[No.208] 大腸ガン
大腸ガンは、食事との関係が非常に深いガンのようで、相談に見える方の全員が決まったように動物性乳酸菌ヨーグルトや飲料を続けておられた方です。肉食をはじめ油類の摂取も多く米や野菜の量が少ないのです。野菜を摂っていると言う方に聞くと、天ぷらや炒め物で摂取されるので油を切るという養生的に見れば何の意味も無い食べ方となってしまいます。大腸はかなり丈夫な臓器らしく、少々の無理ではへこたれないようですが動物性乳酸菌の腐敗した酸にはさすがにやられてしまうのでしょう。他民族のことは分かりませんが、少なくとも日本民族の多くは、動物油脂系の酸味の強い乳酸菌を食べると、腸の中で腐敗してしまうような気配です。白人などより腸が長いといわれていますが、そのせいなのか、そういうものを分解する酵素が弱いのかは分かりません。便秘に効くようなことも言われますが単純に見ると下痢症状が続いているだけだったりします。便の切れが良く、ほとんど拭かなくても済むような状態で柔らかいのが良いのですが、動物系乳酸菌の場合は、下剤をかけたような状態に近くなったりするので、直腸ガンになったりもします。大腸ガンの場合は末期には腸閉塞状態になりそれだけで命に関ります。緊急手術になることも多いのですが、手術の後に食事療法を始めれば、たとえ大腸ガンそのものが末期であっても充分に間に合いますので心配要りません。食物を分解するのに乳酸菌が有効だといわれていますが、日本人の場合、ほうれん草等の野菜、納豆、味噌汁などからもそれに似た分解酵素を摂取できるそうです。最近では植物性乳酸菌と豆乳で作ったヨーグルトなども出回ってきていますので、これを利用しても良いかもしれません。
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