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最終更新時刻: 2025/07/05 13:45:12

−スレッド一覧 (最新 20 件) −

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[18840/18839/18838/18837]  
[556:4] バッキング外し 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/07/17(Fri) 10:28 No.18837  

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映画用フィルムは発色も良く安いので有難い存在なのですが、唯一の欠点が裏面にコーティングされているバッキングという真っ黒な薬です。
撮影機の中でフィルムをスムーズに滑らせるための塗り薬だそうですが、これを外さないと普通のフィルムとして使えません。
現像前にバッキング液に浸して水洗すればほぼ取れるのですが、小さな点々として残ります。

バッキング液なしでいきなり現像してストップの後でフィルムをスポンジなどでふき取るのが今のところかなり有効ですが、現像液の中にバッキングの粉が混入するので現像液はワンショットにせざるを得ません。

Retina Uxenon 50mm/2 (vision 3) 中外AB(二倍濃度)150t+水150t=300t+CD3 (3g) pH9.8+NaOH 0.4g pH10.5(少し高い) 38度2分30秒 バッキング処理なし 現像後の液黒く濁って使えず



[2] Re: バッキング外し 通太郎爺さん - 2020/07/17(Fri) 10:41 No.18838  

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今回の現像液のpHは10.5と少し高めになってしまいました。
コダックの指定はpH10.2〜10.3なので発色はマゼンタに傾きがちです。

スポンジでふき取るのは傷が心配ですが、ほとんど気になりません。
ただし漂白や定着の後では硬くなるのか取れにくくなるようです。



[3] Re: バッキング外し 通太郎爺さん - 2020/07/17(Fri) 10:52 No.18839  

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もう少しpHを下げてやれば現像液に混入しなくなると思いますが発色が悪くなるので悩ましいところです。

コロナを止めるか経済を止めるか・・悩ましいようなもんでしょうかね。
余談ですが、長い商売の経験からすると、不安を抱えると金持ちは金を使う気になりませんからまずはコロナ対策が先決だと思います。
貧乏人がやけくそで使う金など微々たるもので当てにはなりませんね。(自分のことなのでよ〜くわかります)



[4] Re: バッキング外し 通太郎爺さん - 2020/07/17(Fri) 11:09 No.18840  

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何とかバッキング外しがうまくいかないものかと長年やっていますが、これといった方策が見つかりません。

我が家の珈琲豆の売れ行きもさっぱり。
もっぱら近場の撮影と引きこもりの現像で御上の言いつけを守っております。(おとなしくしているので補助金もらえませんかね〜)



[18836/18834/18833/18832/18831]  
[557:5] 自家現像失敗の巻その二 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/07/15(Wed) 06:14 No.18831  

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今回は使用したRicohflexZのシャッタースピードが不正確で露光オーバーとなった例です。
全体に画像が薄くかなり補正しています。

Ricoh flex Z (16撮りアタッチメント使用) (velvia100)
papitol(stock)50cc+350(CD3入り古液)=400cc+KSCN 1cc(0.5g)+クエン酸2g(pH10.3) 36度5分30秒
発色:中外AB200t+水200t+CD3 3g(pH10.5)+NaOH 1g (pH11.3) 36度5分  露光オーバーで失敗



[2] Re: 自家現像失敗の巻その二 通太郎爺さん - 2020/07/15(Wed) 06:16 No.18832  

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たまたまアンダー気味だったカットはまともな発色をしていますので、現像そのものに間違いはないと思います。



[3] Re: 自家現像失敗の巻その二 通太郎爺さん - 2020/07/15(Wed) 06:20 No.18833  

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RicohflexZは最高が1/100なので11まで絞ってもオーバーになります。その上シャッターが1/50程度のようで音もトロンとしています。

パーフォレーション?部分の色はキチンと黄色ですのでクエン酸添加は間違っていないようです。



[4] Re: 自家現像失敗の巻その二 通太郎爺さん - 2020/07/15(Wed) 06:30 No.18834  

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スケスケの薄い仕上がりだとポジの場合は画面がゴミだらけとなります。
今回はエプソンスキャンのDIGITAL ICE Technologyにチェックを入れてスキャンしたため3倍ぐらいの時間がかかりました。



[5] Re: 自家現像失敗の巻その二 通太郎爺さん - 2020/07/15(Wed) 06:36 No.18836  

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1214 x 900 (418 kB)


しかし、この機能は画像に重なったゴミなどもきれいに取り除いてくれるので大変便利です。
失敗の多い爺さんは大助かり。

とりあえずベルビアにクエン酸の処方は上手くいきそうです。



[18830/18829/18828/18827]  
[558:4] ネガカラー失敗の巻 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/07/14(Tue) 06:33 No.18827  

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モノクロと違ってカラーは失敗が多いです。
今回はkodakの映画用Vision3、バッキング液に5分ほど漬けてみました。
水洗すると真っ黒な水が2回ほど出てあとは薄いピンク色、そのまま現像液を注入、現像ストップ後スポンジでのふき取りもやりましたがバッキングの残渣が目立ちました。

下のほうにマゼンタの縞模様がありますが、おそらくバッキング液がパーフォレーションの穴の部分に残り、現像時に影響したのでは・・・
コダックの処方でバッキング液に漬ける時間が10秒と短いのはこの影響を避けるためかもしれません。

Minolta CLE rokkor 40mm/2 (kodak Vision 3)
中外AB液100t(2倍濃度で保存した液)+水100t+CD3入りの使用済みの液 200t 全量400t+CD3 3g pH9.6のためNaOH 1g pH10.6 37度2分30秒 ベースがピンク



[2] Re: ネガカラー失敗の巻 通太郎爺さん - 2020/07/14(Tue) 06:39 No.18828  

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変な色です。CD3の液なので劣化が早く使用済みの液でのウナたれはうまくいかないようです。



[3] Re: ネガカラー失敗の巻 通太郎爺さん - 2020/07/14(Tue) 06:42 No.18829  

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CD3は保存性がよくないような感じです。使用済みの液もCD4のようにきれいに透き通っていないです。



[4] Re: ネガカラー失敗の巻 通太郎爺さん - 2020/07/14(Tue) 06:46 No.18830  

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CD3を使うときはワンショットが安全かもしれません。
バッキングを長くやりすぎた影響なのか、再度実験して調べてみます。
以前にも実験しているはずですが、映画用のネガフィルムなど二度と使うことがないと思ったのでしっかりしたデータが残っていません。

コダックが映画用のネガフィルムを今も発売しているので、きちんとデータを残しておいたほうがよさそうです。



[18826/18825/18824/18823]  
[559:4] 失敗しにくい・・ 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/07/13(Mon) 06:38 No.18823  

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昔、長時間とか高温とかで、わざと荒々しい粒子を見せた写真がありました。
中には現像の失敗のつじつま合わせのようなものもありましたが、それなりの雰囲気は持っていたように思います。

ところが、最近のフィルムは銀が少ないせいかそう言った失敗にも似た荒々しい粒状になりません。

Minolta CLE (T-Max400) D23 24-5度 30分



[2] Re: 失敗しにくい・・ 通太郎爺さん - 2020/07/13(Mon) 06:44 No.18824  

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少し粒子が目立つ程度で、取り立てて雰囲気を醸し出すほどのものではありません。

昔のフィルムなら24度で30分もやれば、ガサガサした荒々しい粒子ができたのですが、、
その時代なら400を使えば普通に現像してもこの程度でした。



[3] Re: 失敗しにくい・・ 通太郎爺さん - 2020/07/13(Mon) 06:47 No.18825  

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温度も少し高め、時間は非常識といってよいほどですが、以前のような真っ黒で透けて見えないほどの仕上がりでもありません。
さすがに明るい部分は白飛び気味ですが、無理すれば出ないこともありません。
少し空の部分が黒いかなといった程度で、ごく普通のネガにも見えます。



[4] Re: 失敗しにくい・・ 通太郎爺さん - 2020/07/13(Mon) 06:52 No.18826  

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結論から言えば、最近のフィルムは失敗するほうが難しい・・・のもしれません。



[18822/18821/18820/18819]  
[560:4] モノクロ現像液 D23 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/07/11(Sat) 10:02 No.18819  

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1291 x 1001 (428 kB)


コダックのD76はあまりにも有名な処方ですが、その陰に隠れて?ヒッソリとあるのがD23ではないでしょうか。
主薬は全くのメトール単体で、メトール以外は酸化防止とアルカリ化補強を兼ねた亜硫酸ナトリウムのみです。

日本でいえば、同じようなメトール単体のミクロファインそのものでしょう。

最近のフィルムはD76全盛の時代とは異なり、T-MaxやacrosなどにはD76が合わなくなってきているような気がします。
いろいろやってみていますがD23もなかなか良い調子、処方が単純なので作りやすいのも利点です。

Mamiya 6 KU(6x4.5) (T-Max 100ブローニー)
現像液 D23 old 300cc+new 150cc=450cc(ウナたれ) 28度6分30秒 少し薄い



[2] Re: モノクロ現像液 D23 通太郎爺さん - 2020/07/11(Sat) 10:11 No.18820  

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以前にも書いたと思いますが、処方は以下の通りです。

水  750t メトール 8g 亜硫酸Na 100g 全量を溶かして1000tとします。
亜硫酸Naは80g程度でも大丈夫です。

ミクロファインと言う素晴らしいネーミングで日本では人気がありますが、ことさら取り立てて言うほどに微粒子に仕上がるということもありません。
今や、現像薬によって微粒子に、、という時代ではないので、フィルムの実力をそのまま素直に引き出してくれる現像液としてミクロファインやD23が見直されてもよいと思っています。



[3] Re: モノクロ現像液 D23 通太郎爺さん - 2020/07/11(Sat) 10:16 No.18821  

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薬品の種類が少なくて済むし作りやすいのでお勧めです。



[4] Re: モノクロ現像液 D23 通太郎爺さん - 2020/07/11(Sat) 10:31 No.18822  

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1294 x 1005 (314 kB)


雨が続きます。
水に流す・・・のもいいですが流しすぎは困ったものです。
流すならコロナのほうをどうぞと言いたいですね。

平穏無事な日々を願って祈っております。

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