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24時間の画廊

[No.19744] ネガカラーの発色


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[385:5] ネガカラーの発色 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2021/08/16(Mon) 15:12 No.19744  

ヒストグラム
1200 x 482 (88 kB)


ネガカラーの場合は色が反転した画像なので、ネガを見ただけでは適正かどうかの判定は難しく、
ソフトで反転してみて初めて失敗に気づくことも多いと思います。
この為フジのフィルムにはパーフォレーション部分にグリーンと赤の発色をあらかじめ見るための筋が入っています。
これで大体の見当をつけるのですが、ないよりはましといった程度でしかありません。



[2] Re: ネガカラーの発色 通太郎爺さん - 2021/08/16(Mon) 15:29 No.19745  

ヒストグラム
1500 x 881 (502 kB)


結局は現像の時点で、ほとんど補正なしで済むように仕上げるのが理想でしょう。

その為の大きな要素は現像液のpHであるような気がします。
pHが10.3〜10.5ぐらいの時が一番キレイに行くようですが、ウナたれで使っているうちに少しずつ変化してしまうと発色がうまきいかなくなります。
時間は2分30秒〜3分ていど、画像が濃くなるとスキャンの時間もかかるし透過光の状態も弱くなって、発色もきれいにいかなくなるようです。



[3] Re: ネガカラーの発色 通太郎爺さん - 2021/08/16(Mon) 15:48 No.19746  

ヒストグラム
1500 x 865 (410 kB)


今回はN-1U母液と箱に表示されている中外写真薬品の5L用のABC液を使いました。
ABは液体ですがCの発色剤(おそらくCD-4)と思われるものは錠剤で、アルミコーティングの袋に入っています。
これを溶いて水で希釈して5Lの液とします。
この液150tをさらに水で希釈、300tとしました。

そのままではpHが11.5程度なのでフジの酢酸を300tに対して2tぐらい入れて10.5まで下げました。

Nikon S2 nikkor 50mm/1.4 (fuji 記録用ネガカラー100) 
中外ミニラボ用現像液ABC 150cc→300t 酢酸2t pH10.5-6
36度2分30秒 硫酸アンモン系定着5分



[4] Re: ネガカラーの発色 通太郎爺さん - 2021/08/16(Mon) 15:50 No.19747  

ヒストグラム
1504 x 900 (470 kB)


pHを少し高め(ネガ用で10.5-6程度)にしてサッと仕上げるとポジ風味の発色となります。



[5] Re: ネガカラーの発色 通太郎爺さん - 2021/08/16(Mon) 15:57 No.19748  

ヒストグラム
1500 x 874 (341 kB)


安価なフィルムでも、現像液によって少し上のクラスに入れてもらえそうな感じもします。

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