ヒストグラム
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18904ではstock 50cc に水200㏄を加えて少し希釈したものにウナたれ用の使いまわしの液150㏄、全量で400㏄として使っていますが、今回は普通のウナたれでstock 30ccに使いまわし270㏄を加えて普通のウナたれ液としています。
やはり室温のままで30度5分ですが、全く問題ありません。定着はミニラボ用1/4希釈で10分です。
現像時間や温度は一応一般的なD76の20-24度で指定されていますが、塗られている感光剤が昔とは大違いなのにここだけが変わっていません。
おそらく数百本単位での実験などやっていないものと思われます。
昔のままでやってみたら一応の画像は順調に出るのでこれで良しとしているのでしょう。(出るのは出ますから・・)
銀塩はどうせすたれてゆくという意識があって、まじめな研究もせず研究部門もおざなりなんでしょう。
リバーサルカラーの第一現像がモノクロなのに38度の高温でOKなのです。
第一現像を終わったところでフィルムを見てみれば立派なモノクロ画像が見えることは皆さんもご存じだと思います。
もしあの時画像が荒れたり崩れたりするようなら色を乗せるだけの発色現像で出てくる画像はでたらめなはずですが、そんなことはありません。
銀塩の周りを発色カプラーが取巻いているにしても38度で何の支障もないはずがありません。
この温度でも平気なのだと思います。
ならば、夏の室温で平気なはずで、結果その通りでした。
コロナの夏の巣籠り現像を室温で大いに楽しんでください。
Graphic fujinon 65mm/5.6 (bergger 400シートフィルム)
D76(stock)30cc+old270cc=300cc 30度5分
Fix中外ミニラボ用1/4希釈10分 JOBOタンクによる回転現像