ヒストグラム
1464 x 950 (279 kB)

先ずはmglssさんに感謝です。
初期のエプソンのスキャナーを２日もかかってパソコンに繋いで一コマずつスキャンしていた頃から２０年以上たったのでしょうか。
いつの間にかソフトでネガをポジに変換することの便利さに慣れてしまい当たり前のように思い込んでいたようです。

いろいろと勉強になっています。
ところでデジカメでのフィルム撮影での利点がもう一つあることに気づきました。
スキャナーでは読み取り不能な真っ黒にかぶりが出てしまうアクロス系のフィルムが苦も無く読み取れたのです。

ヒストグラム
667 x 900 (146 kB)

スキャナーでは機能的に無理なのかもしれませんが、カメラでは素直に写ります。

アクロス系のフィルムは今までに５０本近くあれこれやってみましたがポジ現像で全敗の憂き目にあったまま一勝もしていません。
私の使っているエプソンGT-X980でのスキャンはほぼ不能。読み取れません。
SONY α 7Rでの撮影ですが装置はやや大げさながら移動が簡単、パソコンとのやりとりもカード一枚、しかも解像力も同等か一枚上のような気がします。

ヒストグラム
1407 x 900 (260 kB)

もともとがスキャナーで読み込めない画像なのでそのままにしてあったものが生き返りました。
一枚当たりの取り込みスピードは言うまでもなくカメラに軍配が上がります。

ヒストグラム
1294 x 850 (289 kB)

カメラの性能がここまで上がってきたということでしょうね。ただし全く問題がないわけでもありません。
至近距離での接写なので周辺のボケが出やすいことです。この点ではスキャナーにかないません。
4ｘ5などの大判ではどうなのか、今後の実験が楽しみです。

ヒストグラム
1358 x 900 (301 kB)

いくらやっても成功しないのでアクロスに関してはあきらめ始めていたのですが、救えるとなれば改善に挑戦する気も出てきます。
ネガを反転した画像と違って、モノクロポジの独特の雰囲気が楽しめそうです。