[No.20968] 時短現像のacrosU
ヒストグラム 1300 x 893 (257 kB) 1分30秒という時短現像はフォマパンだけのものかというとそうではありません。acrosUでの現像でも全く何の問題もなく仕上がります。Canon FT 50mm/1.4 (acros U) papitol (1:1) 26‐7度 2分
ヒストグラム 1300 x 893 (257 kB)
1分30秒という時短現像はフォマパンだけのものかというとそうではありません。acrosUでの現像でも全く何の問題もなく仕上がります。Canon FT 50mm/1.4 (acros U) papitol (1:1) 26‐7度 2分
ヒストグラム 1300 x 779 (242 kB)
印画紙用の現像液で、しかもモノクロにしては高温の26‐7度なので昔のフィルムなら粒子が荒れてザラザラし始めますが、その気配は全くありません。
ヒストグラム 1300 x 816 (293 kB)
パーフォレーション部分の刻印からすると、もう少し押しても問題ないようですが、昔のフィルムとの違いは、押しすぎて(時間をかけ過ぎて)も画面が真っ黒になどならないと言うことです。昔、常用していたネオパンssなどは23度13分でやっていましたが、今のフィルムはこれでも問題なく仕上がります。
ヒストグラム 1300 x 825 (202 kB)
つまり液温は25度ぐらいまで上げて3分ほどやればそれ以上は無駄な時間とも言えそうです。つまり、8分やろうと10分やろうと変わらないのが今のフィルムだと思います。昔のように長すぎれば真っ黒け、短かすぎれば画像が出ずにスッコヌケというようなことはなく、25−6度で2−3分もやればとりあえず使える画像が出てきます。ネガカラーの液なら15−6度以上で1時間放っておいても大丈夫です。かなりいい加減な現像でも画像にさしたる変化はないと言うことでしょう。
ヒストグラム 1300 x 810 (218 kB)
微細な粒子を作る技術と同時に、その粒子をごく薄く塗る技術が完成して作られた現代のフィルムは、ボテボテの粒子がコッテリ塗り付けれた昔のフィルムとは全く性格が違っています。昔風の現像レシピは無駄が多く役に立たないと言っても過言ではないと思います。
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