14年前の今日10月6日は私の卵巣癌の手術の日で生かされていることを実感する日でもあります。
卵巣、子宮、小腸(20センチ)、大網、盲腸、リンパ節(54箇所)の摘出で10時間に及ぶ手術でした。 30数種類の中で一番悪質な癌で強力な抗がん剤を全クール使用しなければ1年の余命もないとのことでしたが化学治療を全て断り退院してきました。 退院後の14年間は1度の入院もなく一切のお薬も使用せず普通の生活で今も元気にしています。 死を潔く受け入れたのも効をなし、その後の野菜食で今があります。
野菜食と言っても全てが温野菜で、味噌汁、湯がく、煮るなどの調理で、油や乳製品(牛乳、バター、チーズ、ヨーグルト、生クリーム)は一切使いません。 蛋白は豆(豆腐、煮豆など)、乳酸菌は味噌、納豆、漬け物など腸の長い日本人にはゆっくり発酵する乳酸菌がよいようです。 お米も7分搗きか白米です。
今、流行の生野菜、生野菜ジュース、玄米などではありません。 癌は胃の消化の良い物でないと克服が難しいようです。 生野菜は消化が悪く、シュウ酸などもありアクも強いので多食は日本人の胃には向いていないようです。 玄米も周りの糠が酸化して不消化になり、ネズミも玄米より籾付きの方を食べると聞いています。
草食人種の日本人の胃液は薄いので不消化な物を頂くと消化する酵素だけでは無理なので免疫の酵素も応援に駆けつけます。 免疫がお留守になるので癌が進行してしまいます。
生野菜、玄米で食養生していらっしゃる中には進行している方々をお見受けします。
私のような温野菜の食養生は痩せても健康的で顔なども張りりがあるので、痛々しくは見えないようです。
激痩せしたり、顔が黒っぽくなったりしたら生野菜の多食で肝臓も悪くなっている危険があります。 日本人は外国人のように肝臓も強くないのでお酒も強いのは飲めないことはご承知だと思いますから、食事も外国人の真似ではなく昔からの日本人の食事に戻すことが必要ではないでしょうか。
最近、生野菜、玄米と少し日本人の胃にふさわしくないと思える食養生が広がっているので手術から15年目の今日、こうしてしたためさせていただきました。 私の癌克服の手記は下記からお入りください。 http://macchann.net/Cancer_Illness_Recorded/?page_id=7
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