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24時間の画廊】 【実用・カラー現像研究室】 【健康談話室】 【珈琲無礼講】 【より道・みちくさ・遠回り

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最終更新時刻: 2024/04/15 16:40:21

−スレッド一覧 (最新 20 件) −

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[36:4] 期限切れ 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/20(Mon) 08:15 No.21650  

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1300 x 754 (247 kB)


酒ならば古酒として貴重品になるかもしれませんが、フィルムではね〜。
期限切れから20年です。常温の部屋に放置されていたらしいのですが、外箱もプラスチックケースもシャンとしていました。
湿度の高い日本でのフィルム保管は温度より湿度が問題で冷蔵庫や冷凍庫より常温の方が良い場合があります。

Nikon S3 (fuji MS100-1000 2002 切れ) 
第一現像:ilford(stock)30cc+old270cc+KSCN 2cc(1g) 37d.3min. スポンジで挟んで拭取り 
発色:chugai N1U(発色剤無し)100cc+old200cc+発色剤CD3 0.6g+NaOH 0.6g 37d.5min.



[2] Re: 期限切れ 通太郎爺さん - 2023/11/20(Mon) 08:20 No.21651  

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1300 x 783 (223 kB)


感度が100-1000という何ともあやふやなフィルムで、どういう使いかをすればよいのか判断に迷います。
一応100程度で使ってみましたが、ごく普通に使えました。

こうなるとフィルムの賞味期限をどう考えたらよいのかわからなくなります。




[3] Re: 期限切れ 通太郎爺さん - 2023/11/20(Mon) 09:15 No.21652  

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1300 x 781 (408 kB)


銀塩そのものは10年15年と長持ちしますので、カラーフィルムでもカラーカプラーに色の劣化が無い限り大丈夫のようです。

ブローニーは一本ずつ外気を遮断できるように梱包されている物がほとんどなので安全度は高いですが、冷凍庫などで保管してベースが硬化したり、薬剤の接着剤が劣化したりしていると乳剤が全部はがれてしまうこともあるようです。

今回の物は35mmですが、たまたま保管の状態がフィルムにピッタリ合っていたのでしょう。



[4] Re: 期限切れ 通太郎爺さん - 2023/11/20(Mon) 09:37 No.21653  

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1300 x 760 (356 kB)


殆どのフィルムは、日差しの強い窓際とか湿度の高い場所とかでない限り、常温(日本の)で大丈夫ですが、食品の保存に惑わされるせいか冷蔵庫や冷凍庫を信奉している方も多いようです。

銀塩は食品ではなく、プラスチックや金属に近いものなので腐って食べられなくなる感覚が通用しないのは当然ですか、なんだか同じように考えてしまうようです。

金槌や釘は冷蔵庫に入れませんし、薬局で冷凍庫から出してくるのも見かけません。
フィルムは湿気による錆と薬品の化学変化に気をつけた方が良いようです。



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[37:4] たまにはカラーで 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/11(Sat) 11:02 No.21636  

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1196 x 900 (319 kB)


発色剤が不足したと思われますが、色が少し偏ったようで安定していません。
pH計が壊れたのでNaOHもいい加減に入れて、少しアルカリが強めかもしれません。
ミノルタのオートコードRA型はギアを取り換えると18枚撮りになります。
6x4.5版なら16枚なのですが、なぜか18枚です。

Minoltaautocord RA 18コマ撮り (E100)  
第一現像:papitol(x2 stock)40cc+old380cc+KSCN 1g 37d.6min.
発色:中外写真薬品N1U(stock発色剤無しの液)100cc+water320cc+(発色剤CD-3) 0.5g+NaOH 1g 37d.5min. 



[2] Re: たまにはカラーで 通太郎爺さん - 2023/11/11(Sat) 11:08 No.21637  

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1203 x 900 (489 kB)


水彩画のような感じの画像もあって面白いのかもしれませんが、、、



[3] Re: たまにはカラーで 通太郎爺さん - 2023/11/11(Sat) 11:15 No.21638  

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1207 x 900 (337 kB)


晩秋の夕暮れの感じとしては悪くはありませんがE-100としてはいまいちです。
E-100もどんどん高価になっていきますが、カラー現像は決まり切った処方しかないので面白くないと思っています。



[4] Re: たまにはカラーで 通太郎爺さん - 2023/11/11(Sat) 11:22 No.21639  

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1142 x 900 (340 kB)


失敗した時の方がワクワク感があるのはへそ曲がりな性格のなせる業でしょう。
でもE-100での失敗は財布へのダメージが大きいですね。

高くなりすぎて使う人が減って市場から消えていくのも残念ですが、頑張って作り続けてほしいものです。



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[38:3] 苦い思い出 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/10(Fri) 10:12 No.21633  

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1100 x 950 (435 kB)


去年の一時期、メインのスキャナーがダウンして使えなくなりました。
仕方なくデジカメで撮ってその場しのぎをやりましたが、この時ネガフィルムの使い勝手の悪さに往生しました。
カメラに取り込んだネガ画像を再度パソコンに入れてトーンカーブを使って反転させるのですが、そのままではフラットで生焼けのような画像になってしまうのです。

調整すれば使えないことはないですが、とにかく厄介・・

デジカメもプリンターも残るけどスキャナーは廃れて行く運命のようで寂しい限りですが、これもご時世かもしれません。

その時、スムーズに使えたのがポジ画像です。見たままなのでデジカメそのものの調節で取り込めます。

Rollei cord W (fomapan400 2012.4 期限切れ) 
papitol(2倍濃度保存液)30cc+old370cc 20d.8min.水洗5回ほど水を捨てる。
漂白(過マンガン酸カリ2g/250cc+ 硫酸10cc/250cc)必ず別々に溶いて混ぜて500tにする。水洗が済んだらタンクを開けて漂白液に入れるが目視で空などの部分がほぼ透明に抜けるまで漂白し、紫の液色が取れるまで水洗、清浄液はフジQWで代用。薄いクリーム色ないし白く見えるようになるまで洗うように漬ける。第二露光両面1分ほど、第二現像は第一現像液に保存益30t入替、20度8分、水洗、Fix



[2] Re: 苦い思い出 通太郎爺さん - 2023/11/10(Fri) 10:25 No.21634  

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958 x 950 (392 kB)


この時以来、ポジ画像で残すことを少し考えるようなりました。
ポジで残っていれば、誰が見てもわかるし遊びとしても面白そうだし、、、

でも、厄介ですね〜。

いつものお堂ですが、毎回同じ場所を取るとカメラやフィルムの調子を比較するのに便利です。

お堂の屋根にとまった鳩の形がはっきり見えて粒状は問題なし、屋根瓦でレンズも問題なしのようです。



[3] Re: 苦い思い出 通太郎爺さん - 2023/11/10(Fri) 10:48 No.21635  

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1058 x 950 (392 kB)


チェキの人気は、いきなりポジ画像が出てくるところだそうです。
ネガではフィルム現像してもポジに焼き付けないと良くわからないし、焼き付けなかったコマに良いのがあったかもしれず、かといって全部焼き付けるのも費用が掛かるし・・・。

必ずモニターが必要なデジカメではなく紙に映し出された画像そのものが新鮮なのかもしれませんね。

ポジ画像のフィルムを見せたら、こんな写真があるんですか、、、と驚かれて、こちらがびっくりしました。



[21632/21631/21630]  
[39:3] フィルムによって違う 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/09(Thu) 11:23 No.21630  

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1460 x 830 (239 kB)


モノクロのポジ現像の厄介なところは、同じ処方で処理してもフィルムによって結果が大違いになってしまうことです。

イルフォード系のフィルムは幕面が溶けるので向きませんがフォマやシーガル(オリエンタル)など、少しお安いものの方がうまく行きます。


canon FT canon FD 50mm/1.4 (oriental seagull 100)
papitol 100cc/300cc KSCN 無し(ピンと甘い) 20-21d. 6min.
漂白 過マンガン酸カリ+濃硫酸 Re100cc/300cc 4min.
清浄 アルカリ 2min.
第二露光 2min.
第二現像 Re50cc/300cc 3min. super fuji fix 4min.



[2] Re: フィルムによって違う 通太郎爺さん - 2023/11/09(Thu) 11:31 No.21631  

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1300 x 863 (171 kB)


未だに手探り状態ですが、そこがまた面白いところでもあります。
カラーはレシピそのものが固定されていて、フィルムによって変わるなどと言う事はありません。
ポジにせよネガにせよメーカーのラボの為にあるようなフィルムなので処方通りにやれば誰がやってもうまく行きます。

現像爺さんとしては、あまり面白くない・・・とも言えるのです。

モノクロは個人の癖が出ますしモノクロポジともなるとフィルムによっても癖が出るので処方も千差万別、奥が深いという言い方が出来るのかもしれません。



[3] Re: フィルムによって違う 通太郎爺さん - 2023/11/09(Thu) 11:43 No.21632  

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1300 x 784 (242 kB)


同じシーガルでも漂白にニクロム酸カリを使うと作業は簡単になりますが、入手が困難なのと3価のクロムにして廃液の処理をする必要があるのも厄介です。

Minolta CLE rokkor 40mm/2 (seagull 100)
papitol Re30cc/300cc(old)+KSCN 1.5cc(0.75g) 24d.7min.
漂白:ニクロム酸カリ+硫酸 2min. 清浄:2min.30sec. 第二露光:曇り日台所窓LED消す5〜10秒裏表サッと一回 第二現像:Re30cc 24d. 6min. 各処理の間に水洗



[21628/21627/21626/21625]  
[40:4] 厄介に見えますが 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/07(Tue) 11:23 No.21625  

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1500 x 864 (340 kB)


完全に完成とまではいきませんが、ほぼ満足できる状態にまではなりました。
目視での漂白は精度も高く、必要以上でも以下でもなく液の劣化もかなり防げます。

何といっても粒状性が上がるので、今までのネガ現像がフィルム性能の一歩手前でストップしてしまっているのが良く分かります。



[2] Re: 厄介に見えますが 通太郎爺さん - 2023/11/07(Tue) 11:31 No.21626  

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1500 x 890 (307 kB)


現在のフィルムの性能を最高位置まで高めて引き出してやれば35mmでも優にブローニーを超えそうです。
今回はミニコピーという昔のフィルムを使っていますが当時のこの粒子の技術は当然ながら今に引き継がれています。

minoltaCLE 40mm/2 (fuji HRUミニコピー) papitol(x2stock)30cc+old270cc 20d.6min. 水洗 5回 この後タンクを開けて前回にも使った漂白液(過マンガン酸カリ 2g/250t+硫酸10t・/250tを別々に作って混合500t)に過マンガン酸カリ1g加えた液、目視で空の部分が透明に近く抜けるまでやる約40秒ぐらい。 水洗はピンク色が取れるまでやる。清浄液(フジQWで代用)に入れて幕面全体が白くなるまで洗う。第二露光、両面30秒ほど、第二現像、SPDの古いままに30t入替20度3分 水洗してFix



[3] Re: 厄介に見えますが 通太郎爺さん - 2023/11/07(Tue) 11:41 No.21627  

ヒストグラム
1500 x 862 (216 kB)


画像の感じがブローニーに近づいています。
最初に露光を受けるのは大きい粒子だそうで、そのまま現像すればこの大きい粒子だけで画像(ネガ)が形成されてしまいますが、
この大きい方の粒子を漂白で溶かして洗い流し潜像として残った細かい粒子の方で画像を形成するから微粒子になるのだとの説があります。

理屈は何にせよ、感じとして微粒子だと思います。



[4] Re: 厄介に見えますが 通太郎爺さん - 2023/11/07(Tue) 11:50 No.21628  

ヒストグラム
1500 x 912 (421 kB)


ここまでくると、わずかの手振れや、レンズの性能までが明け透けになるので面白いというか怖いというか、、、

実用をデジタルに譲って完全な趣味の世界に進んだ銀塩野郎としてはこれこそモノクロの本命ではないかとさえ思うようになってきました。(言い過ぎですかね〜〜)

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