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[No.21656] 溶ける原因判明


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[52:4] 溶ける原因判明 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2023/11/25(Sat) 11:45 No.21656  

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モノクロのポジ現像でエマルジョンが溶けて剥げ落ちてしまうという致命傷的な厄介な原因がやっと分かりました。

第一現像の時間です。
エマルジョンの薄い低感度のフィルムは何とかやれても高感度(400など)では第二現像で見事にずるずるに溶けてしまうことがほとんどでした。
第一現像の時間をネガ現像の時間を無視した長時間でやらないと高感度フィルムでは無理なようです。

例えばこの例のような400のフィルムならパピトールで2分もあればネガ現像ではバッチリですが、なんと10分以上でないと溶けます。

CanonFTb(presto400 2008.8 切れ)
papitol(x2stock)30cc+old270cc 21d.10min.
bleach(KMnO4): 3min.目視でフィルムの裏から画像が見えなくなるまで。
清浄:富士QW代用2min.全体に白かクリーム色になりベロはほぼ透明。
第二露光:両面1分ずつ、60W相当LED、150w電灯など。
第二現像:第一現像のままの液で20度4分、
スーパー富士Fix(これは不必要かもしれませんが、第二現像液を中和する意味で使いました)



[2] Re: 溶ける原因判明 通太郎爺さん - 2023/11/25(Sat) 11:52 No.21658  

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エマルジョンが厚く塗られた高感度フィルムでは、中まで現像液を浸透させてしまわないと漂白で完全に銀が抜けないらしいです。
漂白液が中途半端に残ったエマルジョンに浸透したまま、第二現像に入ると現像液のアルカリとの相互作用で幕を溶かしてしまうのではないかと考えています。



[3] Re: 溶ける原因判明 通太郎爺さん - 2023/11/25(Sat) 11:54 No.21659  

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兎にも角にも原因がはっきりしたので高感度フィルムもポジ化しやすくなりました。
低感度の物しかないポジ用モノクロフィルムに縛られることなくポジが出来ます。



[4] Re: 溶ける原因判明 通太郎爺さん - 2023/11/25(Sat) 13:55 No.21661  

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1300 x 786 (263 kB)


モノクロはもちろんですがリバーサルもネガカラーもネガポジもやってみて一番厄介で面白いのがモノクロのリバーサルのような気がします。

フィギュアスケートで言えば4回転ジャンプでしょうか。

確実にきれいに仕上がるまであと一息ですが、何と言っても漂白の時点から第二露光へとポジ画像のままで処理が進んでゆくのは気分爽快です。

AIでの着色が常態化するまでさほどの時間はかからないでしょう。
白飛がほとんどないポジモノクロでこそ完成度の高いAI発色写真が出来るのではないかと楽しみにしているのですが、はて、どうなることやら。

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