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24時間の画廊

[No.18595] 4x5とフルサイズデジ


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[566:6] 4x5とフルサイズデジ 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2020/05/19(Tue) 09:27 No.18595  

ヒストグラム
1300 x 994 (212 kB)


フルサイズのデジカメ画像が解像感で4x5をしのぐという感じなのですが、そんなことはあるまいといわれる方も多いようですので、稚拙ではありますが単純に比較してみます。

まずはフィルムでの原画像です。
カメラはクラウン・グラフィック レンズはクセナー135mm/4.7のいつものやつです。
フィルムは赤くなりがちなベルビアですがテテナールの第一現像液を使い赤くなるのを避けました。

Crown Graphic Xenar 135mm/4.7 (Velvia100 4x5 シートフィルム)
第一現像テテナール 300t(pH9.9)36d.6min.
発色:中外AB100t+200t(ポジ用)pH12.5 35-6d.4min.



[2] Re: 4x5とフルサイズデジ 通太郎爺さん - 2020/05/19(Tue) 09:33 No.18597  

ヒストグラム
1300 x 867 (194 kB)


次は、比較したデジカメの画像です。曇り日で条件は良くないです。

カメラはSONY α 7RUでレンズの画角を4x5の135mm(35mm換算39mm)にほぼそろえるためにミノルタのライカマウントの40mm/2を使いました



[3] Re: 4x5とフルサイズデジ 通太郎爺さん - 2020/05/19(Tue) 09:43 No.18598  

ヒストグラム
1123 x 647 (195 kB)


中心部だけを切り出しての比較ですが、中央少し左上の「産婦人科」の看板で見る限りハッキリしているのは右のデジカメのほうです。

クラウンのほうは三脚に据えて絞りは11です。
SONY α 7RUではベルビアの粒状を超えているので画像が際立って見えます。
絵の参考資料として細部を引き延ばすときに便利ですが、全体を見た時のムードとしては色がツルリとして綺麗ではあるものの立体感に欠けます。
デジのほうはソツのない発色ですが彩度にメリハリがなく平坦な感じなので、雰囲気描写にフィルムを使います。



[4] Re: 4x5とフルサイズデジ 通太郎爺さん - 2020/05/19(Tue) 09:58 No.18599  

ヒストグラム
1300 x 867 (204 kB)


デジカメの場合どのカメラも似たような彩度に見えますが、圧倒的に彩度が高く最もフィルムに似ているのがシグマの各カメラだと思います。

この画像はシグマの古いコンデジ DP2XでRAW撮影してJpgに直したものですが、細かい部分の彩度が気にっています。
余談ですが、シグマのフォビオンはRAW撮影以外はあまり意味がなく、逆に単板式の一般のカメラでは、CCD自体に赤と青は25%しかなく、RGB全部が夫々100%のフォビオンと違ってRAWの意味がないように思います。



[5] Re: 4x5とフルサイズデジ 3ピン屋 - 2020/05/19(Tue) 10:21 No.18600   HomePage

ヒストグラム
1200 x 809 (323 kB)


師匠もすっかりデジというダークサイドに取り込まれましたな。

ISO100ネガカラーフィルムの反転現像、順調に行っており、とくに輝度差の大きな花の写真に
は相性がいいです。他のネガカラーはギブアップ、低温やメトール添加を時間のある時にやっ
てみようか、ですね

解像度の限界は、スキャナの性能差が大きいと思います。当方35mmはPlustek OpticFilm8100
(4万円の中古)を使い、7200DPIで取り込んでいます。レンズ、フィルムの限界まで拾い上
げれば解像度の点でデジ群にひけはとらないと思います。ましてや中判、4x5では申すまでも
ない。

添付の元画像はFlickrに本日アップして置いてます。10080 × 6792画素相当の大きなもの
です。縮小版に元画像の一部を貼りつけています。カメラはペンタSP(義父のもの、最近
倉庫から出てきたらしい)、レンズはタムロン・マクロ90mm F2.5です。フィルムは富士業
務用、期限切れのためゴミ多し。

現像はパピトールのウナタレ(+ロダンカリ0.3ml/500ml これも適当につぎ足し)30℃4分
アルカリ後浴少し、発色現像はBAN1のウナタレです。



[6] Re: 4x5とフルサイズデジ 通太郎爺さん - 2020/05/19(Tue) 10:57 No.18601  

お久しぶりです。やはりフジのG100は順当ですね。

フィルムの場合はスキャナーの精度にもかかわってきますので一概には言えないかもしれませんが、いくつもの機械を通すという点では不利に働きます。
デジカメでは角張ったものは良いのですが丸みのある木の葉や草などではいい加減な略し方をされるので困ることがあります。

デジカメの尖鋭度はCCDのサイズで大きく変わるようです。
銀塩の良さは画像のエッジが柔らかく丸いことです。この画像の切り出した部分も滲んでいますが、これが雰囲気描写には必要なのです。
この滲むような感じはデジカメにはありません。これをボケととらえるのがデジカメです。

ある時点を超えるといきなりドットが出始め、はいそれまでよ!になります。
早い話がデジカメには銀塩のような滲みやボケはありません。
いきなりドットが出てくる感じです。
銀塩の場合は滲むのであっていきなりドットが出ることはありません。
滲みをどこまで許容するかによって銀塩の解像度が決まりますから大きく取り込んでも滲みの許容範囲が広がれば問題なしでしょう。

私の場合A2で滲みに問題なければOKなのでスキャナーの精度との兼ね合いでやっています。

デジカメも単板式で再度を上げると全体の色に黒が押してくるので困りますが、先鋭度では簡単な操作でA2まで行けるので作業効率が上がります。

銀塩のような趣味性とか面白さは別としてですが・・

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