ヒストグラム
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以前とポジの現像プロセスが少し変わっているので、Velvia100の増感を再検証しました。
結果、2段増感のISO400は第一現像9分55秒でOKでした。
10分でもいいのですが、10分を超えたくらいからパーフォレーションが薄くなってくるので、5秒だけ短く抑えました。
発色バランスがズレて白い壁が赤っぽくなってますが、スナップなら許容範囲でしょう。
写真は暗い室内で、増感したおかげで1/30、F1.8で手持ちでもなんとかなりました。
minolta AL-E, Velvia100 Push+2(ISO400).
第一現像: Papitol (stock=150ml, ロダンカリ10%=5ml, クエン酸20%=9.5ml)/300ml pH=9.60 38℃ 9m55s.
停止: クエン酸1.5%(w/v) 撹拌1min.
第二露光: ISO100-7EV 2min.
発色現像: CNL-N1RN (new=50ml, old=250ml, 苛性ソーダ10%=2.2ml) pH=11.89 38℃ 6min.
漂白: CNL-N2R 35℃くらい 6min.
定着: 中外MyFixer 30℃くらい 5min.
停止浴は、本来は第一現像液排出後、即座に停止液を投入するのだと思いますが、ここでは第一現像液の中和が目的なので、第一現像後に水洗いで停止してから停止液を投入しています。
つまり、第一現像→水洗い→停止→水洗い→・・・
という流れです。
今の所うまく行っており、水洗いは簡単に済ませていますが茶色いシミは残らず、ベロもキレイに透明になっています。
停止液は再利用で今回が3本目です。