[No.254] お菓子と骨折
女子柔道の松本薫選手の金メダル、まずはおめでとうです。インタビューに答えて、「まずパフェが食べたい」という話ですが、彼女は、「ご飯よりお菓子(洋菓子)やアイスクリームが好き、この為に骨折が多くなり、“禁止令”を出されてしまった」とのことでした。牛乳、ヨーグルトをはじめとして、洋菓子やアイスクリームに含まれる乳製品が、多くの場合、骨粗鬆症の原因なのですが、年寄りばかりではなく、こういった若さではちきれんばかりの女性にも害が及ぶということをよく知っておいたほうが良いと思います。スポーツの世界では過酷な力が骨にかかるため、骨折が日常的に起きる可能性があります。トレーナー達は、骨折しやすい選手の食品の嗜好から、経験的に危険な食べ物を知っていったものと思われます。日本代表のサッカーの選手たちにイタリアから来た監督が、それまでの洋物より握り飯を食べさせた話も聞いています。このせいとばかりは言えないでしょうが、とにかく日本代表がアジアカップで優勝するほど強くなったから不思議です。巨人の清原選手が試合の前に餅を食べると言うのも聞きましたが、餅は消化が早く素早く体内のエネルギーになることを直感的に知っていたのでしょう。民俗に適合した食事は、たやすく変えることはできません。日本民族は長い期間島国での生存を強いられたため、この性癖が強く、外国の食事が合いません。これを間違えると、体内の反応が自然でなくなり、日本人古来の遺伝的細胞をガン化させてしまいます。激しい運動をするスポーツ選手たちは、体内の反応も素早いために、体の変調も早くやってきます。プロの選手たちは、独特の直感で自分に変調を起こす食べ物を感じ取り、個人個人で注意しているようです。
[ページトップ] [掲示板トップ] [前の記事] [次の記事]
- Joyful Note - (joyfulexif v2.3j by cachu)