[No.215] 魚と放射能
放射能の海洋汚染が止まりません。「日本原子力研究開発機構は海洋への放射能放出総量が1.5京ベクレルを超えるとの試算をまとめた」とあります。日本の政府の暫定規制値は500ベクレルだそうですが、ドイツ放射線防護協会では大人は8ベクレル、子供は4ベクレル以下にするべきだという基準値を示しているようです。漁業者にはお気の毒ですが、放射線による遺伝子の損傷を気にするなら、魚はどこの物であれ食べない方が安全でしょう。魚も肉も、一切食べないダイエタリービーガンには関係ないことですが、一般の人々はそうはいかないでしょう。しかし子供達にとって危険があることは確かなので減らすかやめる訓練をするかしかないと思います。では植物はどうかといえば植物にも放射線は降りかかりますから同じと思われますが、これがどうも違うらしいのです。チェルノブイリの禁止区域で生活している人達の方が外に逃れた人達よりガンが少ないし長命であると言う調査結果があるそうです。データは知っていますが日本人ではないので、そのまま当てはまるかどうかは不明です。危険地域の外に出た人たちは補助金のようなものを貰えるので肉や魚を食べる機会も多く、逆に許可無く危険地域にいる人たちは物資の輸送も無く自分の畑で採れた僅かの野菜や穀物しか食べられません。この差が放射線障害の差となって出ているのではないかとの推測が発表されていました。だとすれば、日本人は元来草食なのでこれが当てはまる可能性は大きいと思います。肉と野菜の+−の電荷のせいでは?と言う人もいますが、肉に入っている放射能物質は食べれば生体に残り、植物は自分が持っている以上に生体内の放射能物質を吸収して排泄してしまうからではないかとの説もあります。肉や魚(動物由来のもの)を食べないことはガンだけではなく放射能からも身を守る方法の一つかもしれません。
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