ヒストグラム
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富士フィルムの映画用ネガカラーフィルムのF64Dの400フィート巻が2缶あり、なんとか
使えないか、もう何年もやっています。やっと反転現像での使用が実用になりました。
添付はご近所の庭、キヤノンAV-1、FDn50mm、ISO50に設定しています。
第一現像:ファインドール(ラボ用の白黒現像液)+ ロダンカリ 0.3g/500ml 26℃ 65分
時々撹拌、たぶんロダンカリは不要。
発色現像:ECN-2 だけどいい加減な作りでアルカリは亜硫酸ソーダ、炭酸ソーダ、水酸化
ナトリウムで適当にpH12.0に調整。
CD-3はいただき物でやり取りから中国製のバルクのお流れのようでした。ECN-2は処方では
pH10.4に調整、なんだけどこのpHでは弱くてしっかり色がつかない上についてもやたら赤褐
色になってしまいます。
pH12ではかなり緑が強くて明るいんだけど、補正可能です。
通常ネガISO100の反転現像に比べるとコッテリした色合いになります。粒状性はISO100に
迫ります。
BAN1での発色現像だとやはり色は赤褐色、あたかもフィルムベースがその色のように仕上がり
暗部もストンとおちます。