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[No.19702] カラー現像液のpH


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[392:4] カラー現像液のpH 投稿者:通太郎爺さん 投稿日:2021/07/29(Thu) 15:19 No.19702  

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1400 x 850 (292 kB)


ネガカラーの場合はpHが10-10.3程度に抑えないと、奇麗に発色しません。
前回の現像では、ネガ用のストック液が切れていたので、リバーサルフィルムの発色液で無理やりやりましたが、カメラのシャッター速度低下も加わって現像過多の状態となってしまいました。
ネガカラー液のpHは10.0に近いことがベストです。
クエン酸では下がりきらず、乱暴ですがフジのストップ用の
酢酸をぶち込みました。

Arco 35D (fj記録用100)
中外AB液(ポジ用stock)80t+W80cc+(ポジ用使いまわし液)140cc+CD-4 3g pH10.7+クエン酸1.1g pH10.6+酢酸(50%)1cc pH10.1 36度2分30秒



[2] Re: カラー現像液のpH 通太郎爺さん - 2021/07/29(Thu) 15:25 No.19703  

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1383 x 850 (285 kB)


中外写真薬品からはポジ用の液も出ていて、これの古いものだと思います。
ポジの発色液として使っているのですが、ストック液のpHは12.5-13近くもあります。
CD-3は液を酸化させる力が強いようで、このぐらいにしておかないとポジカラー用のpH12.3程度にならないのでしょうね。
とりあえずは酢酸で下げても大丈夫なようです。



[3] Re: カラー現像液のpH 通太郎爺さん - 2021/07/29(Thu) 15:34 No.19704  

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カラーの場合は、光の受け渡しに使った銀塩を漂白と定着で流してしまうので仕上がったフィルムに残るのはカラーカプラーのみとなります。
ポジカラーの場合は、銀塩をいったんは完全に現像して、動かないようにしてからカラーカプラーの現像にかかるのでよいのですが、ネガの場合は銀塩の現像とカラーカプラーの現像とが同時に進行しますのでそこで解像力が落ちてしまうような感じです。



[4] Re: カラー現像液のpH 通太郎爺さん - 2021/07/29(Thu) 15:49 No.19705  

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1336 x 850 (307 kB)


見た目の解像感が悪いと大伸ばしが効きません。2L程度ならどんな現像でも差はわかりませんが、A3とかA3ノビとかになると目立ちます。
自家現像の場合は大きくプリントされることも多いと思いますが、とにかく露光オーバーと現像過多は要注意でしょう。
ASA100なら200-400程度でも十分なのですがクラカメではシャッターが遅くなっていることが多いので絞り切れないことによる失敗がよくあります。
ネガカラーは薄く仕上げることにしています。

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