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24時間の画廊

[No.20042] ネガカラーの実力


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[336:7] ネガカラーの実力 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2021/11/04(Thu) 05:41 No.20042  

ヒストグラム
1244 x 920 (595 kB)


最近のネガカラーがポジとの差をグンと縮めたことは確かなようで、
よほど慣れないと見分けがつきにくくなったと感じます。
とはいうものの、着色されたベースの上に、反転した色がのせてある状態は自然ではないでしょう。

ソフトがなければポジにはなりませんから現像したフィルムのままではせっかくの色も判別がつきません。

zeis ikonta NETTAR 515 75mm/4.5 (PN160NS)
中外ネガ用(stock)300cc+水100cc+starter 10cc (pH10.5) 38-9d. 2min.30sec.



[2] Re: ネガカラーの実力 通太郎爺さん - 2021/11/04(Thu) 05:44 No.20043  

ヒストグラム
1254 x 920 (720 kB)


ずっと以前はネガカラーの発色にはそれなりの色調があって渋い色の被写体にはよく合う感じがしました。



[3] Re: ネガカラーの実力 通太郎爺さん - 2021/11/04(Thu) 05:49 No.20044  

ヒストグラム
1254 x 920 (734 kB)


現像作業はモノクロに漂白を加えただけという簡単なもので、温度も気にするほどシビアなものではありません。
25度から40度ぐらいまで大丈夫ですし、30度から35度ぐらいの間なら2分30秒〜3分というモノクロ(自動現像では1分30秒からあるらしい)では考えられないスピードです。



[4] Re: ネガカラーの実力 通太郎爺さん - 2021/11/04(Thu) 06:04 No.20045  

ヒストグラム
1282 x 920 (1,003 kB)


自家現像する者にとって残念なのが、画像がネガだということではないでしょうか。
パッと見ではモノクロより判別がつきにくく、発色が良いのか悪いのかはっきりとは区別が難しい状態です。
どうせ厄介な自家現像なら直接透かしてポジ画像が見えるほうが面白いのではないでしょうか。

ポジもそのうちかもしれませんが、ならば一層、消える前にやっておくのも遊びの醍醐味かもしれません。



[5] ネガカラーISO400反転現像 3ピン屋 - 2021/11/05(Fri) 11:48 No.20046   HomePage

ヒストグラム
1200 x 794 (408 kB)


富士のISO160ネガカラーが廃版になると聞いて、これでの開発・実験は中止しました。その過程で
やりだしたH&W controlを使った第一現像が有望そうで、ISO400にも応用してだいぶ良さそうな実績
がたまりだしました。

露光はISO800で、
第一現像:H&W control、フェニドン2倍濃度 + KSCN 0.15g + ハイドロキノン0.3g /300ml 室温で
90分。撹拌ときどき。フェニドンは溶けづらくH&Wの保存液を作る時にも溶けませんが懸濁状態で
使用時に希釈して透明になる、というやり方で問題ありません。これまで高コントラスト、低感度、
低彩度に苦しんでましたが克服できそうです。フェニドンはウクライナ製のが安く入手できます。
e-Bay経由で購入しました。

第二現像:BAN1

添付は市内のイチョウ並木、リンクは芦別カナディアンワールドです。



[6] Re: ネガカラーISO400反転現像 3ピン屋 - 2021/11/05(Fri) 11:53 No.20047   HomePage

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966 x 1147 (324 kB)


5300DPIでのスキャンの一部の供覧です。ISO100での反転現像と粒状性、色の分離はほとんど
変わらず優秀です。シャドウ部の彩度もかなり保たれています。

これがISO400ネガカラーフィルムをISO800で使った画像だとは誰も信じないでしょう。使用状
況の範囲は広そうですので、35mmカメラでの一般撮影はこれに移行するつもりです。



[7] Re: ネガカラーの実力 通太郎爺さん - 2021/11/05(Fri) 13:10 No.20048  

ISO800でこれなら素晴らしいですね。
ネガフィルムも風前の灯火で寂しい限りですが、これは見事にネガカラーのヌケの悪さと色の濁りを克服していると思います。
やはり銀塩が多いのだと思います。記録用の100やブローニーの160も銀塩の少なさが原因で反転がやりにくいのではないかと推測しています。

フェニドンのウクライナ製は期待できますね。
今は、昔買ったNNCの残りをチビチビ使っていますが、入手困難と聞いてレシピを作っても無駄なので実験をやめました。

解像感や粒状の感じでは4x5でもフルサイズのデジカメには太刀打ちできませんが、圧倒的に違うのが銀塩の発色の透明感と立体感だと思います。
絵の参考資料として感覚的に丸みのある発色が必要なので、やはり銀塩になってしまいます。
その差を気にしなければデジのほうが便利なんですがね〜。

この実験は参考になりますし、フェリドンの件もあって勇気百層倍ですね。

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