[No.18690] いい加減なモノクロ現像液
ヒストグラム 1516 x 942 (385 kB) スーパーイコンタの531がやってきました。先ずは旧タイプのアクロス100を入れての試写ですが、現像しようとしたらモノクロ用の液が劣化している感じ。D76を作ろうと思ったのですが亜硫酸ナトリウムも残り僅か、、、仕方ないのでリン酸三ナトリウムで亜硫酸ナトリウムの代用です。リバーサル用のものが残っているので、ま、いっか!結果は上々、メトール単体のD23やミクロファイン同等の現像液ができました。粒状も良いし、これ、いける。
ヒストグラム 1516 x 942 (385 kB)
スーパーイコンタの531がやってきました。先ずは旧タイプのアクロス100を入れての試写ですが、現像しようとしたらモノクロ用の液が劣化している感じ。D76を作ろうと思ったのですが亜硫酸ナトリウムも残り僅か、、、仕方ないのでリン酸三ナトリウムで亜硫酸ナトリウムの代用です。リバーサル用のものが残っているので、ま、いっか!結果は上々、メトール単体のD23やミクロファイン同等の現像液ができました。粒状も良いし、これ、いける。
ヒストグラム 1424 x 881 (202 kB)
粒状性が良い感じが救いです。一般的ではないのでわざわざ作るほどのものではないですが一応レシピを書いておきます。リン酸三Na 5.5g メトール 2g アスコルビン酸(ビタミンC)2g これを300tの水で溶きます。メトールを最初に溶かしたほうが溶けやすいです。今回は28度7分30秒です。
ヒストグラム 1448 x 870 (254 kB)
リン酸三ナトリウムとメトールだけでもできますが、液が深入りのコーヒーみたいで何となく嫌な感じ。アスコルビンの添加でサッと透明になるのはE-6の発色液の時の経験で分かっていました。スーパーイコンタもレンズは問題なしですが蛇腹にピンホールがあるようです。
ヒストグラム 1401 x 840 (258 kB)
よほど蛇腹に慣れていないと見つけられないような穴が蛇腹を開くためのアームの陰にありました。早速セメダイン・スーパーXのお出まし。これで塞いで一晩置けばOKでしょう。530は二台持っていますが、これらはレンズ前面の付近にシャッターがあります。この機種はシャッターボタンがボデー上面の左側なのが少々やりにくいですが、その他は最終版だけに良くできています。
ヒストグラム 1482 x 942 (256 kB)
ピンホールの件ですが、小さな穴で、アームの影や蛇腹の下側だと懐中電灯を中から照らしたぐらいでは見つけにくいことがあります。試写する場合もモノクロフィルムを使うほうが見つけやすいようです。カラーでは色が邪魔をしてよく分かりません。モノクロは光の強弱しか出てきませんから明るい部分のムラが見つけやすいと思います。この個体のレンズは非常に優秀、モノクロで実力を発揮しそうです。良いものが安価で手に入って大満足です。
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