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[611:14] 厄介なVELVIA 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/04/04(Sat) 07:57 No.18457  

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1300 x 428 (144 kB)


第一現像はいつも通りPapitolの指定濃度300tですがロダンカリを抜きました。
温度は38-40度と少し高め、5分やりましたが少し多い感じです。
発色はいつもの中外AB液にCD4を2.5gあとは残り物の亜硫酸Naとかリン酸三Na、炭酸K など入れて何とかpHを12.5ぐらいにしました。
まだ赤いですね〜。



[2] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/04(Sat) 08:05 No.18458  

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1300 x 428 (150 kB)


でも、これを「退色復元」にチェックを入れてスキャンすると、あ〜ら不思議。
マゼンタは補正しやすいですね〜。

スキャナーとコンピューターを通してみると、こう見えるということでしょうか。
いったいどっちが本当の発色なんでしょう。

要するに、こういう発色の要素が赤い色に隠れているということらしいです。
じゃあ、この赤は何なのよ。



[3] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/04(Sat) 08:21 No.18459  

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1206 x 950 (255 kB)


どっちが本当なのかよくわからない・・まるで自分の病気のようです。
人に会うのが苦手、話の間を開ける人、こちらが話していても、相槌を打たず黙って聞いている人などは大っ嫌い!
顔を合わさなければすべて大丈夫。だからネット大好き人間です。
小中高の同窓会も出たことなし。老人会その他、何とかの会など一切無用。
酒もたばこも賭け事も嫌い、女性には嫌われるから問題外、世間的には「嫌なヤツ」ですね〜。

赤い色をかぶって本当の色を隠しているベルビアに似てるような気もします。



[4] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/04(Sat) 08:28 No.18460  

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1210 x 950 (473 kB)


コロナ騒ぎで夜の街に行くな、人と密接するな、集まるな、などなど、私の普段のまんまじゃあ!
「百人乗っても・・」じゃあないけれど「百年コロナでも大丈夫」なんですね〜。



[5] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/04(Sat) 08:33 No.18461  

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1327 x 950 (223 kB)


赤く仕上げてソフトで修正!!!がベルビアノ正しい現像方法かと勘違いしてしまいそうです。



[6] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/04(Sat) 08:58 No.18462  

ヒストグラム
1202 x 950 (270 kB)


「三寒四温」の季節ですが、風景はどことなく春めいてきた感じです。
季節の変わり目が怖い病気もありますのでご用心。



[7] Re: 厄介なVELVIA まつむらかめら - 2020/04/04(Sat) 18:25 No.18463  

エクタクロームE100もそんな感じで使っていかないと、と一時思ってしまってました。赤いんだけど抜けば他のバランスが合うのは不思議ですね〜


[8] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/04(Sat) 19:34 No.18465  

pHが上でも下でもダメだとなると、ぴたりと合わす以外にないようですね。
テストあるのみでしょうか。ま、ゆっくりやってみます。



[9] Re: 厄介なVELVIA mglss - 2020/04/05(Sun) 15:46 No.18467  

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1024 x 683 (191 kB)


こんにちは。
No.18455でパピトールにクエン酸を添加してpHを下げると赤が弱くなる、とアバウトな記憶で書きました。
その実験結果を探したものの見当たらなかったので、再度検証しました。

掃除用のクエン酸10w/v%溶液を適当に11ml投入したところ、手元のpHメーターでは9.61となりました。
ちなみにクエン酸投入前のパピトール3倍希釈のpHは10.19でした。これにロダンカリ10w/v%を4ml投入してもpHは変化なしです。
使ったクエン酸は時間が経っても固くならないタイプの粉末です。

写真はNo.18436で使ったものと同じフィルムです(テスト用に数枚連続撮影しています)。
結果はNo.18436のものより赤が弱く、青が強くなりました。
前回は少しオーバー気味だったため、今回は現像時間を30秒縮めています。
そのため正確な比較とはいえませんが、恐らく赤と青のバランスはこの方法で調整できるのではないかと思います。

グレーカードのRGB(0..100)中央部平均
前回クエン酸添加なし: 72.9, 66.1, 65.9
今回クエン酸添加あり: 57.8, 53.4, 58.5

PROVIA 100F。前回と同じ箇所で数枚連続撮影したもの。
第一現像: Papitol[1+2] ロダンカリ10%=4.0ml クエン酸10%=11ml pH=9.61? 38℃ 6min.
第二露光: EV≒7.5 白タライ水中でリールごと5500K 1min まんべんなく光が当たるように動かし続ける。
発色現像: CNL-N1RN[1+2.33](A6+B3+C3+W188=200) 苛性ソーダ10%=2ml+数滴 pH=10.82? 38℃ 3.5min. 回転現像.



[10] Re: 厄介なVELVIA mglss - 2020/04/05(Sun) 16:51 No.18468  

ヒストグラム
1024 x 683 (431 kB)


もう一つ実験結果です。連続投稿していますが、どうぞご容赦ください。

最近、リールのままの第二露光実験を続けてきましたが、どうも駄目なようです。
短いストリップでは、第二露光中にリールの角度を変え続けることで露光ムラを回避できましたが、36EX1本ではムラが出てしまいます。
画像はフィルムの1コマ目(パーフォレーションの外側に「1」と出ているところ)です。
ご覧のとおり、左側にマゼンタのムラが発生しています。この左側の0コマ目は同様のマゼンタが全体にかぶっています。
どうもリールの中心軸に一番近い部分は光がよく当たらず、ムラになってしまうようです。

なにか対策があるのか、リールのままの露光は諦めるか、現在考え中です。

PROVIA 100F 36EX1本. Canon 7. Canon 50mm F1.8 + UVフィルター.
第一現像: Papitol[1+2] ロダンカリ10%=4.0ml クエン酸20%=5.6ml pH=9.60 38℃ 6min.
第二露光: EV≒7.5 白タライ水中でリールごと5500K 1min まんべんなく光が当たるように動かし続ける。
発色現像: CNL-N1RN[1+2.33](A6+B3+C3+W188=200) 苛性ソーダ10%=2ml+? pH=10.83 38℃ 3.5min. 回転現像.



[11] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/06(Mon) 09:02 No.18469  

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1300 x 297 (94 kB)


詳しい実験の結果報告、ありがとうございます。

私の場合もパピトールの保存液を2倍に希釈して(指定された使用濃度)pHは10.2でロダンカリ添加後も変わりません。
酸の添加でpHを下げた実験はしていませんが、プロビアの場合は、何もしなくても全く問題ありません。
むしろ青が強い感じです。

発色液のpHは12.1で少々ひくいかな・・との感じがありますが赤にはなりません。
同じ液で、なぜベルビアだけが赤くなるのかが気になっています。

第一現像はパピトール200t(指定濃度のままで希釈なし)+ロダンカリ0.5g 38度4分30秒
発色は中外AB液にCD4 1g 苛性ソーダ 1g ですがウナたれでポジ専用に使っている液なので新品の液の場合苛性ソーダの量がどうなるか不明です。



[12] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/06(Mon) 09:16 No.18470  

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1300 x 796 (274 kB)


少し補正すれば簡単に普通の色になるので問題はありませんが、私の場合、プロビアではもう少し赤を強くしたいほどで、mglssさんの実験を見て第一現像のアルカリをわずかに強めてみようかと思っています。

ベルビアの赤を抑えるためにpHの調整を考えています。

リールのままに露光は私の場合も全くひどい結果で、うまくいくのはフィルムが外側から入ってゆくパターソンの場合でも12コマぐらいまで、ステンレスタンクではリールの中心部からフィルムがまかれるので12コマでもムラが出ました。

一日の気温の変化が大きく気分がめげていますが、せめて写真でもやって落ち込むのを防いでいる状態です。



[13] Re: 厄介なVELVIA mglss - 2020/04/09(Thu) 08:45 No.18475   HomePage

リールごとの第二露光を試してくださったんですね。ありがとうございます。
しかし12コマくらいでムラということは、もしかしてリールを平置きしたときの横の面から露光してないでしょうか?
説明不足で申し訳ないのですが、私はリールの円形の面から露光しています。
少々コツがいりますが、光源に対してリールの角度を変え続け、途中で裏返して反対側からも露光すれば、合計1分程度で中心部以外はムラがなくなります。
違っていたらすみません。



[14] Re: 厄介なVELVIA 通太郎爺さん - 2020/04/09(Thu) 09:34 No.18476  

光源に対してリールを平行になるようにして傾けたりするのですが、パターソンの場合は外側からまかれているのとプラスチックリールのせいか、反射光が穏やかなようです。

ステンレスリールではリールの反射光が強く、タンクを開けた時点で円形の茶色い筋が入ってしまいます。
おそらく金属リールの強い反射光がモノクロ現像液の残りに反応するのでは?と思っています。

ステンレスの場合、リールを動かす手間より外して拭いた方が楽なので、どうせタンクのふたを開けるなら拭くことにしています。

開けなくてもきれいに現像できますので作業的には楽なのですが、途中でモノクロ現像の画像を見るのも楽しみなので、どちらを選ぶかは気分で決めればよいかなと思っています。



[18466/18464]  
[612:2] モノクローム 投稿者:まつむらかめら 投稿日:2020/04/04(Sat) 18:30 No.18464  

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2250 x 2338 (1,297 kB)


しばらくモノクロをお休みしてたのですがチョロンと初めてみました。桜がこんなに長く咲いてることが無いので色々試したくなったので。
フィルムはイルフォードDELTA100 ISO50にて撮影
ロジナール1+50希釈 24℃ 8分
偏光フィルター+Rフィルター使用
ハッセル ディスタゴン50mm
数日前のテストでISO100で10分現像したところハイライトがスキャナーでも飛びすぎていたので現像を抑えてその分露光を増やしました。



[2] Re: モノクローム 通太郎爺さん - 2020/04/04(Sat) 19:45 No.18466  

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1128 x 900 (386 kB)


空の落ち方がフィルター効果なんでしょう。
昔使った各種のフィルターのことを思い出しました。どこかにあるはず、モノクロなら遊べますね。

なんと言っても写真の基本はモノクロのような気がします。
カラーでもモノクロでも、どちらにせよ銀塩は今や完全に趣味の世界でしょう。
それも、かなりコアな道楽ともいえるようです。
どうせ道楽なら大人の道楽としての道を徹底的に追及してみるのも面白いかもしれません。

なにしろ80過ぎの老人でも楽しめることはだけは保証します。

今年は行ってないので分かりませんが、きっと自粛ムードだと思います。

Crown graphic Ectar 127mm/4.7
(kodak 320TXP)
ミニドール(stok) 250cc JOBOtank 使用 22度7分



[18450/18449/18448/18447/18446]  
[613:7] マゼンタは補正しやすい? 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/03/30(Mon) 06:20 No.18443  

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305 x 950 (94 kB)


発色液にやけくそ気味に薬を入れてもひどくマゼンタがカブった仕上がりですが、・・・

Minoltaflex V (velvia100)
papitol(stock)100cc+old200cc+KSCN 1cc(0.5g) 37度5分
途中拭き取りあり、60w相当LEDから1m離して約2分 
発色:中外AB (new)100cc+old 350cc+NaOH 3g +リン酸三Na 7g+炭酸K 4g+亜硫酸Na 3.7g CD4 1.5g 33度5分 マゼンタ抜けず露光過度な感じ



[2] Re: マゼンタは補正しやすい? 通太郎爺さん - 2020/03/30(Mon) 06:24 No.18444  

ヒストグラム
301 x 950 (98 kB)


「退色復元」にチェックを入れると簡単に補正されるのが不思議です。
ひどいマゼンタの陰にこんな色が隠れているらしく、デジタル的な目では、普通に見えるらしいです。

摩訶不思議ですが、プロジェクターで見るので十分実用的です。



[3] Re: マゼンタは補正しやすい? 通太郎爺さん - 2020/03/30(Mon) 06:36 No.18446  

ヒストグラム
940 x 950 (263 kB)


本格的なE-6でやる訳ではなく、簡易な現像方法なので、ある程度は仕方がないのですが・・・
よく乾かないうちにスキャンしたら埃だらけでした。



[4] Re: マゼンタは補正しやすい? 通太郎爺さん - 2020/03/30(Mon) 06:40 No.18447  

ヒストグラム
935 x 950 (340 kB)


夕暮れ近い光ですがそれなりに出ています。
ま、こんなもんか!!!



[5] Re: マゼンタは補正しやすい? まつむらかめら - 2020/03/31(Tue) 21:44 No.18448  

ヒストグラム
2551 x 2551 (2,393 kB)


ベルビアではないのですが河野式リバーサルUでそのままエクタクロームE100を行うとかなりのマゼンタに傾きます。しかしこの絵はマゼンタを抜いただけでかなりの彩度の再現ができます。マゼンタカブリは補正しやすいのかもしれませんね〜
マゼンタそのままのものは保存するのも嫌だったので残っていません、フィルムは探せばあるはずですが30M位はかぶってますね。
ツイッターの知り合いである無尽探査機さんは第一現像をパピトールとミクロファインの混合液で行っていらっしゃいます。後半ではパピトールにメトールを配合する方法で行いほぼ適正解が出た模様ですがミクロファインの中のメトールが青系統の濃度を上げてくれると言う理論です。それに基づいて私のE100に関しては発色がBAN1Rで赤くなる場合、メトールを入れて青の感度を上げて赤を中和する、という考えでやってみました。1L/メトール6g程度入れました。無尽探査機さんはヨドバシで手に入る薬剤で行う、というのがテーマなので発色現像液が印画紙用の物になっています。また独特の溶き方でPHを管理されてますね。すごい方です〜



[6] Re: マゼンタは補正しやすい? 通太郎爺さん - 2020/04/01(Wed) 05:47 No.18449  

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1300 x 429 (112 kB)


おはようございます。
再販されたものをすぐやってみた結果ですが、先ずは以前のものとの比較もやりたかったので反転液を使っています。
ほとんど補正なしで仕上がりました。

この時の発色液はpHを測っていませんが、おそらく12-12.5ではないかと思っています。
ネガカラー用の発色液はそのままだとpHが10.3ぐらいなので少しアルカリ材で補強しないとマゼンタになりますが、無尽探査機さんのやりかたも興味津々です。
個展が終わったら、じっくりやってみたいですね。

カメラはリコーフレックスZに、16枚撮り中枠(改造)とリコーミリオン用の裏蓋を取り付けています。

Richoflex Z (EKTACHROM 100)
papitol(stock) 100ccを250ccに希釈+KSCN 0.5g 36-7度4分
反転液(old)500t+酢酸(50%液)3cc+塩化スズ 0.5g+EDTA2Na 1g 2分30秒
発色:中外AB液450cc+CD4 2g+炭酸カリ5g+NaOH 2g36度4分



[7] Re: マゼンタは補正しやすい? 通太郎爺さん - 2020/04/01(Wed) 05:56 No.18450  

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1250 x 900 (316 kB)


補正らしい補正はほとんど必要なく曇り日の夕暮れの発色もそれなりに出ました。
以前のものとほぼ同じようなので次回は反転浴なしでやろうと思っています。

第一現像を4分にしたのはリコーのシャッターが遅れ気味なのを考慮したのですが、ほとんどまともなようです。



[18442/18441/18440/18439/18438]  
[614:13] アルカリか温度か 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/03/27(Fri) 22:34 No.18430  

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3008 x 539 (335 kB)


ほぼまともな発色の時もあるのですが、第一現像の温度は38度以上でないとまずいようです。
発色もpHが高い方がよく、一般のネガ用では9.5〜10程度ですがポジ用では12ぐらいあるので苛性ソーダや炭酸カリウムなどで補強する必要があると思います。

この例の場合はpHが12弱あるのでOKだったのではないかと思います。

Leica M6 rokkor 40mm/2.8 & 28mm/2.8 (velvia100)
papitol 250cc(指定濃度)+KSCN 0.5g 38度6分30秒
発色:中外ネガ用 Re 50cc 全300t 35度6分



[2] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/27(Fri) 22:38 No.18431  

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1300 x 769 (297 kB)


これでも発色はいまいちなので、さらにpHを上げる必要があると思います。



[3] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/27(Fri) 22:40 No.18432  

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1300 x 802 (174 kB)


曇りのせいもありますが、もう少し何とかしたいものです。



[4] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/27(Fri) 22:42 No.18433  

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1300 x 773 (186 kB)


とにかくベルビアは難しい。



[5] Re: アルカリか温度か まつむらかめら - 2020/03/28(Sat) 21:48 No.18434  

私は河野式簡易リバーサル現像Uでうまく行っています。
発色現像液のBAN1Rにより処理があってるのかと。その反面エクタクロームで結構失敗続きでした^^;
発色現像の苛性ソーダ1L/1.6gはPHメーターで12.3になることを確認したのでその重さで行っております。



[6] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/28(Sat) 22:00 No.18435  

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まつむらかめらさん今晩は。
ベルビアのマゼンタ転びは発色液の性質に負うところが大きいようです。BAN-1Rが合っているのかもしれません。
あれこれのアルカリ剤をガンガン入れてpH12.6程度でやってみましたがマゼンタは抜けません。
アルカリのせいではないと思います。

うまくいかないのがベルビアだけなので発色液を普通に戻して再度挑戦してみます。

super semiIKONTA (velvia)
papitol(new)150cc→300t(指定濃度) 38-40度 5分(少し多い)
拭取り、2分程度。 
中外AB 300t+NaOH 3g+リン酸三Na 8g+炭酸カリウム 4g+亜硫酸Na 6g+EDTA2Na 1g +水酸化Ka 3g+CD4 3gpH12.6  33度5分



[7] Re: アルカリか温度か mglss - 2020/03/29(Sun) 11:07 No.18436  

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768 x 1024 (213 kB)


おはようございます。
リールのままの第二露光で光色を変える実験をしました。
色温度はいつも使っている5500Kと、温調の4000Kです。
光源は撮影用の定常光を乳白板で拡散させました。

結果はほとんど違いが出ませんでした。
GIMPでグレーカードのRGB値を取得すると、4000Kの方がごく僅かに赤が弱く、青が強いようです(計測誤差かもしれません)。
しかしRGB値を見なければ分からないレベルなので、実質は影響がないと思います。
白色LEDなら光色はそれほど気にしなくても良さそうです。

ちょっと気になるのは、空の高輝度の部分が少しマゼンタになっている点です。
他のコマでもたまに空がマゼンタになることがあります。
空以外の高輝度部は白のままです。

写真は上げていませんが、5500Kで3分露光の実験もしました。
これも仕上がりがわずかに暗くなっただけで、5500K、1分とほとんど違いはありませんでした。
ただしカラーバランスは赤と青に比べ、緑の低下が強くなりました。
第二露光が強くなるとマゼンタ寄りになるのかもしれません。

minolta AL-E, PROVIA 100F.
第一現像: Papitol[1+2](stock100+水200=300) ロダンカリ10%=4.0ml 38℃ 6.5min.(少しオーバー)
第二露光: EV≒7.5 白タライ水中でリールごと5500K 1min, 4000K 1min. 照明に対して円形の面を見せ、まんべんなく光が当たるように動かし続ける。半分の時間で裏返す。裏返す際はフィルム面が直接露光しないようにする。
発色現像: CNL-N1RN[1+2](A6+B3+C3+W188=200) 苛性ソーダ10%≒1.5ml pH=10.90? 38℃ 3.5min. 回転現像.
漂白: CNL-N2R 約35℃ 6min.
定着: MyFixer 約35℃ 4min.

グレーカードRGB(0..100)中央部平均
5500K RGB=72.9,66.1,65.9.
4000K RGB=72.2,66.4,66.2



[8] Re: アルカリか温度か mglss - 2020/03/29(Sun) 11:34 No.18437  

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1024 x 683 (434 kB)


更にPROVIA 100Fをフィルム1本現像してみました。
発色現像で苛性ソーダをボトッと入れすぎてしまい、緑が強くなりました。
第二露光ムラはなさそうで、スライドとしては使えますが、曇天の写真なのに青っぽくないのが妙です。
他のコマも同じ傾向で、全体に黄色が強いようです。

minolta AL-E, PROVIA 100F.
第一現像: Papitol[1+2](stock100+水200=300) ロダンカリ10%=4.0ml 38℃ 6min.
第二露光: 前回同じ.
発色現像: CNL-N1RN[1+2](A6+B3+C3+W188=200) 苛性ソーダ10%≒1.7ml pH=? 38℃ 3.5min. 回転現像.
漂白、定着: 前回同じ



[9] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/29(Sun) 13:38 No.18438  

貴重な実験をありがとうございます。
あまり長時間でさえなければ安心して拭取り作業をして大丈夫ということが分かり、気分が楽になりました。

青くならないのはpHが低いのかもしれません。
でも、逆にこのほうがそれらしくて奇麗ではないでしょうか。

E-6の処方で発色現像液を作るとpHは12.5ぐらいなので1L作るときNaOHを6g入れてリン酸三Naは20g、炭酸K10g、その他亜硫酸Naなども入れますのでかなりのアルカリ剤だと思います。

ポジの場合はNaOHだけでやろうとすると画像が黒っぽくなるような気がしますが、この実験のような結果なら、十分実用の範囲内だと思います。

貴重な実験、感謝します。



[10] Re: アルカリか温度か まつむらかめら - 2020/03/29(Sun) 18:41 No.18439  

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2643 x 2619 (1,414 kB)


私は蛍光灯下でステンレスリールなので一度ほどいて巻く、というのを短時間で行っています。多分1分無いですね。 なるほど3分とかでも大丈夫なのですね。第一現像後の水洗は私はカブるのが怖いので常温の水道水を使用しています。今ですと15℃近辺になってます。それでタンクの中の水が5回変わる程度行っております。
今回はプロビア100で通常処理で夜景を撮ってみました。流石に街灯の緑が強いのでスキャン後に緑を抜きました。桜のピンクが戻りましたね〜この程度の後処理は許容範囲と考えてます。



[11] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/29(Sun) 19:13 No.18440  

今晩は。まつむらかめらさんの夜景はそれなりの色ではないでしょうか。雰囲気があって良いですね。
ブローニーでしょうか。

常温の水道水・・・私もやってみます。ムラが出るのが怖くて35度内外でやっていました。
急激なストップの効果があるのかもしれませんね。

ステンレスのリールはフィルムの取り外しが楽なので、拭取りをやるときはステンレスにしています。



[12] Re: アルカリか温度か まつむらかめら - 2020/03/29(Sun) 20:27 No.18441  

はい、ブローニーです。ハッセルのCF120マクロ/4です。
フジの場合135も120も4×5も各フィルム同じ補正で行ける気はしてます(RDPV、RVP)
しかしコダックは135と120が全く違っているのでまだ135はデータが出ていません



[13] Re: アルカリか温度か 通太郎爺さん - 2020/03/29(Sun) 20:40 No.18442  

ハッセルは一度、借りて使いこなせなくて懲りたので持っていませんが、慣れれば素晴らしいカメラなことは間違いないようです。

フジはベルビアのマゼンタ転びで往生しています。以前の(10年ほど前)うまくいったデータとは違うような気がします。
補正すると一発で綺麗になるのも不思議なのですが、ソフトがよくなった効果が大きいようです。
昔のような投影機でスライドを見ることもなくデジタルのプロジェクターなので全く問題はないのですが・・・何となくシャクなので・・・



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[615:7] 河野式ダイレクトポジ現像のU 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/03/20(Fri) 22:32 No.18416  

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途中の拭き取りや第二露光なしでも反転しますので、簡略式ならこの方が便利です。
リバーサルの自家現像を始めた頃からコダックの仕様書のどこにも反転露光のことは書いてないので不思議でした。
反転浴の説明にも、ここで反転するとは書いてありません。

何のことはない第二露光も反転現像も不必要なのです。

しかし何度やっても第一現像の後、茶色いムラが出るので拭き取り方式でこれを取り除いていました。

原因は現像タンクのようです。
右側の背の低い一本用タンクでは水洗の水がフィルムの中を回り切れず、第一現像の一部が残るのでは・・・
と気付いたので二本用の下部にフィルムを巻いたリールを入れ、もう一個の空リールを上から入れて、
水洗の水は半分ぐらい入れて上下にゆするとうまくいくことがわかりました。

要はタンクの中で強い水流を作ってやるということです。



[2] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 22:38 No.18417  

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少しシアンに傾いたようですがスキャンに際してパーフォレーションの穴からの光も拾うので実際のフィルムはもう少しましな色です。

Minolta CLE rokkor 40mm/2 (Provia100F) papitol (new)100cc+(old)200cc(ウナたれ)+KSCN 0.5g 38度4分30秒
水洗 3分 に6回水を取り替え(第二露光。反転浴などなし)
C.D. 中外AB液(new)100cc+(old)200cc+NaOH 3g+炭酸K 3g+CD4 1.2g pH10.5 36度5分



[3] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 22:42 No.18418  

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タンクのふたを開けることなくリバーサル現像ができるので作業的にもかなり楽だし、画像も安定するようです。
基本に戻っただけのことなのでしょう。



[4] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 22:54 No.18419  

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リバーサルの敷居を高くしていたのは第一現像後に第二露光が必要・・とどこかの大学の写真部がWEBに載せたのが始まりのような気がします。
全くのウソと思って間違いありません。

第二露光の代わりに薬品で露光状態にするのが反転浴だと書いてあるのも見たことがありますが、これもいい加減な情報です。
実際に自分で現像したのかどうかも疑わしいです。

反転液を作って、モノクロの第二露光の代わりに反転させようとしてやってみましたが効果は限定的で、うまくいきません。
薬品で、カブリを出すのではなく還元作用を利用して膜面を洗い流しているような感じです。



[5] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/20(Fri) 23:00 No.18420  

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やってみた限りでは第一現像→水洗(かなりしつこく)→発色現像→水洗→(この辺でタンクを開けても大丈夫)漂白→水洗→定着 でOKです。

第二露光も何もしなくてもリバーサル現像は可能です。
あとはオプションで自己流でよいと思います。



[6] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU まつむらかめら - 2020/03/22(Sun) 20:10 No.18421  

本日小平にあるカメラのヤマヤさんで出張カラーリバーサルフィルムの現像ワークショップを行ってきました。
参加者5名様、高校生も交じる若いワークショップでした。
河野式ポジ現像そのままで若干RDPVがG寄りに傾きやすいことからロダンカリを若干多め1L/1.6gで発色現像では苛性ソーダ少なめ1L/0.8gで行いました。
また2次露光は役割としてベースの黒を〆るために行いました。5回ほど水を入れ替えした後、蛍光灯なし窓からの間接光のみでステンリールなので一旦ほどいてさっと見ただけ(この瞬間参加者はおーネガだーと驚く)です。
アガリは自宅の蛍光灯下で見るのとほとんど差のないものが上がりました。
フジに関しては上記の方向でまず問題はないのでひとまずはこれで行うつもりでおります。
コダックはちょっとこだわりたいのでもう少しなんとかしてみたいですね〜
以上今日の報告でした。
今日のツイッターです。
https://twitter.com/classicalcamera/status/1241628018243538944



[7] Re: 河野式ダイレクトポジ現像のU 通太郎爺さん - 2020/03/22(Sun) 21:49 No.18422  

同好者を広げていただいて感謝に堪えません。

>高校生も交じる・・

頼もしいですね。

>この瞬間参加者はおーネガだーと

現場の雰囲気が伝わるようでうれしいです。感謝 感謝!

1997年切れのフィルムとは貴重な実験ですね。ブローニーは包装が完ぺきに近いので5年ぐらいでもなんとかなりますが、35mmはダメなことがほとんどです。
反転の練習にはなりますが色をあてにはできません。

第一現像が終わった時点で開けてみるのは楽しいですね。結果に変わりがないのなら開けてみる方法がおすすめでしょう。
タンクの違いとか、フィルムの長さによっても開ける開けないを選んでやればよいと思います。
ハードルは低いほど愛好者も増えると思いますが、バリエーションが二、三あるのも選択肢が増えてよいと思います。

>RDPVがG寄りに

発色液(BAN-1R)の補充液のアルカリが強いのでしょうか、苛性ソーダなしでもいいのかもしれませんね。
BAN-1Rはスターターを入れた時点でpH10.3-5ぐらいだと思ったのですが・・・

E-6の仕様で作ると発色液がpH12ぐらいです。発色剤のCD-4とCD-3の違いでしょうかよく分かりませんがBAN-1RはCD-4です。

とにかく少しでも多くの方に知っていただけてうれしいです。今後もよろしく。

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