいのかもしれませんね。
BAN-1Rはスターターを入れた時点でpH10.3-5ぐらいだと思ったのですが・・・

E-6の仕様で作ると発色液がpH12ぐらいです。発色剤のCD-4とCD-3の違いでしょうかよく分かりませんがBAN-1RはCD-4です。

とにかく少しでも多くの方に知っていただけてうれしいです。今後もよろしく。



[18415/18414/18413/18412/18411]  
[593:12] 河野式ダイレクトポジ現像 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/03/18(Wed) 22:05 No.18402  

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呼び名がないので一応こう呼んでおきます。
第一現像をパピトールで、発色はネガ用を流用、いずれにしても市販薬で済ませてしまおうという簡便なやり方ですが、反転まがいの拭き取りもなくしてしまいました。

発色液のウナたれ実験ですが、いけますね。画像が明るすぎるようですがリコーフレックスの1/100が1/50程度のような気もします。
つまり露光オーバーのようですが、現像時間を絞ったほうがよいのかもしれません。

このフィルムの左端に打ち込まれた文字が黄色く出ていればほぼ現像は完璧に近い状態といえます。

RicohFlex million (16撮り設定) (provia100F)
papitol (stock)100ccを200cc(指定濃度に希釈)+KSCN 0.5g 34度5分 
水洗3分6回取替(第二露光、反転液等の処理は一切なし) 
発色:中外AB液100t+古350t=450t+NaOH 3g+炭酸K 3g+CD4 1.5g 35-6度5分 第二露光その他の反転処理なし 漂白、定着は明室



[2] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/18(Wed) 22:12 No.18403  

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第一現像と発色の間でムラが出て仕方なかったのですが35o二本用のステンレスタンクにブローニー一本だけ入れた場合、かなり強烈にゆすって洗うことでムラはとれるようです。

クエン酸も考えましたが、pHが2程度とかなり強烈なので空にムラが出そうなので今回はしつこく洗うことで難を逃れました。



[3] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/18(Wed) 22:15 No.18405  

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第一現像は、さらに縮められそうです。



[4] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/18(Wed) 22:20 No.18406  

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発色があっさりしてしまったのも第一現像が長すぎたのではないかと思っています。
ダイレクトポジ現像では途中で第二露光まがいのふき取りをやらないので、案外フィルムの持っている素直な発色が出てくるのかもしれません。



[5] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/18(Wed) 22:24 No.18407  

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歯医者の予約があったので終わってから少し町内を回ってみました。
次回はベルビアでやってみます。

とりあえず、第一現像後よく水洗して第一現像の形跡を無くすことが大切なようです。



[6] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 まつむらかめら - 2020/03/18(Wed) 22:37 No.18409  

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2440 x 2571 (876 kB)


今の所並行してフジとコダックをやってるのですがコダックの方が上手く行っています。
第一現像をパピトール+メトールで行い停止が500cc/5gのクエン酸です。みなさん発色現像がバラバラなので一概にいえないのとフジとコダックの反応が大きく違うのでなんとも言えません。
これは補正を若干加えてますが実際は黒が絞まらずGよりの結果です。黒を締めるためにやはり反転露光は必要なのかな、と思っています。
またフジの場合BAN1Rでの発色の場合かなりのマゼンタに転ぶので反転露光込みの計算(河野式)が安定する気がしています。



[7] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/19(Thu) 07:08 No.18410  

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お早うございます。上の一連の写真のフィルムはプロビアの間違いでした。すみません。

私もコダックの方がやりやすい感じですね。
今回は発色でウナたれ式をやってみましたがうまくいきそうです。
途中で光にさらすとモノクロでは関係ないのですがカラーの場合はフィルムが色に感応してしまうようなので結果に違いが出るようです。

黒の締りが悪いのは第一現像に問題があるような気がしますが、しっかり確かめたわけではないので不明です。
マゼンタに転ぶのは一般的に発色液のpHが10以下の場合なのですが今BAN-1Rを持っていないのでこれもわかりません。



[8] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/19(Thu) 07:19 No.18411  

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1157 x 900 (322 kB)


まつむらかめら様、個展は地元の松菱という百貨店です。5月の連休明けから1週間程度ということになっていますが、私も歳なので全部の期間張り付けるかどうか不明です。

作品を揃えるのにあたふたしています。
この作品の大きさは50x40c程度です。



[9] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 まつむらかめら - 2020/03/19(Thu) 09:23 No.18412  

私もうかがえるかどうかわかりませんがありがとうございます。
反転露光に至るまでの現像ムラがコダックではありましたので停止浴を考えましたが黒を締めるためには露光が必要ではないか、と思うようになってきました。
フジの方も停止浴をしてから反転露光の方向で持っていこうかな、と思っております。BAN1Rがまだ大量に残っているものでそちらに合わせていきます。
よろしくお願い致します。



[10] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/19(Thu) 10:40 No.18413  

地方の小さな百貨店ですので、コロナ騒ぎもありどうなることやら、、お気遣いありがとうございます。

モノクロの第二露光は理論的にも解説されており、理解しているつもりなのですが、カラーの第二露光についてはコダックの仕様書にもなく、どのような効果が期待されるのかも分かりません。
実験の結果をぜひお知らせください。期待しております。



[11] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 mglss - 2020/03/20(Fri) 11:22 No.18414  

おはようございます。
早速、リールを水中に入れずに第二露光してみました。それ以外はNo.18397と同じ条件です。一応、露光前に暗室でフィルムの水滴を拭き取ってリールに戻しています。
結果は同じ発色バランスで、水中での露光の影響はないと見て良さそうです。
画像は前回とほぼ同じなので、アップロードは省略しました(実験用に三脚を立て、カラーチェッカーを数枚撮影しています)。
簡単ですが、ご報告まで。

後は、光色を変えるとどうなるか、露光時間を数倍にするとどうなるか、フィルム1本分だとどうなるか(今は短いストリップです)など、気になることがあるので、引き続き実験をしていきます。

>まつむらかめら様

パターソンでリールに巻き直すのは濡れているのが駄目だと思い、フィルムを拭いたりリールの水を切ったりしていましたが、逆に水中の方がやりやすいのですね。一度やってみます。ありがとうございます。



[12] Re: 河野式ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 11:43 No.18415  

実験報告ありがとうございます。非常に参考になりました。ほとんど影響なしと聞いて、途中でフィルムを拭くのが影響しないことがわかりました。

フィルムを途中でリールから外すやり方の場合、パターソンは24枚撮りまでが限度で私の手を広げた長さでは36枚は到底無理でした。

とにかく途中で外す必要がなければ安心してパターソンも使えますね。



[18408/18404/18401/18400/18399]  
[594:11] エクタクロームE100 反転露光なし 投稿者:まつむらかめら 投稿日:2020/03/15(Sun) 19:02 No.18393  

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先日エクタクロームE100については結果を出したと書き込んだのですが反転露光の処理を無くせられればより安定した結果につながると思いました。
先日と同じ処理を行い、反転露光は行いませんでした。
結果、黒が絞まらなかったのですが今後に期待できるものが出来たと思います。若干の補正をした写真をあげます。



[2] Re: エクタクロームE100 反転露光なし まつむらかめら - 2020/03/15(Sun) 19:04 No.18394  

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こちらが補正無しです。
停止浴は500cc/10gの掃除用クエン酸になります。
1分連続撹拌後水洗を5回水を取替えてから
発色現像です。



[3] Re: エクタクロームE100 反転露光なし 通太郎爺さん - 2020/03/15(Sun) 19:34 No.18395  

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18394はほぼ完ぺきではないでしょうか。第二露光がないだけに撮影に無関係な光の影響を受けない良さが出ていると思います。

コダックの仕様書では、第一現像の後、水洗してから酸性の液(反転液)で洗い、そのまま水洗せずにカラー現像に進むように指示されています。

なぜ酸性の液を洗い流さずにいきなりアルカリの発色液に入れるのかよく理解できませんが、その通りにやってみると黒の締まりが悪くなる感じです。

水だけで停止させると黒は締まりますが、コントラストが強くなりすぎる気がします。

この画像は水洗での停止の後、すぐに発色現像へと進んだものです。
フィルムはプロビア100Fですが通常よりコントラストが強い感じがします。
弱い酸性液で停止をかけたほうがスライド・プロジェクターでの見え方がよくなるのでしょうか。よくわかりません。



[4] Re: エクタクロームE100 反転露光なし まつむらかめら - 2020/03/15(Sun) 20:13 No.18396  

ありがとうございます。
第一現像をもう一度見直して再テストしていきたいと思います。
また、フジのフィルムもやらなくては。
実際、ワークショップに来た方たちもばらつきが生じていてこれは反転露光の影響かも、とは心の隅にあったもので無くすことが出来る工程であれば有効だと思います。
また、停止液の酸性度ももう少し下げてみようかな、と思っています。



[5] Re: エクタクロームE100 反転露光なし mglss - 2020/03/15(Sun) 21:22 No.18397  

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こんばんは。
第二露光なしで発色現像する方法はNo.18164で試しましたが、私の場合はその後も発色がシアン寄りの不良になるのが改善できず、一旦中止しました。

最近はフィルムの拭き取りは行わず、停止を水洗いだけで済ませ、タンクからリールを取り出し、リールごと第二露光させる方法を試しています。
水滴跡防止のため、水中にリールごとフィルムを沈め、1分ほど白色LEDの柔らかい光で露光させ、その後に発色現像しています。
これで大体うまくいくようです。
リールは影で露光ムラができないよう、一応ゆっくり動かし続けています。

第二露光時間を伸ばすと仕上がりは暗くなっていきますが、時間を2分にしても暗くなるのはほんの僅かです。
これで概ね第二露光は標準化できそうです。

この写真は若干緑が強いので、pHを下げたほうが良さそうです。
また、本来のPROVIAはこれよりももっと青寄りの発色だったような気がします。

minolta AL-E, PROVIA 100F.
第一現像: Papitol[1+2]+ロダンカリ10%[w/v]=4ml 液量300ml 38℃ 5.5min.
水洗いによる停止: 水を替えながら倒立撹拌を5回、10回、20回×6セット、の合計8セット。
第二露光:EV7〜8の白色LEDライト リールごと白いタライの水中 動かし続けながら片面30秒ずつ、合計1分。
発色現像: CNL-N1RN[1+2]+苛性ソーダ10%[w/v]=2ml pH=10.90(?) 液量200ml 38℃ 3.5min. 回転現像.




[6] Re: エクタクロームE100 反転露光なし まつむらかめら - 2020/03/15(Sun) 21:47 No.18398  

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mglss様 ありがとうございます。
前回、エクタクロームE100テスト時に酸性の停止液を使ったもので第2露光のある、ナシでどの程度違いが出るか見てみたかったので行ってみました。結果は黒が絞まらなかったものの希望を持てるものだと思います。
フジとの差がかなりあるのでまだまだわかりませんがやってみようと思います。ワークショップを開いておりまして何人かに教えてるのですがアガリに誤差があるようで反転露光さえなくなれば安定するかな、と言う思いです。
参考にさせていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
作例も第2露光なしのE100です。



[7] Re: エクタクロームE100 反転露光なし 通太郎爺さん - 2020/03/16(Mon) 06:58 No.18399  

皆さんおはようございます。
mglssさんの水中での第二露光ですが、水中では色温度が大きく変わるのでその影響が出るのかもしれません。
よく分かりませんが水中写真では普通のホワイトバランスではダメで、かなり強いレッドフィルターを付けるようです。
深く潜るわけではないので影響は限定的だと思いますが、赤に近い色で露光させているのかもしれません。

第二露光の影響を無くすのは厄介なのですが、一般的なリバーサルカラーの現像では第二露光は工程の中に想定されていないので、
第一現像液の影響を残さない程度のふき取りでごまかしていました。

理想的なのは第一現像と第二現像の間に露光をしないことなのですが、そうすると第一現像液(モノクロ)の残りかすが発色に影響してムラが出てしまいます。

おそらくpHの違いが問題なのではないかと思うのですが定かではありません。

わずかな酸性液で中和してフィルムの幕面をプレーンな状態で発色現像にもっていくのがベストかもしれませんが、私の場合、この方法はうまくいっていません。
まつむらかめらさんの掃除用クエン酸は良い方法かもしれませんので参考にしてみます。



[8] Re: エクタクロームE100 反転露光なし mglss - 2020/03/17(Tue) 09:23 No.18400  

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おはようございます。

>まつむらかめら様

第二露光無しは、うまくいくときもありましたが、その条件は見つけられませんでした。第二露光ありのときより、第一現像をかなり弱くする必要があるような気はします。

写真は第二露光なしのもので、カラーバランスはさておき、コントラストの点ではわりと上手く行ったものです。
水洗いの方法は記録していませんが、たぶん4、5回水を替えながら撹拌しています。

Pentax SV, Super-Takumar 55mm F1.8, PROVIA 100F.
液量300ml.
第一現像: Papitol[1+3]+ロダンカリ10%[w/v]=5ml 38℃ 6.5min.
水洗いのみでタンクの蓋は開けず。
発色現像: CNL-N1R[1+2]+苛性ソーダ10%[w/v]=5ml 38℃ 6min.


>通太郎爺さん

水中でのホワイトバランスの変化は水の赤波長の吸収だと思いますが、浅い水深では影響はほとんどないのではないでしょうか。
調べると、Wikipediaの

水の青
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E3%81%AE%E9%9D%92)

というページに水で赤波長が吸収される係数がが載っていました。この情報をもとにすると、例えば水深5cmであれば、赤波長(660nm)の減衰は1.3%程度です。

とはいえ、水中での影響はそれだけとは限りませんので、一度、同条件で水中に入れずに露光して比較してみます。

パターソンの場合、リールからフィルムを外してしまうと再度巻くのが難しく、10分以上四苦八苦した挙げ句にパーフォレーションをボロボロにしてしまったりします。
なのでリールごとの露光か、第二露光なしかのどちらかでないと厳しいと感じています。



[9] Re: エクタクロームE100 反転露光なし 通太郎爺さん - 2020/03/17(Tue) 17:00 No.18401  

>同条件で水中に入れずに露光して比較してみます。

浅い水中なら問題ないのかもしれませんね。実験結果が楽しみです。

パターソンは途中でリールから外すことなど、考えて作られていないので、途中で外す現像法は厄介です。

いろいろ実験もやりたいのですが、5月初めの個展が迫ってきて気分的にもせわしないです。
皆さんでいろいろ結果を出していただければありがたいです。よろしく。




[10] Re: エクタクロームE100 反転露光なし まつむらかめら - 2020/03/18(Wed) 22:15 No.18404  

個展をやられるのですね。
ぜひ拝見させていただきたいので場所など教えていただければと思います、よろしくお願いいたします。



[11] Re: エクタクロームE100 反転露光なし まつむらかめら - 2020/03/18(Wed) 22:28 No.18408  

ありがとうございます。
パターソンはたまに使うのですが水の中に入れながら再度巻き取るとうまくいくな〜と思ったことはありましたが外側からの温度変化が難しいのでシノゴの時だけ使っています。今の所コダックE100のみ反転露光なしで行けそうかな?といったところです。今後とも宜しくお願いいたします。



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[595:11] ダイレクトポジ現像 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/03/12(Thu) 20:32 No.18374  

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リバーサル現像で第一現像と発色現像との間に、全く反転のための操作をしない現像法で、何と呼んでよいのかわからないので一応の呼び方です。

第一現像が終わって流水(実際は36-8度の湯)や湯を捨てては新しい湯を入れて流す方法で現像を停止させます。
しつこいぐらいにタンクをゆすって洗う感じで、可能な限り第一現像の影響が発色に及ばないようにします。

水洗による停止が終わったらそのまま発色現像液をタンクに入れて発色現像に入ります。
タンクの蓋は閉めたままカラー現像が終わり水洗するまで開けません。
そのまま漂白定着でも構いませんが、今回はカラー現像が終わり水洗も終わった時点で蓋を開けて漂白、
定着は別のプラスチックの入れ物に入れてあるので、リールを中にぶら下げて行いました。
つまり反転のための露光や反転液など、反転のための作業は一切なしです。

これで見事に反転発色します。

Union C-Uconoor Anastigmat 75mm/3.5 (Provia100F) シャッター不調露光過多 
papitol(stock)100cc→450tに希釈+KSCN 1.5cc 38度6分 
水洗3分〜5分 第二露光、拭取りなどなし 
発色:中外AB(stock)450cc+CD4 2g NaOH 3g 炭酸K 5g pH 10.3



[2] Re: ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/12(Thu) 20:39 No.18375  

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フィルムをタンクに入れたままで反転発色までやれれば、手の幅が短い私でもフィルムを半分に切らずに一本そのまま仕上がって便利です。

わずかに補正すれば出来上がりです。
今回はカメラのシャッタースピードが狂っていて全体にオーバー、失敗に近い状態でした。



[3] Re: ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/12(Thu) 20:44 No.18376  

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何といっても、発色現像の手前で光にさらすとなると、その時に当てる色温度で色が濁る可能性があります。
フィルムの透過度も暗くなったり明るく出たりと安定しないようですので、ここがネックでした。

このダイレクトな方法の完成度を高めてゆけば、より一層プロラボに近づけると思います。



[4] Re: ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/12(Thu) 20:48 No.18377  

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水洗はかなりしつこく、流水なら5分程度、入れ替えならよく振りながら10回程度やりました。
もっと少なくてもよいかどうか実験を続けます。



[5] Re: ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/12(Thu) 20:51 No.18378  

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とりあえず、ここまで来れば厄介もネックも無くなり、後は自転車に乗るのと同様、理屈より練習あるのみだと思います。
皆さん、頑張りましょう。



[6] Re: ダイレクトポジ現像 まつむらかめら - 2020/03/13(Fri) 15:24 No.18379  

まったく考えてませんでした・・・
なるほど、出来るのですね。実際ワークショップでは第一現像をモノクロで行う、という説明の為に見せることは皆さんのテンションが上がることなのですが常にムラの事を考えてますので。
まずは検証から始めますが停止液を使ってやってみようかな、と思うところではあります。今後とも期待しております、よろしくお願い致します。



[7] Re: ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/13(Fri) 17:39 No.18380  

>皆さんのテンションが上がることなのですが・・

全く同感です。あのモノクロ画像には独特の高揚感がありますね。やったぜベイビー!とでも言いましょうか。
ここがうまくいくと次の発色の段階ではさほどの苦労はありません。

ムラの問題さえ無ければ、モノクロ画像を確認しながらやるほうが楽しいのですが、光源の色温度の影響があるようなので
完璧を期するなら発色が終わるまで光にさらさないほうが安全なようです。

停止液はやってみましたが、うまくいきませんでした。モノクロでもカラーでも昔のように粒子が大きく、厚みもたっぷり塗られたフィルムとは全く違っているために停止液を使うと、一瞬で、停止液の当たった部分から現像が止まるので逆にムラが出ます。

コダックの仕様書にも第一現像の後のwashはありますがstopはありません。

モノクロ現像での現像ムラの大半はストップ液によるものが多いようです。



[8] Re: ダイレクトポジ現像 まつむらかめら - 2020/03/13(Fri) 18:07 No.18381  

なるほど、仰る意味は大体理解できました。
後は水洗の目安ですね。
こちらでもテストしてみます!



[9] Re: ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/13(Fri) 21:52 No.18382  

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今回使ったタンクは古くからある一般的なステンレスタンクです。
第一現像で現像液を出し切った直後に温水(36〜8度)を給湯器の口から流し込み、あふれてもそのまま10秒程度入れ続けます。
その湯を捨てて、次に半分ぐらい入れたところでタンクを横にして5〜6回転させ湯を出します。半分ぐらい入れてタンクを回転させる作業を4〜5回やりました。
回転させたり縦にして上下にシェーカーのように振るったり、とにかくフィルムを洗う感じでやりました。

次回はパターソンでやってみます。



[10] Re: ダイレクトポジ現像 まつむらかめら - 2020/03/13(Fri) 22:31 No.18383  

河野式Uのレシピがベルビア100で問題ないのでやってみました。水洗を3分間38℃の温水で洗いながらステンレスタンクでやってみました。するとかなりマゼンタに傾いたのが出来まして。BAM1Rだとそっちの傾きになるのかもしれません。その後メトールを第一現像に入れたのですが同じような傾向です。うーん、露光のときの蛍光灯のかぶりがグリーンに上がってた?などと考えてしまってます・・・出張に行った際には蛍光灯でなく窓からの光が多かったはずですが・・・もう少し検証してみます。しかしベースの黒はしっかり出てるので反転はしてますね。


[11] Re: ダイレクトポジ現像 通太郎爺さん - 2020/03/14(Sat) 06:58 No.18384  

>するとかなりマゼンタに傾いたのが・・・

ベルビアはプロビアに比べて少々赤が強く出るような気がします。
BAN-1Rは本来がネガカラーー用なのでpHが10.1〜10.2程度になっているようです。
E-6に従って作った発色現像液はpHが12.1〜12.3(かなり怪しい計器なので精度はわかりませんが)とかなり高くアルカリが強いようです。

BAN-1Rに水酸化ナトリウムとかリン酸三ナトリウム、炭酸カリウムなどを入れてpHを12近くまであげてやると改善すると思います。

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