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最終更新時刻: 2024/03/25 10:02:30

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[421:8] 中外マイペーパーデベロッパーでVelvia100 投稿者:mglss 投稿日:2021/03/14(Sun) 16:18 No.19349  

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こんにちは。

モノクロポジ実験の途中、ちょっと脱線です。
中外マイペーパーデベロッパーをカラーリバーサルに使ったらどうなるのか、気になったので試してみました。

Velvia100の6EX程度の短いストリップです。
この現像液はpH=10.6〜7程度とパピトールよりアルカリが強いのですが、赤っぽくならず、問題なさそうです。
グレースケールを見ると+1/3EVですが、それほど問題ないレベルだと思います。

最初の実験ではベロの部分に少し茶褐色が残りました。
停止液による第一現像液の中和が弱いのかと思い、今回、停止液の濃度を上げ、時間延長したところ、透明に抜けました。

いい感じなので、次回はフィルム1本で試してみたいです。

minolta AL-E, Velvia100(6EXの短いストリップ).
第一現像: 中外マイペーパーデベロッパー(指定濃度) stock=30, water->300になるまで ロダンカリ10%=3ml 38℃ 6.5m.
停止: クエン酸2% 2min.
第二露光: 白色蛍光灯 ISO100-7EVくらい 2min.
発色現像: CNL-N1RN new=10 old=290 苛性ソーダ10%=1.1ml pH=11.91 38℃ 6m.
BL: 38℃ 6m.
FX: 38℃ 5m.



[2] Re: 中外マイペーパーデベロッパーでVelvia100 通太郎爺さん - 2021/03/14(Sun) 18:48 No.19350  

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中外のこの薬も使い勝手がよさそうですね。
画像の発色も問題なく綺麗ですし粉のパピトールより便利かもしれません。
このレシピを真似してやってみようかと思います。

相変わらずネガカラーのポジ化に挑戦していますが、リーバーサルでは第一現像で発色に関係ない銀塩を捨て駒のように使いますが、ネガポジでは元がネガフィルムなので、全部が発色にかかわっていて捨て駒になる銀塩がありません。
言ってみればリバーサルでの捨て駒銀塩(補欠か?)のような余裕がなく第一現像で発色しない銀塩を捨てなければならず、発色のおいしい部分を持っていかれてしまう上にベースの色もありこれも厄介です。
1番から4番までが退場になった野球チームのようなものですが無理を承知で遊んでおります。

Nikon F2 (Vision3) バッキング液27-30度 15秒 水洗35-36度 4回 
第一現像:papitol(stock)30cc+(old)270cc+ロダンソーダ1.2g 36度4分 
水洗後発色現像: CD-4 3g+中外AB液50t+(使い回し液)250t pH 10.5-11



[3] Re: 中外マイペーパーデベロッパーでVelvia100 通太郎爺さん - 2021/03/14(Sun) 18:58 No.19351  

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花など狭い範囲で色数の少ないものや輝度の限定された夜間では何とか見られますが・・・



[4] Re: 中外マイペーパーデベロッパーでVelvia100 通太郎爺さん - 2021/03/14(Sun) 19:04 No.19353  

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昼間の風景になると輝度も大きく色数も増えるので5人の野球では限界があるようです。
この画面でも右上の空などパソコンのソフトが無理やり作った色になっています。

どうせ遊びなのでボチボチやってゆきます。
やはり本命はリバーサルでしょうね。



[5] Re: 中外マイペーパーデベロッパーでVelvia100 mglss - 2021/03/20(Sat) 17:51 No.19375  

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こんばんは。
ということでVelvia100を1本実写し、現像しました。
今回は第一現像液をILFORD SILVERCHROME BW PAPER DEVELOPERにしました。
(名前が長いので、現像データでは「SCPD」と略しました。)
中身は中外MyPaperDeveloperと同じようです。

結果は問題なしです。やはり赤っぽさはなく、ニュートラルに仕上がりました。
濃縮液で販売されており、かつVelvia100でもpH調整が必要ないので、リバーサルで使いやすい現像液です。

フィルムを見ていると前回同様+1/3EVくらいオーバーに見えるので、第一現像は少しだけ短縮したほうが良さそうです。

あと少し気になるのは、ベロの部分にごく薄い緑色のシミが残ったことです。
漂白液の色に似ているので、漂白後の水洗い不足かもしれません。

minolta AL-E, Velvia100.
第一現像: SCPD stock=30ml ロダンカリ10%=3ml water->300mlになるまで 38℃ 6.5min.
停止: クエン酸2% 約35℃ 2min.
第二露光: ISO100-7EVくらい 2min.
発色現像: CNL-N1RN new=50 old=250 苛性ソーダ10%=3.2ml pH=11.94 38℃ 6min.
漂白: CNL-N2R 約35℃ 6min.
定着: 中外MyFixer 約35℃ 5min.



[6] Re: 中外マイペーパーデベロッパーでVelvia100 通太郎爺さん - 2021/03/20(Sat) 22:05 No.19376  

こんばんは。問題なしの仕上がりで良いですね。
印画紙用だとうまくいくようですが、最初の頃それに気付かず、D76とかSPDとかフィルム用の現像液でやっても何故かうまくいきませんでした。
原因は不明です。
パピトールが印画紙用なので、まさかこれが使えると分からずずいぶんフィルムを無駄にしました。

この分だと印画紙用のいろいろな現像液が使えそうですね。

暗室に中外のハイデナールという古い印画紙用現像液がありますのでやってみます。



[7] SILVERCHROMEでPROVIAは失敗 mglss - 2021/04/17(Sat) 16:00 No.19466  

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こんにちは。失敗報告なので古い記事にぶら下げておきます。

ILFORD SILVERCHROME BW PAPER DEVLOPER(以下「SCPD」と略します)による第一現像をPROVIA100Fでも試してみました。
最初、Velvia100でうまくいった方法(指定濃度10倍希釈、ロダンカリ0.3g、38℃6分)でやりましたが、この現像液はPROVIAには反応が悪いようで、-1.7EVくらいアンダーになってしまいました。

この画像は、とりあえず濃度を上げて6倍希釈、時間を6分30秒にしたものです。
見た目の明るさは良いものの、パーフォレーションが少し薄くなり、画像もアッサリした感じです。
カラーバランスは赤が少しだけ弱いです。

第一現像: SCPD[1+5](stock=50, 水->300になるまで) ロダンカリ=0.3g 38℃ 6.5min.
中和: クエン酸2% 35℃前後 2min. 撹拌し続け(若干シミ残る)
第二露光: ISO100-7EVくらい 2min.
発色現像: CNL-N1RN old=50 new=250 苛性ソーダ10%=1.7ml pH=11.89 38℃ 6min.
漂白: CNL-N2R 35℃前後 6min.
定着: 中外MyFixer 30℃前後 5min.

この現像液はシミが残りやすいらしく、今回は停止液のクエン酸濃度を少し上げ、時間も1分から2分に増やしましたが、わずかにシミが残りました。
スポンジで拭き取ると問題なくシミが消えるので、停止液ではなく拭き取りで処理するのが安全かつ簡単です。

実験的に、第一現像を30秒縮めて6分にするとパーフォレーションと画像の薄さはなくなり、カラーバランスも良くなるものの、-1/2EVくらいのアンダーになりました。

Velvia100には向いている現像液ですが、PROVIA100Fでは難しいようです。
PROVIA100FはPapitolで問題ないので、SCPDでの深追いはこの辺でやめておきます。



[8] Re: 中外マイペーパーデベロッパーでVelvia100 通太郎爺さん - 2021/04/17(Sat) 16:16 No.19467  

私は最初のうち第一現像液が発色に影響するとは思わず、発色液の濃度を変えたりpHをいじってみたりしていました。
カラーポジは第一現像がその後の画像形成に圧倒的な影響を持つようで、逆に考えれば抑えどころが絞り込める感じですね。
この現像液の特色、覚えておきます。

シミにも悩まされましたが、ふき取るのが一番手軽で確実なようです。
今やっている実験も二度の現像液のアルカリの影響で膜面が溶けてしまうのが防げません。
Vision3を反転モノクロにすると改造感がかなり上がるのでダメを承知でやっています。



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[422:4] Zuikoそして「瑞光」 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2021/03/20(Sat) 16:39 No.19371  

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ELMOflexという昔の二眼レフの話です。カメラの仔細についてはネットでご覧ください。
ここでは実写の結果など述べてみます。

レンズはクラカメファンには有名なオリンパスのZikko75mm/3.5が付いています。二台持っていますがこの当時のズイコーのほとんどといってよいぐらい大胆なフレアが出ます。
蛇腹のマミヤ6にもズイコー付がありますがこれも盛大に出ますね〜。
顕微鏡のメーカーとして有名なオリンパスですが小さなレンズはまだしもカメラのような少し大きいものは無理だったようです。

ELMOFLEX zuiko 75mm/3.5 (fuji160NS)
中外AB液(stock)150cc+(使用済の液)350cc+CD4 4g+NaOH 1g pH12.7(高い)



[2] Re: Zuikoそして「瑞光」 通太郎爺さん - 2021/03/20(Sat) 16:46 No.19372  

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まさに「瑞光」・・・ありがたや、ありがたや・・・と言いたいところですが写真ともなるとそうも言ってはいられません。

当時は安物の代表と思われていたリコーフレックスも15台ほど持っていますがありがたい「瑞光」にはお目にかかったことがありません。
後のズイコーはいざしらず、この当時のものは時代に耐えられないものが多いのだと思います。



[3] Re: Zuikoそして「瑞光」 通太郎爺さん - 2021/03/20(Sat) 16:52 No.19373  

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解像力は決して悪くはないのですが、使っているガラスが安物だったというしかないような結果で残念です。
エルモという会社は16mm映写機で有名です。この二眼レフのボデーも非常にしっかりしていますがレンズがいけません。それと二台所持している一台はフィルムの送りがいい加減です。
映写機のフィルム送りとは全く勝手が違うのでこんなことになるのでしょうね。
慣れないことはするもんじゃありません。



[4] Re: Zuikoそして「瑞光」 通太郎爺さん - 2021/03/20(Sat) 17:04 No.19374  

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まだまだ寒いですが、早々と春霞の写真が撮れました。

形がよく好きなタイプなのでレンズの「霞が関」は許してあげましょう。
何年も手つかずの巻き上げ不良のほうは裏蓋に赤窓を開けてやることにします。



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[423:7] 人工光専用? 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2021/03/18(Thu) 11:29 No.19364  

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人工的な光の中ではそれなりに写ってくれますので、デイライト専用しかないポジカラーフィルムに対して人工的な光線専用のポジフィルムとして使えそうです。

minolta CLE rokkor40mm/2 (fujiG100→400) 
papitol(stock)30cc+old270cc+ロダンソーダ10t(0.8g) 35度 5分 
第二露光:150w 引延ばし機用ライトで両面約1分ずつ 
発色:CD4 4g 中外AB液指定濃度300cc+NaOH 1.5g pH12.8 36度 5分



[2] Re: 人工光専用? 通太郎爺さん - 2021/03/18(Thu) 11:36 No.19365  

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画面全体が赤に傾いていますが、第二露光の光源に使った引き伸ばし用ランプがモノクロ用なのでタングステンの色の影響を受けているのかもしれません。
リーバーサルカラーの現像ではコダックの処方にも第二露光が省かれているのは光源の色温度の影響を考慮したものと思われます。
カラーの場合は第二現像用に残された銀塩が多少なりとも光源の色温度の影響を受けるのは避けられないようで、理想的には日中の太陽光だと思われます。



[3] Re: 人工光専用? 通太郎爺さん - 2021/03/18(Thu) 11:41 No.19366  

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学術的研究用でもないので、その場の雰囲気さえ出れば、とんでもない色でもない限り許容範囲と見てよいかと思います。



[4] Re: 人工光専用? 通太郎爺さん - 2021/03/18(Thu) 11:44 No.19367  

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実際に感じている色にしてもどれが正確なのか私には分かりません。
目が補正してしまうのでその感じに近いところでOKとするしかないのでしょうね。



[5] Re: 人工光専用? 通太郎爺さん - 2021/03/18(Thu) 11:49 No.19368  

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飲食店はどこも大変な様子ですが、ほとんど外食しない(と言うか、食べられるものがない)私にとってはこんな時こそ助けてあげたい・・と思うのですが・・



[6] Re: 人工光専用? 通太郎爺さん - 2021/03/18(Thu) 11:58 No.19369  

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私にとってはニラもネギも玉ねぎも匂うものは全部ダメ、牛肉は全く下痢の元せいぜい頑張ってエビフライかヒレカツぐらいなら何とか行けそうですが・・・
草食動物と同じDNAらしいので、、、、
ひょっとして人間の形をした牛だったりして・・・



[7] Re: 人工光専用? 通太郎爺さん - 2021/03/18(Thu) 12:07 No.19370  

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何はともあれ、フジの記録用ネガカラーはネガポジ現像の場合、人工光線下でも使えるようです。



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[424:9] ネガポジ現像 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2021/03/16(Tue) 08:39 No.19355  

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富士の業務用(記録用)ネガフィルム100での実験ですが、この程度が私の限界かもしれません。

カメラは露光を正確にするためNikon F2を使いました。ASA感度100の指定を400で使っています。
今回の現像液では感度を上げて撮らないと画像がス抜けになってしまいます。
ロダンソーダが効くようですがロダンカリでも同様に思います。

Nikon F2 nikkor 50mm/1.4 (fuji G100を400で使用)
papitol(stock)30cc+(古)260cc+ロダンソーダ 0.8g 35度 5分
太陽の直射光をレースのカーテン越しに両面30秒程度
発色:中外AB液(指定濃度)300t+NaOH 1.5g CD4 4g(弱いため、多めに使います) pH12.5 36度5分



[2] Re: ネガポジ現像 通太郎爺さん - 2021/03/16(Tue) 08:43 No.19356  

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この程度に出てくれれば補正で何とかなりそうですが、発色カプラーが第一現像で奪われてしまうのでポジカラーフィルムに比べてかなり不利になります。



[3] Re: ネガポジ現像 通太郎爺さん - 2021/03/16(Tue) 08:50 No.19357  

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第二露光として太陽光をレースのカーテン越しに当てています。
強烈なのでフィルムが乾き始める感じですが、水滴など軽く拭き取っておかないとムラになることがあります。



[4] Re: ネガポジ現像 通太郎爺さん - 2021/03/16(Tue) 08:57 No.19358  

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第一現像で動きを止めた銀塩がカプラーを持ったまま死んでしまうようで、残りの発色カプラーだけの発色では、不自由な感じがします。



[5] Re: ネガポジ現像 通太郎爺さん - 2021/03/16(Tue) 09:02 No.19359  

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光量の幅が狭い被写体に限れば十分使えそうな気がします。



[6] Re: ネガポジ現像 通太郎爺さん - 2021/03/16(Tue) 09:16 No.19360  

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明るい被写体でも光量がある程度一定なら何とかなりそうな気もします。
引き続きもう少しいろいろ実験的にやってみるつもりです。



[7] Re: ネガポジ現像 3ピン屋 - 2021/03/16(Tue) 22:37 No.19361   HomePage

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当方はISO100で露光しています。
第一現像:コレクトール(stock)50cc+(古)450cc+ロダンカリ 0.2g 30度 4分
第二露光:白色電灯に30秒ほどさらす。
第二現像:BAN

明部の彩度は十分ですが、以前から暗部の彩度と階調はよくありません。
また、コントラストの低い被写体での描写はよくありません。さらに、雪面のように
彩度に乏しく微妙な白黒の濃淡で表現すべき所も不得意です。




[8] Re: ネガポジ現像 通太郎爺さん - 2021/03/17(Wed) 08:45 No.19362  

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お早うございます。感度は第一現像の現像液にも影響されるような気がします。
ネガの場合は露光を受けた銀塩のほぼ全てが発色カプラーを動かし、そのまま現像されてネガとして発色します。
ポジの場合は撮影時に光を受けた銀塩のすべてを第一現像で死んだ状態にしてカプラーへの反応を断ち切ってしまいます。
カラーの要素の大半は死んだ状態の銀塩とともに無反応となります。
つまり「おいしい色」が失われてしまうので、どうしても彩度も不足しがちになるようです。

リバーサルフィルムでは第一現像で死んでしまう銀塩の分を見込んであって、(露光されなかった)残りの銀塩のほうに発色反応をゆだねるべく設計されているようです。
ネガポジとしてはなるべく第一露光を少なくして(露光されない部分を多く残して)やるしかないように感じます。
100を400で撮ればネガとして使えば当然暗い画面になりますが、ポジではこの暗い部分に残された(現像前に)部分を使うのでネガとしては露光不足で使っています。



[9] Re: ネガポジ現像 通太郎爺さん - 2021/03/17(Wed) 11:32 No.19363  

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なぜ厄介なネガポジにこだわるかという質問を受けますが、私の場合、画像の解像感がガクンと上がる魅力につきます。
特に記録用などの安いフィルムでこの効果が顕著な気がします。

リバーサルフィルムの解像力のすばらしさも、反転する時大きい粒子を捨ててしまい、残った微粒子で画像を生成する効果の表れだと思います。
モノクロでも効果は同じです。

デジカメでは、粒子ではなく、いきなりドットの四角が現れるのでその前でとどめておく必要があります。
細かい砂のような微粒子感こそフィルムの特徴のような気もします。



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[425:4] モノクロポジへのこだわり 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2021/03/12(Fri) 21:26 No.19344  

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昔は何種類もあった微粒子のフィルムがどんどん無くなって、フィルムの微粒子の状態を見ることが少なくなったような気がします。
大画面で見る機会が少なくなったせいかもしれません。プリンター出力の展示会が多くなり、A4やせいぜいA3ノビ程度では紙焼き時代の全紙や全倍の迫力には及びません。
フィルムの粒状にもこだわらなくなったのはモニターで見ることが多くなったせいでしょう。

最低でも27インチ程度の大きさでないと粒子の美しさなど感じられませんので、ザラザラしていればフィルムの感じが出ていると思われることが多くなったのかもしれません。

私が粒子にこだわるのは、感じが好きだからにすぎません。

T-Max100もネガのままでは粒状の粗さが今一つ気に入りませんがポジにするとヌルっとして粘る感じが出るのでやめられません。



[2] Re: モノクロポジへのこだわり 通太郎爺さん - 2021/03/12(Fri) 21:37 No.19345  

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ポジ現像するのは厄介ですが、粒状性がよくなるのは確かだと思います。
フィルムの場合はどんなに細かくなってもつるつるした金属的な感じにはならないので好きなのです。
昔から見慣れた肌理に過ぎないと思いますが、ドット表現のように綺麗にそろっていないのがよいのかもしれません。

zenobia R (T-Max100)第一現像papitol(stock)50cc+(old)400cc=450cc 26度8分 (少し多すぎか?)漂白:約2-3分 フィルムの裏面までクリーム色となり画像が透けて見えるが、黒っぽい画像がすべて薄くクリーム色で覆われるまで目視しながらやる。水洗後清浄液でしっかり洗う。
第二露光表裏1分ずつしっかりやること。第二現像3分画面がぬるっとするが定着で治まる。



[3] Re: モノクロポジへのこだわり 通太郎爺さん - 2021/03/12(Fri) 21:40 No.19346  

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表面の感じなど全くの好みでしかありませんのでどうでもよい人にとっては問題ではないでしょう。
はがき程度の大きさではフィルムの肌理など分かりませんのでつい大きな画面にしてご迷惑かもしれませんね。
これでもまだ小さいと思っています。



[4] Re: モノクロポジへのこだわり 通太郎爺さん - 2021/03/12(Fri) 21:48 No.19347  

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今やフィルムは実用価値などなく、金儲けには縁のないという点でプロの入り込めない世界だと思います。


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