ヒストグラム
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モノクロ現像は歴史が長いだけに現像液の種類や現像方法には驚くほどの種類があります。 D76は世界的に見ても代表的標準現像液ですが、現代のフィルムには少々合わない部分もあるようです。
コダックのT-Maxが良い例で、あまりの不評にわざわざT-Max Deveroperを発売したほどです。これって殆どPCーTeaだと思いますが、、、 世界的な銀の高騰以後の現代のフィルムは、昔のフィルムに比べて極端に・・と言ってもよいほど銀が少なく、扱いやすく作られています。 温度や時間が多少狂っていても間違いなく仕上がります。 紙焼きが主流であった時代のフィルムでは、その調子にも細心の注意を払ったものですが、現代のフィルムはさほどの気遣いも不要なようです。 むしろポジカラーフィルムの第一現像現像をうまく処理するための訓練として、今どきのフィルムの勘所を会得すると思った方が良いのかもしれませんね。
Ikonta530/16 Tessar 80/2.8 (T-max100) Tmaxdeveloper 2倍液(stock)40cc+old450cc 20度7分 super fuji fix の後硫酸アンモニア液各5分
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