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[No.19097] Velvia100 Push+2


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[466:3] Velvia100 Push+2 投稿者:mglss 投稿日:2020/12/13(Sun) 09:44 No.19097  

ヒストグラム
1024 x 676 (245 kB)


以前とポジの現像プロセスが少し変わっているので、Velvia100の増感を再検証しました。
結果、2段増感のISO400は第一現像9分55秒でOKでした。
10分でもいいのですが、10分を超えたくらいからパーフォレーションが薄くなってくるので、5秒だけ短く抑えました。
発色バランスがズレて白い壁が赤っぽくなってますが、スナップなら許容範囲でしょう。
写真は暗い室内で、増感したおかげで1/30、F1.8で手持ちでもなんとかなりました。

minolta AL-E, Velvia100 Push+2(ISO400).
第一現像: Papitol (stock=150ml, ロダンカリ10%=5ml, クエン酸20%=9.5ml)/300ml pH=9.60 38℃ 9m55s.
停止: クエン酸1.5%(w/v) 撹拌1min.
第二露光: ISO100-7EV 2min.
発色現像: CNL-N1RN (new=50ml, old=250ml, 苛性ソーダ10%=2.2ml) pH=11.89 38℃ 6min.
漂白: CNL-N2R 35℃くらい 6min.
定着: 中外MyFixer 30℃くらい 5min.

停止浴は、本来は第一現像液排出後、即座に停止液を投入するのだと思いますが、ここでは第一現像液の中和が目的なので、第一現像後に水洗いで停止してから停止液を投入しています。
つまり、第一現像→水洗い→停止→水洗い→・・・
という流れです。
今の所うまく行っており、水洗いは簡単に済ませていますが茶色いシミは残らず、ベロもキレイに透明になっています。
停止液は再利用で今回が3本目です。



[2] Re: Velvia100 Push+2 mglss - 2020/12/13(Sun) 09:47 No.19098  

ヒストグラム
1060 x 680 (191 kB)


通常のISO100の現像との比較です。

上: ISO100
下: ISO400

です。
右はそれぞれの拡大です。
別日に撮影、現像したものなので、あくまで参考程度で。



[3] Re: Velvia100 Push+2 通太郎爺さん - 2020/12/13(Sun) 10:48 No.19099  

お早うございます。
リバーサルの増感はやったことがないので非常に参考になります。
この程度の「赤転び」なら発色液のpHを12.5-8ぐらいに上げてやれば修正可能な気もします。
このままでも問題ないと思いますが・・・

データを頂いて大切に保存しておきます。ありがとうございました。

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