[No.83] 外国の真似
真似といえば飲み物も同じですね。ビール、ウイスキーを初めコーヒーも紅茶もソーダ類等も日本古来のものではありません。これらは全て、肉や牛乳類を好み、それで体格を維持している民族に適合したものなのかもしれません。日本も戦後、食事の西洋化が進み、自然に飲み物も洋風化したのでしょう。日本人が日本民族固有の食事に戻れば飲み物も変わるはずです。例えばクリームやバターをたっぷり使った洋菓子には、お茶よりコーヒーや紅茶、という人が多いように、和菓子の場合お茶を添えるのが常識的ではないかと思います。お茶も「茶色」と言うように中国から渡来したときはウーロン茶や紅茶のように「茶色」をしていたそうですから、常飲するならウーロン茶風が良いのかもしれません。カフェインを残した緑色のままの茶葉を薬草として飲むようになるのは、かなり後になってからだそうですが、高価だったので一般的ではなかったようです。日本人に合った飲み物は、やはり日本古来から日本人が食べてきた米や麦、豆などを材料としたものが口に合うのかもしれませんね。
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