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24時間の画廊】 【実用・カラー現像研究室】 【健康談話室】 【珈琲無礼講】 【より道・みちくさ・遠回り

★★ カ ラ ー 自 家 現 像 サ ロ ン ★★


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最終更新時刻: 2024/04/15 16:40:21

−スレッド一覧 (最新 20 件) −

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[26:3] 失敗の方が多い 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/12/11(Mon) 22:00 No.21689  

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1300 x 797 (362 kB)


ネガカラーを普通にネガカラー現像して、「ハイ、出来ました」と言うのが正しい現像なのですが、趣味でやっている以上、とんでもないことをやってみる特権があります。

ネガポジ現像もそのジャンルに入りそうですね。

NikonF2(fuji 100) ilford(紙用現像液)50cc+使いまわした液250cc+KSCN 1g 30d.6min. 水洗
ここで過マンガン酸漂白(これが邪道) 画像が裏に透けて見えるまで(この時ポジ見える)清浄:40秒(多いか?)
第二露光 各1分両面 第二現像:中外発色剤無しの液にCD3 2g添加 + NaOH 1g 28度6分 ヌメリがありスポンジで強く拭取ったが画像は剝がれず。中外のミニラボ用定着が合う。



[2] Re: 失敗の方が多い 通太郎爺さん - 2023/12/11(Mon) 22:09 No.21690  

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1300 x 792 (307 kB)


第一現像でモノクロ現像された銀を、この時点で流してみたらどうなるだろうという実験です。
漂白液の劣化と発色液が弱すぎたのとが重なったのか、うまく行きませんでした。

第一現像(モノクロ)でできた銀を、この時点で流してしまえば第二露光で中途半端に現像された銀塩の影響を受けないので画像のエッジが際立つのではないか・・・と思ったのですが、見事に失敗。
しかし、一部でピントが良くなっているような気もします。気のせいか、、、



[3] Re: 失敗の方が多い 通太郎爺さん - 2023/12/11(Mon) 22:14 No.21691  

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1300 x 843 (368 kB)


定着から出した時、幕面がかなりヌルヌルなのでスポンジで強くこすったのですがヌルヌルは取れても画像は取れてきません。
ネガカラー特有のベースの色がかなり薄くなったので、ひょっとしてベースの色を取り去るヒントになりそうです。



[21688/21687/21686/21685]  
[27:4] 全てリバーサル現像 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/12/07(Thu) 19:17 No.21685  

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1300 x 816 (364 kB)


リバーサル現像で一番てこずるのがモノクロのようです。
リバーサルカラーは元々が専門のラボの為の自動現像を想定してフィルムが作られているので、方法も単純明快、殆どはみ出しようもなく完成されています。

一方、モノクロはネガ現像が主体で一般的なフィルムはネガ用に作られています。

ネガ用のフィルムの反転現像は邪道の極みかもしれません。

NikonS3 (presto400 2007.8期限切れ) 
ilford紙用100cc+old200cc+KSCN 1g 26d.8min.
過マンガン酸カリ漂白2分 フジQW清浄30秒 露光後 第二現像 第一に50t入替 25度8分 フジFIX 3分



[2] Re: 全てリバーサル現像 通太郎爺さん - 2023/12/07(Thu) 19:19 No.21686  

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1300 x 799 (361 kB)


では何故、邪道の外道をやるかと言えば、粒状性が良くなることぐらいでしょうか。
とは言え風景が好きな私としては見過ごせない魅力です。



[3] Re: 全てリバーサル現像 通太郎爺さん - 2023/12/07(Thu) 19:21 No.21687  

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1300 x 773 (474 kB)


小さい画像では目立ちませんがモニター上でさえかなりな差が見えます。
見ていて気分が良いです。



[4] Re: 全てリバーサル現像 通太郎爺さん - 2023/12/07(Thu) 19:25 No.21688  

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1300 x 799 (345 kB)


わざわざ高価なフィルムに手を出さなくても安いフィルムで十分な効果が得られるので、これまた大満足なのです。

やっとのことでやり方のコツが(ほんの少々ですが)掴めてきたのでネガカラーの方ももう一度新しいやり方を試してみようと思っています。



[21684/21683/21682]  
[28:3] せんぞう爺さん 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/12/05(Tue) 22:26 No.21682  

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1200 x 746 (225 kB)


期限切れのpresto400(100f)を頂いたので、ありったけテストしました。
結論としては、高感度フィルムは無理と言われている通りでしたが、やれそうなところまではやったつもりです。

Nikon S3 presto400 2007.8切れ 
papitol(x2stock)30cc入替+(KSCN入り古液)270t+KSCN 1g 25度8分 
過マンガン酸漂白(新)1分40秒(少なすぎ)水洗 清浄 フジQW 1分
第二露光 両面各30秒 
第二現像KSCN無しpapitol使いまわし液50cc入替 25度8分



[2] Re: せんぞう爺さん 通太郎爺さん - 2023/12/05(Tue) 22:35 No.21683  

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1200 x 926 (342 kB)


ネックとなるのは漂白と第一現像とのマッチングのようです。
第一現像を8分以上(26度)、漂白は目視で、画像が裏まで透けて見えるまでですが、これがかなりいい加減。1分30秒だったり4分だったり、漂白液はワンショットが安全です。

過マンガン酸カリ2gと硫酸10tを夫々500t別々に溶いてこれを混合して1000tの液を作ります。
過マンガン酸カリの粉末はスプーンなどで衝撃を与えると爆発する恐れがあるので要注意です。
ネットには高校生が不注意な実験をした映像があります。



[3] Re: せんぞう爺さん 通太郎爺さん - 2023/12/05(Tue) 22:47 No.21684  

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1358 x 900 (307 kB)


粒状が細かくなるのは分かりますが、大判での発表でもない限りメリットはないでしょう。
この辺で幕と言う事にします。

但しASA100程度の比較的安価なフィルムの方が安定的にうまく行きますので遊び半分でやって見るのも良いでしょう。
以下はACROS100での実験ですが、フォマパンやシーガル、ケントメア、イルフォードなどもうまく行きます。
D67に替えてイルフォードの紙用やSPDにロダンカリでも行けます。
反転液は不要です。

D67(stock)50cc+old200cc 22d.7min. ストップ 反転液 過マンガン酸漂白液(途中で開ける) 水洗 清浄 水洗 第二露光2分 第一現像液に50t入替3分 ステンタンク



[21681/21680/21679/21678]  
[29:4] 潜像という化け物 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/12/05(Tue) 10:15 No.21678  

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963 x 850 (220 kB)


数十年前、カメラ雑誌に掲載された記事を頼りにモノクロの反転現像をやりました。
何とか反転現像はできたものの「潜像」のイメージがうまく理解できませんでした。

リバーサルカラーの現像をやるようになって「潜像」が再度頭の中に先祖返りして簡略化したポジ現像へと結びついたのですが、正確な正体はいまだに理解不能のままです。

ネガポジも同様の考えからの発想ですが、最初は何とか一部が反転したというだけでした。



[2] Re: 潜像という化け物 通太郎爺さん - 2023/12/05(Tue) 10:18 No.21679  

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401 x 500 (43 kB)


何本かのテストで、やっとのこと画像の反転に成功しましたが、色の反転には程遠いものでした。



[3] Re: 潜像という化け物 通太郎爺さん - 2023/12/05(Tue) 10:25 No.21680  

ヒストグラム
404 x 614 (43 kB)


かなり色が出てきましたが、発色液のアルカリが強すぎたせいかグリーンが全体にかぶっています。

一連のネガポジ現像にはモノクロの「潜像」現像の経験が役に立ちました。



[4] Re: 潜像という化け物 通太郎爺さん - 2023/12/05(Tue) 10:33 No.21681  

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389 x 605 (57 kB)


あれこれ数十本をお釈迦にした結果少しの補正で普通にできるところまで行ったというわけです。

ネガカラーフィルムを始めとして、モノクロやポジカラーでの「潜像」がそれぞれに違うようですが、どこがどう違うのか私には実態が不明なままです。

どなたか明確な答えを教えていただけませんでしょうか。



[21677/21676/21675/21674]  
[30:4] 潜像の方を使う 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/12/03(Sun) 18:47 No.21674  

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1300 x 811 (347 kB)


モノクロのポジ現像はカラー現像とは無関係と思われがちですが、潜像を使うという点ではリバーサルカラーの現像も同じ手順だと思います。
ポジカラーでの第一現像はモノクロ現像です。露光されモノクロ現像されて銀になった粒子はカラー現像しても反応しません。
露光されなかった(現像されなかった)方の銀塩を使います。このことが理解できればポジカラーの第二露光が不要だと分かります。

モノクロのポジも同じ理屈なのですが、モノクロの方は最初に露光された銀を漂白で取り除き、残された潜像の方に第二露光を当てて感光させ、これを現像してポジ像とします。

NikonF2 nikkor50mm/1.4 (presto400 2007.8切れを800で撮影) 
papitol(x2stock)30cc+(KSCN入り古)270cc+KSCN2cc(1g) 26d.8min.
漂白液の劣化により、継ぎ足したりして手間取る。紫色が取れるまで水洗。
フジのQWで清浄1分 
第二露光60w相当LED 1分 第二現像KSCN無しのパピトール50t+old250cc 26d.6min.
super fuji fix 2min.



[2] Re: 潜像の方を使う 通太郎爺さん - 2023/12/03(Sun) 19:10 No.21675  

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1300 x 857 (446 kB)


カラーの場合第一現像が終わると光を受けた臭化銀が銀になってしまうのでその後のカラー現像ではカプラーが反応しません。
光も受けず現像もされていない(はずの)潜像の臭化銀がカプラーに反応して発色します。
第二露光をやると臭化銀が光に反応して第一現像液が付着して残ったりしている場所にムラが出来ることになります。

第一現像の影響をなるべく避けるためにスポンジでサッと吹くのはそのためです。
この時光が当たりますが太陽光の下でもない限りさほどの影響はないようです。

モノクロでの第二露光は銀を捨てた後の臭化銀の像に光を当てて再度これをモノクロ現像するのでカラーとは全く理屈が違います。



[3] Re: 潜像の方を使う 通太郎爺さん - 2023/12/03(Sun) 19:16 No.21676  

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1300 x 807 (316 kB)


反転現像では最初に光を受けてネガとなるべき粒子を漂白液で流してしまいます。
残ったのは光を受けにくい細かい粒子の方なので粒状はぐんと細かくなります。

見えやすいように空の部分を撮って強調してありますが、ASA400を800に増感したにしては細かい粒子だと思います。



[4] Re: 潜像の方を使う 通太郎爺さん - 2023/12/03(Sun) 19:23 No.21677  

ヒストグラム
1300 x 779 (457 kB)


ハイスピードのフィルムは反転しにくいという定説ですがその通りだと思います。
が、やりようによっては暗い場所の微粒子撮影が可能かもしれません。

100程度のフィルムだと35oでも優にブローニー程度の粒状性が得られるようなので面白半分にやって見るのも良いかもしれません。

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