ヒストグラム
1372 x 900 (389 kB)

以前にも書きましたが、最近のフィルムは銀塩が少なく、粒子が均等で、塗ってある感光剤も厚さが非常に均等で薄くなっています。
D76のような浸透力の強い感じの液だとエッジが崩れて解像感が悪くなるような気もしますのでメトール単薬のD23を使うことが多くなりました。

Retina �Uxenon 50mm/2 (T-Max400)
D23 (stock)50cc+(old)250ccのウナたれ=300cc 25d.8min. ステン２本用タンク

ヒストグラム
1379 x 850 (339 kB)

昔の400と違って粒子も細かいので、ともすればザラっとした画面にも見えますが、ツルっとしたデジカメとの差がはっきりするので面白いと思います。

ヒストグラム
1350 x 824 (298 kB)

メトールの単薬なので作りやすく保存性もよいようです。
作るのが面倒ならミクロファインがほぼ同じだと思われますので手に入りやすい点でも一般的ではないでしょうか。

ヒストグラム
1367 x 850 (294 kB)

この数十年の間のフィルムの変化はかなり大きく、私が始めた頃とは別物といってよいほどの進化をしています。
乳剤が薄くなったので定着もしやすくなりスーパー富士フィックスなどでは３分でも十分です。

定着液にはミニラボで使われているネガカラー用を使っています（頂き物が大量に余っているので）がモノクロの場合硬膜処理剤の添加された液のほうが無難です。