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ヒストグラム
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おはようございます。 リールのままの第二露光で光色を変える実験をしました。 色温度はいつも使っている5500Kと、温調の4000Kです。 光源は撮影用の定常光を乳白板で拡散させました。
結果はほとんど違いが出ませんでした。 GIMPでグレーカードのRGB値を取得すると、4000Kの方がごく僅かに赤が弱く、青が強いようです(計測誤差かもしれません)。 しかしRGB値を見なければ分からないレベルなので、実質は影響がないと思います。 白色LEDなら光色はそれほど気にしなくても良さそうです。
ちょっと気になるのは、空の高輝度の部分が少しマゼンタになっている点です。 他のコマでもたまに空がマゼンタになることがあります。 空以外の高輝度部は白のままです。
写真は上げていませんが、5500Kで3分露光の実験もしました。 これも仕上がりがわずかに暗くなっただけで、5500K、1分とほとんど違いはありませんでした。 ただしカラーバランスは赤と青に比べ、緑の低下が強くなりました。 第二露光が強くなるとマゼンタ寄りになるのかもしれません。
minolta AL-E, PROVIA 100F. 第一現像: Papitol[1+2](stock100+水200=300) ロダンカリ10%=4.0ml 38℃ 6.5min.(少しオーバー) 第二露光: EV≒7.5 白タライ水中でリールごと5500K 1min, 4000K 1min. 照明に対して円形の面を見せ、まんべんなく光が当たるように動かし続ける。半分の時間で裏返す。裏返す際はフィルム面が直接露光しないようにする。 発色現像: CNL-N1RN[1+2](A6+B3+C3+W188=200) 苛性ソーダ10%≒1.5ml pH=10.90? 38℃ 3.5min. 回転現像. 漂白: CNL-N2R 約35℃ 6min. 定着: MyFixer 約35℃ 4min.
グレーカードRGB(0..100)中央部平均 5500K RGB=72.9,66.1,65.9. 4000K RGB=72.2,66.4,66.2
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