ヒストグラム
1300 x 799 (225 kB)
お早うございます。感度は第一現像の現像液にも影響されるような気がします。 ネガの場合は露光を受けた銀塩のほぼ全てが発色カプラーを動かし、そのまま現像されてネガとして発色します。 ポジの場合は撮影時に光を受けた銀塩のすべてを第一現像で死んだ状態にしてカプラーへの反応を断ち切ってしまいます。 カラーの要素の大半は死んだ状態の銀塩とともに無反応となります。 つまり「おいしい色」が失われてしまうので、どうしても彩度も不足しがちになるようです。
リバーサルフィルムでは第一現像で死んでしまう銀塩の分を見込んであって、(露光されなかった)残りの銀塩のほうに発色反応をゆだねるべく設計されているようです。 ネガポジとしてはなるべく第一露光を少なくして(露光されない部分を多く残して)やるしかないように感じます。 100を400で撮ればネガとして使えば当然暗い画面になりますが、ポジではこの暗い部分に残された(現像前に)部分を使うのでネガとしては露光不足で使っています。
|