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昨日は熊野で「幕末の写真師　田本研造〜土方歳蔵を撮った男」の企画展があり出かけてきました。
爺さんが「今日は熊野へ行くぞ」と言ったので私は密かな目論見がありました。
きっとバイカオウレンが咲き出しているはず、爺さんの気分次第で頼んでみようと思い心弾みました。
車も叔父が亡くなり私達二人なら軽でいいので、爺さんが今まで一番にくたびれなかった車種のパジェロミニに乗り換えたところです。
やはり、４駆なので山道も安心感があるのか企画展を見終わった後で頼んだところ行ってくれることになりました。

バイカオウレンは見頃とばかりに咲いて私達を迎えてくれました。
群生地の山道に足を踏み入れた途端に最初に出迎えてくれたバイカオウレンです。

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川筋のせせらぎの音を聞きながら妖精のように羽ばたいています。

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あちらこちらと目移りがするほど咲き乱れていました。

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帰りがけ出口のところでコセリバオウレンガ「私はここよ」と声をかけてくれました。
自生地で初めて出会ったコセリバオウレンです。

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爺さんが目的に出かけた「幕末の写真師　田本研造〜土方歳蔵を撮った男」の企画展は見応えがありました。
三重県には日本の写真の元祖たる人物がが二人も居たのですね。
一人は堀江鍬次郎で上野彦馬に科学的な写真の技術を教えた藤堂藩士です。
堀江鍬次郎は藩士故に表には出ず科学的技術の全てを上野彦馬に教えたのです。

そして熊野出身の「幕末の写真師　田本研造〜土方歳蔵を撮った男」です。