ヒストグラム
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こんにちは。
ヨドバシをのぞくとVelvia100とVelvia50が入荷していたので、早速購入してVelvia50の実験を再開しました。
結果、第一現像・発色現像は問題ありませんが、やはりベロにステインが残ってしまいました。
4回実験を行い、それぞれ試した対策は次のようなものです。
・各水洗いを10分程度に長くする
・ピロ亜流酸ナトリウム2%で前漂白
・漂白・定着をそれぞれ2倍の時間(12分、10分)行う。
・定着をSILVERCHROMEから結晶ハイポ自家調合のものに変更。
この中で効果があったのは、定着を自家調合に変更したときです。
まだ少し濁りはありますが、かなりマシになりました。
が、いくら定着時間を延長しても一定以上は抜けずに濁りが残ります。
再漂白・再定着するとアッサリ抜けます。
濁りが強い場合でも、再漂白・再定着でベロが透明になるので現像は可能なのですが、なんとなく気分が良くないです。
ベロの濁りはPROVIA100Fでも経験しているのですが、こちらの掲示板を見る限り、私以外の人は問題ないみたいですね。
諦めて薬品変更が近道かな・・・
minolta AL-E, Velvia50 (RVP50-527), 液量=300ml.
第一現像: SC-FGD[1+9] KSCN10%=3ml 38℃ 6m45s.
水洗, 温流水膜面拭取.
発色現像: CNL-N1R[1+2] NaOH10%=5.4ml 38℃ 6m.
水洗, 温流水膜面拭取.
漂白: CNL-N2 38℃ 6m. リール上下に動かし続け.
水洗.
定着: 自家調合 約30℃ 5m.
水洗.
ベロにステインあり.
再漂白: CNL-N2 38℃ 3m. リール上下に動かし続け.
水洗.
再定着: 自家調合 約30℃ 2m.
水洗.
ベロが綺麗に抜ける.
定着液(モノクロ用の処方を参考に適当にpH調整):
・結晶ハイポ 200g
・亜硫酸ナトリウム 24g
・ピロ亜硫酸ナトリウム 10g
・水を足して1000ml