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24時間の画廊

[No.20968] 時短現像のacrosU


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[183:11] 時短現像のacrosU 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2022/11/28(Mon) 19:36 No.20968  

ヒストグラム
1300 x 893 (257 kB)


1分30秒という時短現像はフォマパンだけのものかというとそうではありません。
acrosUでの現像でも全く何の問題もなく仕上がります。

Canon FT 50mm/1.4 (acros U)
papitol (1:1) 26‐7度 2分



[2] Re: 時短現像のacrosU 通太郎爺さん - 2022/11/28(Mon) 19:42 No.20969  

ヒストグラム
1300 x 779 (242 kB)


印画紙用の現像液で、しかもモノクロにしては高温の26‐7度なので昔のフィルムなら粒子が荒れてザラザラし始めますが、その気配は全くありません。



[3] Re: 時短現像のacrosU 通太郎爺さん - 2022/11/28(Mon) 19:52 No.20970  

ヒストグラム
1300 x 816 (293 kB)


パーフォレーション部分の刻印からすると、もう少し押しても問題ないようですが、昔のフィルムとの違いは、押しすぎて(時間をかけ過ぎて)も画面が真っ黒になどならないと言うことです。

昔、常用していたネオパンssなどは23度13分でやっていましたが、今のフィルムはこれでも問題なく仕上がります。



[4] Re: 時短現像のacrosU 通太郎爺さん - 2022/11/28(Mon) 20:04 No.20971  

ヒストグラム
1300 x 825 (202 kB)


つまり液温は25度ぐらいまで上げて3分ほどやればそれ以上は無駄な時間とも言えそうです。
つまり、8分やろうと10分やろうと変わらないのが今のフィルムだと思います。

昔のように長すぎれば真っ黒け、短かすぎれば画像が出ずにスッコヌケというようなことはなく、25−6度で2−3分もやればとりあえず使える画像が出てきます。

ネガカラーの液なら15−6度以上で1時間放っておいても大丈夫です。
かなりいい加減な現像でも画像にさしたる変化はないと言うことでしょう。



[5] Re: 時短現像のacrosU 通太郎爺さん - 2022/11/28(Mon) 20:19 No.20972  

ヒストグラム
1300 x 810 (218 kB)


微細な粒子を作る技術と同時に、その粒子をごく薄く塗る技術が完成して作られた現代のフィルムは、ボテボテの粒子がコッテリ塗り付けれた昔のフィルムとは全く性格が違っています。

昔風の現像レシピは無駄が多く役に立たないと言っても過言ではないと思います。



[6] Re: 時短現像のacrosU kazuleo - 2022/11/30(Wed) 08:45 No.20973  

>>20971
>つまり液温は25度ぐらいまで上げて3分ほどやればそれ以上は無駄な時間とも言えそうです。
>つまり、8分やろうと10分やろうと変わらないのが今のフィルムだと思います。
>
>昔のように長すぎれば真っ黒け、短かすぎれば画像が出ずにスッコヌケというようなことはなく、25−6度で2−3分もやればとりあえず使える画像が出てきます。

スゴイ結果が出てきましたね!
液温や現像時間にことさら神経を使ってきたことが、かなり大らかに考えてもよいということに。
本来は自身が使うフィルムで自らテストしてデータを得るべきなのでしょうが、世にあるデータを鵜呑みにしているうちに、こんなギャップができてしまったのかも。
銘柄が同じでも、さまざまな改良が行われている証左でもあるので、メーカーには感謝もしなければいけませんね。

長巻からテスト用にパトローネに詰めて、近いうちにテストをしてみます。



[7] Re: 時短現像のacrosU 通太郎爺さん - 2022/11/30(Wed) 13:20 No.20974  

ぜひテストしてみてください。面白い結果が出たらご報告いただければありがたいです。
フィルム現像を「里芋の煮っころがし」に例えれば、昔のフィルム粒子はこぶし大ほどの大粒の芋、今のは親指の先ほどの小粒な芋でしょう。
じっくり時間をかけて煮込まないと味が染みない昔の芋と違って短時間で味が浸み込む現在の小粒粒子のフィルムでは時間が違って当然ではないでしょうか。
長時間煮ていると味が浸み込み過ぎて粒子が煮崩れてくるような感じです。

正直言って短時間現像の方が粒子がしっかりして(見かけ上かもしれませんが)ピントが良く見えます。
メーカーの製造技術へのこだわりには感謝あるのみですが、いざ現像となると個人の努力にゆだねられているのが現状のようです。

ハッキリ言って、今やモノクロにせよカラーにせよ自家現像しない限りフィルムの仕上がりについてあれこれ言っても仕方ないような気もします。



[8] Re: 時短現像のacrosU kazuleo - 2022/12/01(Thu) 21:11 No.20975  


>フィルム現像を「里芋の煮っころがし」に例えれば、昔のフィルム粒子はこぶし大ほどの大粒の芋、今のは親指の先ほどの小粒な芋でしょう。
>じっくり時間をかけて煮込まないと味が染みない昔の芋と違って短時間で味が浸み込む現在の小粒粒子のフィルムでは時間が違って当然ではないでしょうか。
>長時間煮ていると味が浸み込み過ぎて粒子が煮崩れてくるような感じです。

これ、素晴らしい例えですね!
ある意味、フィルム自体は格段野進歩を遂げているにもかかわらず、その調理方法は彼の時代から止まったままの旧態依然ということですね。

フィルムの革新にあわせて、我々も進歩しないいけませんね。
こういう発見ができて、通太郎さんにはしきれません。



[9] Re: 時短現像のacrosU 通太郎爺さん - 2022/12/01(Thu) 22:35 No.20976  

荒い粒子の厚塗りフィルムと微細な粒子の薄塗りフィルムとでは現像方法が違って当然だと思います。
昔の現像でも、確かに味は付きますが今のフィルムに合っているかどうか疑問です。

そういう意味で、現代のフィルムと現像方法とのマッチングについて総点検が必要かもしれません。
1分でも3分でも、果ては60分でも同じなんて変ですよね〜。

余談ですがAcrosの35mmはmade in UKなので厄介です。期限ぎりぎりで白い斑点が目いっぱい出ましたし、パトローネの中に小さなごみがあってフィルムに傷が付いたりしました。カメラを疑ったのですが自分で巻いたものとかポジカラーなどでは出ていませんのでUK製が問題ありかも知れません。
使ってしまってから欠陥が分かるので被写体のボツが残念です。
皆さんはいかがでしょうか?



[10] Re: 時短現像のacrosU kazuleo - 2022/12/05(Mon) 21:31 No.20979  

私はACROSのぬめ&#12316;としたトーンが気持ち悪く、ほとんど使ったことがありません。
コントラストのでっこみひっこみ的な描写が好みで、T-Maxしかりですが、どちらからも縁遠いところのフィルムばかりを使っています。
通太郎さんに遭遇したトラブルは初期ロットの製でしょうか?
私の周りでは聞いたことはありませんが、製品としての品質が安定するのに時間を要したのかもしれませんね。



[11] Re: 時短現像のacrosU 通太郎爺さん - 2022/12/05(Mon) 22:59 No.20980  

恐らく初期段階のものだったのでしょうね。慌てて買うのがいけません。
私は、ヌメッとしたトーンが、焼き込みも覆い焼きもやりやすいので好きでした。
先輩達に「黒つぶれや白飛びは焼き直せ」と言われて育ったようなものなので身に沁みついているようです。
それが怖さにヌメッとしたネガを作っていました。

ま、好き好きですから自分の好みでやるのが一番でしょう。

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