[No.210] 牛がかわいそう?
原発事故の為に犠牲になった牛がかわいそうと聞くと、牛など動物質の物を一切食べない私には不思議な感じがします。事故で放置された方が牛は長生きできたのかもしれないし、人間に食べられる為に殺される恐怖心は動物としての直感で感じていると思うので、これが無いだけでも幸せだったかもしれないと思ってしまいます。食べ物としてしか考えないならば「もったいない」はあっても「かわいそう」は妙な感じです。日本人は元来動物質のものは殆ど食べない民族であったと思われますが、ごく稀に毛皮を取る為に殺したウサギやイノシシ、鹿などの肉を捨てて腐らしてはバチが当るという心情から食べたのかもしれません。心情的にはそれらの動物が生き返って仕返しされるのが怖い、、から始まったものかもしれません。中学生の頃、学校の近くに屠殺場がありましたが、そこへ引かれてゆく牛の、悲鳴にも似た悲しそうな泣き声が今も耳についています。以来、牛肉が苦手になりました。人夫々に味覚は違いますし、食に対する考え方も嗜好も違って当然ですが、健康面から見た場合、動物質の物を多食しない方が安全には違いないようです。この際、牛などは何かの祭事にでも食べることにして、その節は思いっきり上等の肉を少しだけ食べるというのも健康面からは良いかもしれませんね。
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