ヒストグラム
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はじめまして。
最近自家現像を始めたひよっ子です。現像についてあれこれ調べているうちにこちらにたどり着きました。
これまでモノクロネガのコーヒー現像、モノクロネガのMQ自家調製現像液での現像、カラーネガをMARIXのC-41キットで現像、とステップアップしてきました。
ゆくゆくはILFORDのリバーサル現像キットを買うつもりではいるものの、一旦手持ちの薬品だけである程度はそれっぽくできないだろうか、と考え以下の通りで現像しました。
フィルム: Velvia 50 期限切れ(何年前か不明、ベロの乳剤面には怪しいシミが……)
前浴: 38℃くらいの水道水、排出液の色がなくなるまで数回撹拌と排出
第一現像: 38℃ 6分 30/30/4
MQ現像液、北原樹一様のサイトを参考に作ったモノクロ用現像液です。
メトール 0.10g
ヒドロキノン 0.10g
亜硫酸ナトリウム 1.00g
炭酸ナトリウム 0.85g
希釈後の使用液 400mL
停止: 38℃ 1分 連続撹拌
1.5wt%のクエン酸水溶液で停止、その後よく水洗。
反転露光: 1〜2分程度、時間計測せず……。
樹脂製リールはフィルムが濡れていると巻き直しにコツがいる、というのを見て横着し、リールから外さないままで露光しました。これが1つ敗因となった模様です。
発色現像: 38℃ 6分 30/30/4
MARIX C-41キット 発色現像液
液の使用は2回目のため、疲労はほぼ無いと考えていいと思います。
停止: 38℃ 1分 連続撹拌
1回目と同様です。
漂白: 38℃ 5分 30/30/4
MARIX C-41キット 漂白液
発色現像液同様、疲労はしていないかと思います。
水洗: 38℃くらい 1分 連続撹拌
定着: 38℃ 5分 30/30/4
スーパーフジフィックスをパッケージ記載通りに希釈し使用。
水洗、ドライウエル: 常温、しっかりと
結果が添付画像の通りです。ワカメのようなものを生み出してしまいました。
水滴の影があるのは間違いなく反転露光時の失敗ですが、緑一色なのは何故……。
こちらのBBSの過去ログを見ましたが、リバーサル現像は第一現像が重要なのですね。
第一現像液にロダンカリもハイポも一切添加していないせいでこんな緑になったのでしょうか……。
いきなり高いフィルムで挑戦するのも怖く、期限切れのあまり状態が良くなさそうなフィルムを使ってしまったので、何が悪かったのか心当たりが多過ぎる結果に。
Lightroomで補正してあげると一応発色は出ており、ネガをクロス現像したような画は取り出せました。