[No.249] 塩分と高血圧
ほとんどの医者は、高血圧だと「塩分控えめ」を指示します。塩分だけで高血圧になるのではなく、塩分を溶かす水の不足が原因なのです。「水分は摂っています」と言う方に良く聞いてみると、お茶やコーヒー、紅茶、ジュースなどを上げます。はっきり言って、これらは水分ではあっても塩分を溶かす水には程遠いものです。人間の細胞の中にある水は、お茶やコーヒーではありません。これらの水分は腎臓などでろ過されないと細胞の水にはなりませんし、ろ過しにくい為にそのまま小便になって出てしまうのがほとんどです。こうして体内が水不足になると、血液はドロドロになり、血圧が上がってしまいます。水が足らないのに塩分を摂れば、不必要な塩分を排泄しようとしてさらに体内の水を必要として、血は一層どろどろになります。「塩分など控える必要はありません」塩辛いものを食べたらすぐに透明な水を飲めばよいのです。塩分は36度内外の水に一番良く溶けます。36度は人間の体温です。身体に必要なだけの塩分を充分に摂らないと熱中症を起こしやすくなります。漬物に、さらに醤油をかけて食べるほど辛いもの好きな私の父は、無くなる数時間前まで血圧は全く正常でした。父の両親と3人の兄弟全員が高血圧が原因で亡くなりましたので、もし遺伝なら父も高血圧であったはずです。父とその他の肉親との違いは、父だけが毎日、かなり大量の水を呑んでいたことだと思います。私もこれに見習い、塩分など気にせずに摂って水をよく呑むことにしているせいか、母も祖父も祖母も高血圧が原因で亡くなったにもかかわらず、今の所正常な範囲におさまっています。血圧の上昇は「塩分ではなく、それを溶かすための水分の不足」だと思います。
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