[No.224] 湯冷め防止
冬の入浴で湯冷めをする方も多いと思います。寝るまでの時間に少し寒くなってしまうと体から熱が奪われて風邪を引きやすくなります。これを防ぐには風呂で良く温まるのは当然ですが、出る直前に手足に水のシャワーをかけるのが効果的です。心臓に遠い部位から順に掛けてゆきます。先ず右足の足首まで、次に左足の足首まで、三番目は右手の手首まで、最後が左手の手首まで、というように冷やしてゆきます。こうすることによって体中の汗腺が収縮して無駄な放熱を防ぎ、体全体が冷えるのを防ぎます。全身に水をかぶるという方も居ますが、訓練した人でないと心臓発作を起こす危険性があるので、一般的には手足にとどめるのが安全だと思います。皮膚の収縮機能を高め、皮膚呼吸を旺盛にする効果もありますので、小児喘息などの予防や治療にも効果があると言われています。せっかく風呂で温まったのにと思われがちですが、逆にこの方が長く暖かいままでいられる感じです。
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